気が付けば大晦日イブ。怒涛と混迷の2020年を振り返る

オザワークスです。

2020年も残すところあとわずかとなりました。

12月30日。ふと、今年最後のブログ更新じゃないかと気が付き、これは書き溜めた記事を吐き出してる場合じゃねえ、ということで急いで2020年の思い出し記事の作成に取り掛かるのでした。

2020年は株高から始まった

2020年を振り返るうえで今回は、自分のブログのカテゴリーである「米国株・今週の配当」の見出しに現れるその時々の状況を見てみたいと思います。

説明しますと、ぼくのブログの「米国株・今週の配当」というカテゴリーは、毎週その週にもらった配当金の説明とともに近辺で起こった物事に対するつぶやきじみた内容が主です。

早速行きましょう。

2020年の年明けは株高から始まりました。

何だか知らないが、米国株は上がる上がる。2月の時点でダウ平均は当時としては最高値の2万9500ドルとかに到達していたんじゃなかったかな。

もう3万ドルにこのまま行っちゃいそうな勢いで、米国株を楽観視する記事を当時のぼくも書いています。

いやあ、浮かれていますねえ。

3月~4月、コロナショックで瀕死に

そして2月も半ばを過ぎてから、いよいよヤツが、ヤツの影響が本格化してきます。

言うまでもなく新型コロナです。

2月下旬、コロナショックが始まり、全世界の株式が暴落し始めます。

この見出しでは「ダウ急落2万9000⇒2万5000ドル」と書いてありますが、これはまだ暴落の序の口で一時的には2万ドルを割るところまで下がっています。

いや、コロナショックはまさしく暴落で、それプラス複数銘柄の配当停止、その後の株価の乱高下など株価の暴落以外にもその余波を数か月にわたって与え続けました。
まったくひどい状況でした。1月の株高は一体どこへ行ってしまったのでしょう。ブログタイトルにも当時の混乱が見て取れます。

3月~4月あたりは株式資産の損傷で辛い思いをした方も多いことでしょう。

それプラス4月からは実体の経済も止まり、職を失い収入を絶たれてしまった方もいるはずです。お気の毒です。

春~初夏、暴落を経験して自分の投資が進化する

そんなコロナ禍の中でも4月下旬ごろからは株価も回復していき、6月の第1週にはダウ平均が2万7000ドルまで回復したようです。

この記事以降、株価を心配する記事はありません。2020年末には3万ドルを超えています。

株価がコロナ暴落から抜け出すのと同時期にぼくの投資家としての気持ちにも変化が表れてきます。

コロナ暴落に直接さらされた経験からフィードバックして、自分の投資の方針が変化し始めます。

具体的には、簡単に無配になってしまう(経営が悪化してしまう)個別株をメインにするのをやめて、株式ETFへの重視です。
我がことながら、もがいていますね。

やっぱETFでしょ

コロナでわかったことですが、個別株は難しいです。経済成長と個別企業の成長は同期しないのですね。考えて見れば当たり前ですが。

長期的な全体の動きと個別の動きは異なる。

個別の動きはわからないので、長期的には成長が約束されている全体に投資しよう、となりました。

それが2020年の7月で、それからは米国全体や世界全体に投資できるETFばかりを買っています。

具体的にはこのあたりのETFです。この辺はまず間違いありません。

  • 【VOO】バンガードS&P500ETF
  • 【IVV】iシェアーズ・コアS&P500ETF
  • 【SPY】SPDR S&P500ETF
  • 【DIA】SPDRダウ工業株平均ETF
  • 【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
  • 【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケット
  • 【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストック

この辺の期待を裏切らないETFで最低1000万円くらいの資産を作っておいてから、好きな個別株投資を楽しむといいと思います。

どうせ素人は個別株で失敗しますから。多少失敗してもいいように初めに大きなゆるぎない「山」を作っておくという考え方です。

順番の問題なわけですね。

こういった今現在のぼくの考え方に変化していったのが、4月~6月くらいの頃だったわけです。

夏以降、米国株が順調だとブログの内容はカオスに

2020年の夏以降は、ぼく個人としての投資方針は決まったのでそれを淡々と実行していくだけになっています。

一部の期待できそうなETFのみを買っていくスタイルです。

それだけだとブログが持たないので、夏以降「米国株・今週の配当」の内容もカオス気味です。

好きなプロ将棋のことを書いたり、

米国大統領選の年でもあったので経済や政治のことも書いたり、
全力でネタに走ったり、
ネタに走るときは、特に書くことがないときですね。

言いたいことはただ一つ「投資は楽しい」だけ

並べてみるとホントしょーもない役に立たないことばっかり書いているこのブログですが、これはこれでいいのです。

投資もブログも、本人が楽しそうにやっているのがいっち番良い状態です。

ぼくがこのブログで言いたい本質は、米国株は儲かるでも、投資しないと将来が悲惨だぞでもなく、

投資って楽しそうでしょ?

です。

投資家が楽しそうに儲けたり損したりする。

証券会社に文句を垂れたり、画期的な投資法を思いついたり、株価の下落が不安で眠れないことを告白したりする。

自分の低収入を嘆いてみたり、時の政権に文句を言ってみたり、アレが欲しいコレが欲しいとつぶやいてみたり。

このブログだけでなく、他の投資ブログも含めて、なんかお金の関係でワチャワチャやっている感じってなんか全部含めて楽しそうじゃないですか?

ぼくなんて、他の人の投資ブログを見てあーだこーだジタバタやってると「やってるなあ」なんて思って心がほっこりします。

絶対書いている人も「おはギャー」なんて楽しんで書いているはずです。

投資にまつわるあれやこれやが全部楽しいんですよ。それがにじみ出てる。

そういうワチャワチャ感っていいよね、ってことは伝えたい。

2021年、生き方変えてみませんか?

ぼくは投資で成功するための情報を投資ブログから得ようと思って調べたりすることはほぼありません。

そういう情報は間に合っています。

もちろん投資ブログにそういった価値を見出すことの意味はわかりますよ。

でも、儲かるための情報をずうっと調べ続けるのって、なんか空しくなるような気がするんですよね。

楽しくないというか。

ぼくは、真面目過ぎたり、実用的過ぎたりするよりは、何事もどこかユーモラスであったり、脱力しているほうが好きです。

そのほうが楽しいんですね。

肩に力が入って体が強張っていては、せっかくの投資も、ブログも楽しめません。

……何か、忘れていませんか?

日々忙しく、結果を出さなければいけない毎日の中で、数字だけを追い求めていませんか?

来たる2021年は、前のめりに儲けようとする姿勢から脱却してみてはいかがでしょう。

ぼくはいつだって自然体。

全裸にネクタイが正装のオザワークスでした。

良いお年を。

"share"とは株式を意味する英単語でもある

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ABOUT US
オザワークス
なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。