ダウ暴落! CFD投資における下落時の3つの心得





オザワークスです。

日本時間の2018年10月11日朝、NY株式市場のダウ平均が、前日比831ドルのマイナスで取引を終えました。いきなりの大幅下落です。

ダウ平均の6ヶ月チャート

上下にうねりながらも数ヶ月上がってきての、ズドーン!

突然でした。でも投資とは、株とはこういうものです。ズドーン! ボカーン! ドガーン! いつも何の前触れもなく突然やられます。

個人投資家は、その中でもCFDの投資家は、突然の下落に常日頃から備えておかなければなりません。

今回は、CFDで米国株に投資する場合における、株価の下落への備えや対応の例を紹介します。

株は下がるもの。決して珍しくはない下げ

11日の朝、ダウ平均が前日比831ドルの大幅な下げで取引を終えました。ぼくも朝ポートフォリオを見るなり全銘柄がマイナスで「どっひゃあ!」と声を上げてしまったクチです。

株式投資を始めたばかりの方は、このような下落に遭遇して「もうだめだ。もう終わった」と思うかもしれません。

が、それは早計というもの。「この程度」の下落は、実はちょいちょいあることです。今年の2月にもありました。そんなちょいちょいあることで、いちいち「終わった」などと悲嘆に暮れていられません。しっかり前を向きましょう。

勝手に「終わった」などと思って自分の投資を終わらせてしまうことこそが、最大の悪手です。

CFDでは株価の下落は、投資の終わりになってしまう場合がある

とはいえ、株価がいっくら下がろうが何しようが、とにかく保有して配当さえいただければいい現物株とは違って、CFDでの株価の下落が怖くないと言えば、それは嘘になります。特に対処に間に合わない急落の類は。

何故CFDにおいては株価の下落が怖いのかは、レバレッジを説明する記事で書きました。

CFDでの配当投資に必須。レバレッジを効かせて配当利回り倍増計画

2018年9月5日
簡単に言えば、CFDでは手持ちの1万円で3万円分の株を買う、というような取引が可能です。これをレバレッジと言います。

株を買った3万円のうち、2万円は証券会社から借りた借金です。このようにお金を借りて株を買っているため、投資家は自分の自由に投資をできません。

特に買った株が一定以上下落するような状況だと、お金を貸している側の証券会社が、強制的に投資家の株を売り払って借金の回収を行います。これがロスカットで、CFDにおいて株価の下落が怖い理由です。

株を勝手に売却されては、配当をもらうこともできなくなります。CFDの投資家は、どうにかしてこのロスカットを防ぐ必要があるわけです。

ロスカット=悪、ではない。ロスカットを上手に使った投資法も存在する

ロスカットされてはいかん! などと書くとまるで「ロスカット=悪」みたいな図式ですが、そうではありません。

ロスカットは、ロス(損失)をカット(切る)するわけですから、株が勝手に売られるというだけではなく、今以上の損失の拡大を防ぐ、という見方もできます。株が今下げ止まるとは限りませんからね。投資家を守っている、とも言えるわけです。

このロスカットという機能を上手く使って、損失を限定しながら行う投資法もあります。むしろロスカットを積極的に使っていくのですね。

とはいえ、ぼくの配当投資は、買った株はずっと保有しっぱなしが基本です。だからロスカットは避ける方向で行きます。どちらが正しいというものではありません。投資観や投資法の違いです。

ロスカットされないために。レバレッジは2倍まで

では、ちょっとやそっとの下落も怖くない、堅実なCFDの投資を解説していきましょう。

まず、今回のような株価の急落が起こる前の段階、株を買うところからです。

ぼくがCFDで株を買う場合、自分の資金1万円で2万円分の株を買うようにしています。これをレバレッジ2倍と言います。

GMOクリック証券の外国株CFDでは、最大レバレッジ5倍(1万円で5万円分)の取引ができる仕様になっています。いますが、より多くの株を買えるチャンスを捨ててまで、ぼくはレバレッジ2倍にとどめています。

