今週の配当1月第3週 株を売って儲けたら証券会社から「大至急税金払え」メールが来た!

オザワークスです。

最近株高なのでいくつか売って儲けています。すんません。

そんな感じで調子に乗っていたらとうとう証券会社から怒られてしまいました。

「税金ちゃんと払えよゴラー!」

どうやら謝っても許してもらえそうにありません。

あれ、でも特定口座だから納税まで全自動じゃなかったでしたっけ?

色々事情があるのです。

とりあえず、今週の配当から行きましょう。

配当1/18入金分 $26.76
【NGG】ナショナル・グリッド
(楽天・特定) $26.76
配当1/19入金分 $44.76
【OXY】オクシデンタル・ペトロリアム
(マネックス・特定) $0.09

【BBD】ブラデスコ銀行
(マネックス・特定) $10.97

【GSK】グラクソスミスクライン
(マネックス・特定) $20.23

【NTR】ニュートリエン
(マネックス・特定) $13.47
配当1/21入金分 $15.65
【BCE】BCE
(マネックス・特定) $15.65
配当金合計(米ドル)
2021年1月合計 $299.62

2020年1月合計 $424.55
2019年1月合計 $310.10
2018年1月合計 $249.41
2017年1月合計 $233.54
2016年1月合計 $161.96

2021年合計 $299.62

2020年合計 $5689.33
2019年合計 $6118.90
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
2016年合計 $3408.96

今まで全部合計 $28178.48

配当金合計(日本円)
2021年CFD米国株配当合計 ¥1290

2020年CFD米国株配当合計 ¥18020
2019年CFD米国株配当合計 ¥19182
2018年CFD米国株配当合計 ¥9441
2017年CFD米国株配当合計 ¥1327

今まで全部CFD米国株配当合計 ¥49260

2021年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥168

2020年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥1086
2019年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥147
2018年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥12

今まで全部ワンタップバイ米国株配当合計 ¥1413

レガシィ欲しいぞ貯金
現在、35万円!
売買履歴1月第3週
【BMO】モントリオール銀行
(マネックス・特定) 売り 20株 利益確定

【VOO】バンガードS&P500ETF
(マネックス・特定) 買い 5株 買い増し

ETF投資進捗マトリクス
カッコ内は目標保有株数。グリーンは買い付け完了。イエローはただ今買い付け中。
オールグリーンでミッションコンプリート!

シンボル 合計 マネックス SBI 楽天 進捗率
QQQ 29
(30)
10
(10)
10
(10)
9
(10)
96%
VOO 18
(30)
8
(10)
10
(10)
(10) 60%
IVV 11
(30)
(10) 1
(10)
10
(10)
36%
SPY 20
(30)
10
(10)
10
(10)
(10) 66%
DIA 20
(30)
10
(10)
10
(10)
(10) 66%
VTI 10
(30)
(10) 10
(10)
(10) 33%
VT (60) (20) (20) (20) 0%
進捗率 45% 47% 63% 23%  

特定口座で数年ぶりに利益を出して気が付いたコト

はい、今週は【BMO】モントリオール銀行を半分利確して、その代金で【VOO】バンガードS&P500ETFを5株買いました。ETF買い買いシナリオがまた一歩進んだことになります。

まことにお疲れ様です。

【RIO】リオ・ティントを半分売ったのに続いて2021年に入ってから2回目の利益確定売りとなりました。

バイデン様ありがとうございます。

この2回の利確で気付いたこと。

それは、米国株の利確って税金そういう風に取られるんだあ? です。

ここ数年は年初からわざと損失を作って(損出し)いまして、例えその後利確ができても税金を払わないで済んでいました。損失>利益だから。

ところがコロナで2020年はマイナス200万円の損失です。

この2020年のマイナス200万円を2021年の利益にもおっ被せるつもりのため(損失の繰り越し)、2021年は損出しの必要がありません。

それで、特定口座で普通に売って利益を出していたら、普通に税金を取られたので「お!」となったのです。

売ってまともに利益を得たのが多分数年ぶりのことなので、特定口座のシステムについて色々忘れておりました。

ちなみに特定口座っつうもんは、こういうもんね。

楽天証券はハッキリ「金払え」と言ってくる

2021年の1月第1週に【RIO】リオ・ティントを利確したのは、楽天証券の特定口座ででした。

20株のRIOを売り、その足ですぐ【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1を6株買いました。両者はほとんど同じ金額だったと思います。

