オザワークスです。
PayPay証券で気軽に米国株投資。配当利回りランキングの2019年10月号です。
もくじ
配当利回りランキング2019年10月
ワンタップバイ取り扱いの米国個別株+ETFの40銘柄を配当利回り順に並べてみました。
40銘柄といっても多いので、利回りが2%以上の上位陣だけピックアップしています。参考にしてちょうだい。
10月 | ティッカー | 銘柄 | 配当利回り |
1 | GPS | ギャップ | 5.60% |
2 | TPR | タペストリー | 5.29% |
3 | XOM | エクソンモービル | 5.01% |
4 | IBM | IBM | 4.53% |
5 | GM | ゼネラルモータース | 4.19% |
6 | PFE | ファイザー | 3.95% |
7 | HPQ | HP | 3.81% |
8 | XRX | ゼロックス | 3.35% |
9 | CAT | キャタピラー | 3.14% |
10 | CSCO | シスコシステムズ | 3.02% |
11 | KO | コカコーラ | 2.99% |
12 | PG | P&G | 2.55% |
13 | GS | ゴールドマン・サックス | 2.42% |
14 | MCD | マクドナルド | 2.41% |
15 | INTC | インテル | 2.39% |
16 | BA | ボーイング | 2.22% |
17 | MDLZ | モンデリーズ・インターナショナル | 2.11% |
SPY | SPDR S&P500 ETF | 1.83% |
9月から大きな変化はなし
特筆すべきことは特にありません。先月(9月)から大きな変化はありませんね。
しいて言えば、PC・プリンター大手の【HPQ】HPが大幅なリストラを発表して、株価が激下げして配当利回りが上がったことくらい。
米国株は相変わらずの最高値圏内。けれどぼくは気にせず地道に投資していきます。
先月(9月)の配当利回りランキングもどうぞ。
9月 | ティッカー | 銘柄 | 配当利回り |
1 | TPR | タペストリー | 5.37% |
2 | GPS | ギャップ | 5.33% |
3 | XOM | エクソンモービル | 4.76% |
4 | IBM | IBM | 4.56% |
5 | GM | ゼネラルモータース | 3.97% |
6 | PFE | ファイザー | 3.95% |
7 | HPQ | HP | 3.40% |
8 | XRX | ゼロックス | 3.25% |
9 | CAT | キャタピラー | 3.12% |
10 | KO | コカコーラ | 2.95% |
11 | CSCO | シスコシステムズ | 2.83% |
12 | PG | P&G | 2.46% |
13 | INTC | インテル | 2.43% |
14 | GS | ゴールドマン・サックス | 2.32% |
15 | MCD | マクドナルド | 2.21% |
16 | BA | ボーイング | 2.14% |
17 | MDLZ | モンデリーズ・インターナショナル | 2.08% |
SPY | SPDR S&P500 ETF | 1.80% |
「おどろきの新サービス(笑)」が気になる
ワンタップバイは現在投資サービスの拡充に力を入れているようです。
その内容は主に3点。
- 取り扱い銘柄の拡充
- 取引手数料等の料金体系の刷新
- おどろきの新サービス(笑)
この3つです。
順次発表されるそうで、1の取り扱い銘柄の拡充については先月(9月)、日本株の取り扱い銘柄を90銘柄増やしたことで実現しました。
あとの2点についてはまだ情報がありません。
PayPay証券米国株のやる気なくない?
