ロスカットとは? CFDでロスカットがある理由





オザワークスです。

CFDで米国株に投資しているブログなんかでは、3日にいっぺんは「ロスカットが、ロスカットで」みたいな事が書かれています。言うまでもなく当ブログです。

じゃあ、CFDの投資家がそこまで気にする「ロスカット」って一体何よ? ロスカットして、誰が得するのよ? というのが今回のお話です。

ロスカットとは?

ロスカットとは、ロスをカットすることです。ロスとは、損のこと。損を切る。ロスカットは日本語では損切りと呼ばれます。

例えば、ある株を買って、買った瞬間から株価がずんずん下がっていったとします。悲しいですね。

しかし、悲しんでばかりもいられません。投資家はその下がってしまった株をどうするのか、決断しなければいけないのです。

これから上がると信じてそのまま保有するのか、さらに下がるのを嫌がってここで売ってしまうのか。売った場合が、損切りをした、ということです。

現時点でもうある程度損はしているけれども、これからさらに損しそうだから、今のうちに売ってとりあえず「止血」する。ロスカットとは、そういうものです。

システマチックなCFDのロスカット

GMOクリック証券のCFDのロスカットは、もっとシステマチックです。CFDで株を買うとその株には必ず「ロスカットレート」というものが設定されます。

ロスカットレートは、言葉の意味通り、ロスカットの値です。株価がその値になった瞬間、ロスカットが実行されます。

実際に株を売却するのは証券会社が自動的に行なってくれるので、投資家は何もする必要がありません。CFDでは、自動的に損失の拡大が防がれるのです。

CFDで株を買ったよ!

株価が下がってロスカットされたよ!

ロスカットされたので、これ以上損することはないよ!

ロスカットは誰のため?

CFDはレバレッジありの投資です。それはつまり、ドンと儲かる反面、集中豪雨土砂崩れ的な損失を生み出しうるものでもあります。平たく言えば、投資元本以上の損失です。

そのため、このようなロスカットシステムがないと、取り返しの付かないような事態になりかねません。その意味では、ロスカットがあることによって我々投資家は助かっています。

GMOクリック証券の「よくある質問」ページでも、CFD取引のロスカットについて教えてください、という質問に対して、

建玉を保有している状態で予想とは反対方向にレートが急変した場合、許容範囲以上の損失を抱えてしまうリスクがあります。
お客様の損失拡大を防ぐため、含み損が一定基準に達すると自動的に建玉を決済する「ロスカット」のルールを採用しています。

と、お客様の損失拡大を防ぐため、との記述があります。

やっぱりロスカットは投資家のために作られたセーフティネット。証券会社の人たちはとても優しいですね。

ロスカットシステムの真実

なわけねーだろ。

CFDのロスカットシステムは確かに投資家の損失を限定的にする機能を持ちますが、それは結局は副産物です。

証券会社がロスカットをするのは、100%証券会社自身のためです。

CFDはレバレッジありの投資です。それはつまり、投資家が担保として証拠金を差し出し、お金を借りて投資をするということです。

お金を借りる? 誰から?

もちろん証券会社からです。投資家にお金を貸している証券会社は、株価が下がることによって自分が貸したお金が返って来ないことを一番気にします。

そのためのロスカットシステムです。また概念図を使って説明しましょう。

株価10ドルのある株を買ったとします。資金は1万円で2万円分買ったとします。つまり、レバレッジは2倍です。その場合のロスカットレートの最低値は5ドルになります。

こんな感じ

注意が必要なのが、証券会社から借りた分のお金がどこにあるのか、です。CFDで株を買う場合、投資家が自分で出したお金と証券会社から借りたお金が、一見混ざり合って株を買っているように見えます。

が、それは違って、実際には上の図のように分かれた状態です。投資家が自分で出したお金は常に上側、つまりロスカットレートより上に配置され、証券会社から借りたお金は常に下側です。

これがどういうことなのかということは、買った株が下がり出せばわかります。

株価が下がってロスカットされました。ロスカットされることによって、投資家の損失拡大は防がれたのかもしれません。

が、しかし、ロスカット(株の売却)によって確定した損失は、イコール投資家の投資元本でした。一方で、証券会社が投資家に貸し付けたお金は手付かずのまま、証券会社の金庫へと戻っています。

これがもし、ロスカットというものがなかったとしましょう。株価が下がり始めるとまず投資家の資金が溶けてゆくのはここでも同じ。けれど更に株価が落ちると、証券会社の貸したお金にまで損失が及び始めます。

お客(投資家)が損するのは勝手だとしても、証券会社にとって、証券会社が損することだけは容認できない事態です。そして、そのためのロスカットシステムなのです。

ロスカットは、まず証券会社のためのもの。投資家を救うのは、おまけ。これがロスカットシステムの真実です。

まとめ。証券会社も商売人。別にいい人ではない

ロスカットは投資家の損失を限定的にします、とかって文言が、証券会社のウェブページにはよくあります。それは嘘ではないんですが、主目的ではありません。あくまで証券会社の財産を守るのが第一です。

彼らも商売でやっています。ボランティアではないんですよ。

もしロスカットがなくて、また何年か前のスイス=フランショックのようにロスカットも間に合わないような相場の急変が起きたとしましょう。

レバレッジを考えてないバカな投資家は、一瞬にして数千万円とかの損失を叩き出すわけです。もちろん、証券会社は数千万円を払え、と投資家には言います。言いますが、現実的に全額を回収するのは無理でしょう。

貸した金が返ってこない、それは証券会社にとって大損です。そのような事態をできるだけ防ぐためのロスカットシステムです。

CFDやFXは、投資家が損すると証券会社が儲かるのが基本的な仕組みです。ですが、投資家の損が想定以上に大爆発してしまうと、逆に証券会社まで損をしてしまう。面白い仕組みです。

CFD取引口座を作るための審査がちょっと厳しいのも、大損を爆発させるようなアホな投資家を選別するためです。この辺もつながってきますね。

投資家には程よく損をしてもらう。ロスカットはそのための証券会社のツールだったわけですね。

はい、では、いつもの宣伝です。オザワークスは、GMOクリック証券のCFDでロスカットに日々怯えながら米国株に投資しています。

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オザワークスでした。

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なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。