QQQを買ったら楽天証券での買い付け余力は、ほとんどゼロになりました。

それから数日後、楽天証券からぼくの元へメールが届きました。

【重要】米国株式取引によって譲渡益税が発生したため入金が必要です

前営業日が国内約定日となる米国株式のお取引により、
譲渡益税が発生したため、日本円の預り金が不足しております。

以下の画面をご確認いただき、 翌営業日15時30分までに、日本円での入金、
または、米ドルを円に交換し、不足金を解消してください。

要約すると、株売って利益が出たから税金払わないといけないんだけど、税金分の現金があんたの口座にないから早く入金しろや、という内容です。

ぼくはこのメールを見て目が覚めました。

それまではマヌケにも、納税まで自動でやってくれる特定口座だからなんかきっと上手いこと処理してくれるんだろう、と思っていたのです。

しかし、そうですよね。株を売って1800ドルの代金を手にして、それですぐに別のETFを1800ドル分買ったら、そりゃ税金払ってないですよね。

ちょっと考えればわかることでした。

ぼくは反省し、直ちに不足分の現金を入金したのでした。

税金を払わないと買い付け余力がマイナスに

これでとりあえずはいいはずです。

税金を支払わなければいけないのにそれだけの現金がないという状態になると、買い付け余力の表示が税金分だけマイナスになります。

画像は取り忘れた……。

そのマイナス分がちょうどなくなるようにぼくは入金しました。

楽天証券の現在の余力状況

少し注意したいのは、税金を取り立てられるフィールドは日本円の余力だったことです。

米ドルの現金も上のような感じで少しあったのですが、楽天証券はそれを税金支払いに充てることはしませんでした。

いえ、日本円と比べて米ドルの優先度が低い、というのが正確な言い方でしょうか。

それでも税金を払わないとどうなるのか

優先度が低いというのは、つまりいざとなったら米ドルのほうも差し押さえるということです。

上の楽天証券からの入金督促メールを仮に無視したとしましょう。

そうするとどうなるのか?

楽天証券がぼくの代わりに税金を出してくれるわけがありませんから、まず日本円の現金をあるだけ抑えられます。

それでも足りない場合(足りないから督促メールが来る)、その先の優先順位は正確には知りませんが、日本株などの円資産がある場合にはそれが楽天証券の手によって強制的に売却され、税金の支払いに充てられることでしょう。

それでも足りないと、米ドルや米ドル建ての米国株も強制売却(売却時の取引手数料はもちろん売却した代金から取られる)、というような流れになっていくでしょう。

それでも、全部の保有資産を強制売却しても納税額に届かない場合は?

知りません。

けれど、ただでは済まないでしょうね。恐ろしく面倒なことになりそうです。

プラス、強制売却とかをされている時点で楽天証券でのブラックリスト入りは確実でしょう。

大人しく払っておいた方が良さそうです。

マネックス証券はだんまり。それが逆に怖い

ケース2、マネックス証券の特定口座で米国株を売って利益が出た場合。

ぼくはこれも「どうなるのかなあ~」と思いながら株を売ってから数日様子を見ていました。もちろん、マネックスの口座にも税金分の日本円&米ドルともに足りておりません。

そしたらね、なんとマネックスは入金督促メールみたいなものはよこしてこないようです。

マネックスはだんまりを決め込んでいます。

しかし、預かり資産の金額が、

米ドルの現金の欄がマイナスに行っています。

別の欄の米ドル買い付け余力の表示は$0.00となっていますが、これは実質的には当然マイナスなんですね。

ぼくはこれに気が付くと「オウ……」とビビりまして、直ちに1万円を入金しました。円貨の表示が10079円となっているのはそのためです。普段はゼロ。

足りていない税金分の3052円は、上の10079円から引いてくれると思うけど、それがいつなのかとか何も言ってくれないマネックス証券ちゃんがちょっと怖くなってきた。

上で書いたように、怒りに任せていきなりすべての米国株を強制売却「アタクシ実家に帰らせていただきます!」状態になられると困るなあ。

ここは大人しく1万円を米ドルに換えて恭順の意を示しておくとしよう。

特定口座でも税金のことは気にしておこう

こんな感じで、まず納税まで全自動の特定口座といっても口座にお金がなければ話になりません。

株を売って、その代金ですぐに他の銘柄を買い付けるような場合は、税金に気を付けましょう。

税金分だけ現金を残しておけば、あとは特定口座さんが自動で仕事をしてくれるはずです。

そして、税金分の現金が足りない場合でも、その対応は証券会社によって違うようです。

楽天証券は、足りないものは足りないとはっきり言ってきました。この警告を無視すると大変なことになるでしょうが、はっきり教えてくれるのはむしろ親切かもしれません。

マネックス証券のように税金足りてないアピールがまるでないと、投資家の側が気が付かない可能性も出てきます。

マネックスでは買い付け余力がマイナスになっていますが、これをそのまま放置してそれで済むとも思えません。納税が済んでいませんからね。

いずれ、どこかのタイミングで始末がつけられるでしょう。

このように、証券会社による対応の違いというのも頭に入れておきたいポイントです。

そんなわけで、特定口座で数年ぶりに利益を出してみたらいくつか気づいた点がありました。

みんなも儲けたら税金はきちんと払うんだぜい?

オザワークスでした。

"share"とは株式を意味する英単語でもある

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ABOUT US
オザワークス
なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。