わりと前から思っていたのですが、ワンタップバイの米国株投資に対するやる気がここのところ全然見られません。
取り扱い銘柄はETFも含めて40銘柄程度から増やす様子もなく、先月には日本株の銘柄「だけ」が90銘柄も増えました。
取引手数料についても、他社が最低手数料を無料にしたりと漸次改善を図っているのに対して、ずっと静観の構え。まあ、ワンタップバイは元々最低手数料なんてないですけど。
とにかく動きがない。この「動きがない」という動きを長いこと見ていると、ぼくなんかは「もしかしてワンタップバイ米国株辞めるんちゃう?」なんて思ったりしてしまいます。
投資家に人気のないサービスは終わる現実
証券会社が、投資家にあまり利用されなかったサービスを終了させるのは、十分にあり得る話です。
折角がんばって米国株を取引可能にしているのに全然利用してもらえない。じゃ、辞めるか。
あり得ます。
証券会社もボランティアではないので、稼げないとどうしても「撤退」せざるを得なくなるのです。
かつて、「楽天CFD」というサービスが楽天証券にありました。CFDで米国個別株に投資できるサービスです。
楽天CFDは2013年に終了しました。理由ははっきりとはわかりませんが、まあ、CFDなんて日本では知名度が低いですからね。やっぱり利用者が少なかったんだと思います。
CFDが何かわからん方へ。まあそういうもんがあるんですよ。
PayPay証券では株式の移管ができない
ではもし、ワンタップバイが米国株の取り扱いを終了するとなったらどうなるのでしょう?
今後ワンタップバイでは米国株の売り買いはできなくなります。それでは困るので、ワンタップバイの利用者は、ワンタップバイで保有する米国株を他の証券会社へと移す動きが出てくるかもしれません。
株式の「移管」というやつです。お引っ越しですね。
SBI証券やマネックス証券、楽天証券なんかの普通の証券会社は、この移管が可能です。手数料と手間は必要ですが、米国株でも自由に移動することができます。
が、しかし、ワンタップバイで保有する米国株については移管ができません。ワンタップバイの仕組みが特殊であるために、仕様でできないのです。
その原因は、ワンタップバイが相対取引を導入しているからです。投資家がワンタップバイから株を買っても、株の名義はワンタップバイのまま変わりません。
そういう変なことをしている証券会社なので、ワンタップバイで買った株は他社へ持ち出せず、ワンタップバイで売却するしかないわけです。
相対取引の詳しい解説はこちら。
自動的に売却されて終了
ワンタップバイが米国株の取り扱いを辞めることになって、保有株を売らずにそのまま持っていた場合どうなるのか?
多分、ワンタップバイで米国株を取引できる最終日の株価で自動的に全部売却され、投資家の口座へ入金されるでしょうね。
儲かっていようが損してようが、それで終わりです。
もしもPayPay証券が倒産したら?
ちなみに、こんなことあってはいけないことなんですが、もしもワンタップバイが倒産しちゃったら我々の資産はどうなるのか。
これは安心してください。証券会社は、証券会社自身の資産と投資家から預かっている資産を分けて保管する義務を負っています。
これを分別管理と言いまして、証券会社はそうしなければならない法律があるのです。
なので、いくら証券会社がぶっ潰れても我々の資産がなくなるということはありません。
まあ、その資産をどうやって投資家の手元まで戻すのかに関しては、証券会社が実際潰れたら相当ごたごたするでしょうけどね。ぼくには経験がないからわかりません。
ちなみに、銀行は分別管理をしていません。法律による義務がないからです。銀行の金庫を開くと、預金者から預かった預金と銀行自身のお金が混ざった状態で保管されています。
その状態で銀行が潰れたりなんかすると……。
ああ、恐ろしい!
一応「ペイオフ」なんて制度もありますけど、実際どこまで効力があるのか……ぼくは結構疑問に思っています(なんとなくでソースはない)。
かわいそうなPayPay証券を使ってあげよう!
というわけで、もしもワンタップバイが米国株の取り扱いを辞めたら、でした。
ぼくもワンタップバイに辞めてほしいなんて思っていません。他とは一線を画す実に面白い証券会社なのだから、米国株は続けてほしいです。
そのためには投資家の皆さん、ぜひともワンタップバイで米国株に投資しましょう。
証券会社は投資家に使われて初めて証券会社ですから。
オザワークスでした。
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