理由は、そのほうがロスカット(強制決済)されにくいからです。

CFDで株を買うと、現在の株価より低い位置にロスカットレートという値が設定されます。ロスカットレートとは、ロスカットされる株価のことです。現在の株価が下がってロスカットレートに一瞬でも重なるとロスカット、はいさよならです。

レバレッジ5倍など高レバレッジで買った株のロスカットレートは、現在の株価のちょっと下ぐらいです。なので、いざ株価が下落すると結構簡単にロスカットされてしまいます。

その点レバレッジ2倍で買っておけば、株価が半分まで下がった段階でようやくロスカットです。現在の株価とロスカットレートの間は広いです。この間が安全圏なんですね。

レバレッジを上げると同じ資金でもたくさんの株が買えて、もらえる配当金ももちろん多くなります。いいことずくめですが、ちょっとした下落でロスカットされてしまっては、意味がありません。安全性を考えて、株を買うときはレバレッジ2倍までにしておきましょう。

ロスカットされないために。定期的な入金&買付け

ここに投資資金がとりあえず20万円ある。今株が下がっているし、これで40万円分の株をドンと買おう!

こういうのは、やめたほうがいいです。ドンと買ってその後も投資資金が続くならいいですが、追加の資金がない状態でさらに株が下がったら、どうするのでしょうか。どうしようもありません、ロスカットです。

ぼくは毎月、1万円で2万円分の株を買っています。大体毎月です。これの意味は、コンスタントに株を買って株数を増やし配当金も増やす、ということももちろんありますが、CFD口座に定期的にお金を入れる意味もかなり大きいです。

買った株が下がると、CFDの口座全体が段々と乾いて干からびていきます。これがもし完全に乾ききってしまうと、ロスカット、はいさよならです。イメージですけどね。

定期的に、できれば毎月新たに入金してレバレッジ2倍で株を買う。そうすることによってCFDという池の干ばつは防がれ、ロスカットされにくくなります。

株は急に下がることもありますが、大抵はやんわりじんわりと下がってゆきます。定期的な入金&買付けを行えば、CFD口座内に常にある程度の余裕を持たせられ、株価の下落を吸収してくれるのです。

その辺のことはこの記事で詳しく書いています。

ロスカットレートとは何か? CFD投資の本質がここにある

2018年9月27日

ロスカットされないために。ロスカットレートはこまめに調整

相場が急落しても、その下落幅は銘柄ごとにまちまちです。ドカンと下がった銘柄、ほとんど動かない銘柄、中には上がっている銘柄だってあります。

それら銘柄ごとのロスカットレートを調整してあげましょう。

ロスカットレートは、可能な範囲で投資家が自由に決められます。配当投資の場合は、もちろん設定可能な範囲の下限がベストです。

しかし、相場の急落で特に下落幅の大きい銘柄などが、思わずロスカットレートに接近してしまうことがあります。

そんな銘柄を守るため、ダメージの軽い銘柄のロスカットレートを上げ(現在の株価に近づけ)、深い傷を負った銘柄のロスカットレートをさらに下げてやる(現在の株価から遠ざける)。緊急的な、ロスカットレートの調整です。こうして急場をしのぎます。

CFD口座内で帳尻を合わせることが条件ですが、相場が平常運転時でもロスカットレートの調整はこまめに行なって、バランスを取ってあげましょう。

ただし、ロスカットレートを上げた銘柄は、それだけロスカットという死に近づいたことになります。放ったらかしにしないであげてください。より細やかな目配りが必要です。

ロスカットレートの調整は万能ではありません。前述の「レバレッジ2倍で株を買う」「定期的な入金&買い付けを行う」の2つを実行することでCFD口座内にある程度の余裕が生まれ、それによって初めてロスカットレートを調整できるようになるのです。

普段からカツカツキツキツな投資を行わないこと。これが何よりも鉄則です。

ロスカットされないために。祈る

でき得ることをやったら、あとは祈ります。一日のうちあまりにも長い時間、投資や相場や株価のことを考えていても仕方がありません。

相場は自分ではコントロール出来ないものなのです。やるだけやったら、寝ましょう。もし不安で眠れないのなら、あなたのCFDはどこかしら問題があります。そういうときは基本に立ち返り、自分が何を求めて何のために投資をしているのか、考えてみることをおすすめします。

ぼくの場合は、1にも2にも配当金です。できるだけ簡単に、楽に、そしてたくさんの配当金を得るために投資をしています。そのために何をどうするのか、自分の取るべき行動が自ずと決まってきます。

考えたら、今日はもう寝ましょう。いや、ただ寝るのも惜しいですね。自分の好きなことでもしましょう。バイクや車でドライブやツーリングに行ってもいいし(どっちも好き!)、ぼくは最近ずっと将棋に凝っているのでネットで将棋を指します。

しかし、なんといってもおすすめなのは、ブログを書くこと! これです。

まとめ。一撃死を避けるためにも普段から余裕のある投資を

まとめです。

株価の下落によってロスカットされないための3つの心得を書きました。

1つ目は、株を買う段階から無理せずレバレッジ2倍にとどめておくこと。

2つ目は、定期的に入金と株の買い付け(もちろんレバレッジ2倍)を続けること。株が高くても低くても、関係なく定期的に同じ額買うのが基本です。できれば毎月が良い。

3つ目は、銘柄ごとにロスカットレートを調整してやること。

このくらいですね。株価がじわりじわりと下がってゆく局面では、2つ目の定期的な入金&買付けがかなりの防御力を発揮してくれます。

ただ、今回のような急落は、CFDにとって一番危険なパターンです。ゆっくりと傷を癒やしていく、という作戦が間に合いませんからね。

こういうときのためにも、普段から無理せずに余裕を持った投資を心がけたいものですね。急落は字のごとく、急に来るものですから。

オザワークスは、GMOクリック証券のCFDで米国株に配当目当てで長期投資しています。取引手数料が無料だから気軽に少額から始められますよ。

くわしくはこちら↓から。口座開設も。
外国株訴求A

追加情報。株が下がったからって勢いで買い込むのは失敗の元?

追加で書きます。

11日の急落で「やったぜ株下がったぜ!」とガッツポーズした投資家さんもいるかと思います。ぼくも気持ちはわかります。わかりますというか、結構半分以上はそっち側です。

初心者さんにしてみれば「株が下がって何が嬉しいの?」と思うでしょうが。ガッツポーズした連中の次のセリフは、「これで安く株が買えるぜぇ!」です。株価の急落を、彼らは安く株を買えるチャンスと見るんですね。

その考え方はいいんですが、今朝急落しての今夜買おう、というのはちょっとどうでしょうか。

相場というものは恐ろしいものです。今朝832ドルも下がったからと言って、次の日上がると決まったわけではありません。さらに下がる可能性だって十二分にあるんです。

はい、ドン!

急落から一夜明けた、翌12日朝のダウ平均6ヶ月チャートです。上がるどころか前日からさらに545ドル下げて取引を終えました。

2日間で合計1300ドル以上の強烈な下げ。第一の下げで「これはチャンス」と買い向かった投資家たちは、今何を思う。

初心者の皆さん、これが株式相場です。こういうことが普通に起こりますからね。

ぼくが思うに、もう少し待ってもう少し落ち着いてから買っても全然遅くない気がします。さらにそれよりもっとおすすめなのは、そんなことすら気にせずに毎月決まった日に決まった額を買う、という方法です。

何も感じず、何も考えずに、ロボットのようにただ淡々と機械的に株を買ってゆく。人間は感情がある分、どうしても相場に振り回されてしまいがちです。投資においては、結局ロボットが最強です。

ああ、話は変わるけど、ワンタップバイのCFDでレバ10倍でS&P500を買っちゃった初心者は今何思う。せっかく始めた投資を辞めるなんて言い出さなきゃいいけど。

オザワークスでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。