オザワークスです。
ETFへの投資がかなり進みまして、ついに最後の砦【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックに手をかけ始めました。
ただこのVT、ちょっと心配な点もあるんですよねえ。
まあとりあえずは今週の配当から行きましょう。
(GMOクリック・CFD) ¥150
(SBI・NISA) $167.71 SBI証券では株式配当された新株が自動的に売却されるため配当金として処理
【SJR】ショー・コミュニケーションズ
(SBI・NISA) $4.10
2020年4月合計 $632.16
2019年4月合計 $979.27
2018年4月合計 $399.24
2017年4月合計 $365.12
2016年4月合計 $263.92
2021年合計 $1785.64
2020年合計 $5689.33
2019年合計 $6118.90
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
2016年合計 $3408.96
今まで全部合計 $29664.50
2020年CFD配当合計 ¥18020
2019年CFD配当合計 ¥19182
2018年CFD配当合計 ¥9441
2017年CFD配当合計 ¥1327
今まで全部CFD配当合計 ¥54808
2021年PayPay証券配当合計 ¥993
2020年PayPay証券配当合計 ¥1086
2019年PayPay証券配当合計 ¥147
2018年PayPay証券配当合計 ¥12
今まで全部PayPay証券配当合計 ¥2238
(マネックス・特定) 売り 50株 利益確定
【WFC】ウェルズ・ファーゴ
(マネックス・特定) 売り 30株 利益確定
【IVV】iシェアーズ・コアS&P500ETF
(マネックス・特定) 買い 4株 買い増し
【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストック
(マネックス・特定) 買い 9株 新規買い付け
もくじ
個別株を利益確定してETFを買う
いや~、今週もまた米国株で儲かってしまった。労働者諸君すまんね。
コロナショックとか色々あって、個別株を売って将来の値上がりが期待できるETFのみに投資するという方針転換をして早9ヶ月。
スケジュールは着々と進んできておりますよ~。
ぼくが値上がりを期待できると踏んだETFは7銘柄。
- 【SPY】SPDR S&P500ETF
- 【IVV】iシェアーズ・コアS&P500ETF
- 【VOO】バンガードS&P500ETF
- 【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
- 【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケット
- 【DIA】SPDRダウ工業株平均ETF
- 【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストック
この7銘柄。どれも米国株に分散投資するタイプのETFです。
この7つのETFを、
- マネックス証券
- SBI証券
- 楽天証券
の3証券でそれぞれ10株ずつ投資する(VTのみ20株)、というのがぼくが昨年7月に改めて始めたETF投資なわけ。
その進捗状況を表にしてみました。表好き。
表に見方は、カッコ内が目標株数で、グリーンは買い付けが完了しているマス。イエローはただ今買い付け中のマスです。全部マスをグリーンにしたら勝ちです。
シンボル | 合計 | マネックス | SBI | 楽天 | 進捗率 |
QQQ | 30 (30) |
10 (10) |
10 (10) |
10 (10) |
100% |
VOO | 20 (30) |
10 (10) |
10 (10) |
(10) | 66% |
IVV | 26 (30) |
10 (10) |
6 (10) |
10 (10) |
86% |
SPY | 30 (30) |
10 (10) |
10 (10) |
10 (10) |
100% |
DIA | 25 (30) |
10 (10) |
10 (10) |
5 (10) |
83% |
VTI | 20 (30) |
10 (10) |
10 (10) |
(10) | 66% |
VT | 9 (60) |
9 (20) |
(20) | (20) | 15% |
進捗率 | 66% | 86% | 70% | 43% |
いいね、いいね。進んでるね。いよいよ緑のマスが増えてまいりました。
ただ皆さん、表を見てお気づきですか?
【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックの進捗だけ突出して遅れていることを。
実はVTへの投資をぼくは一番のあとまわしにしています。
それはVTが優れているからではなく、逆に心配があるからです。
【VT】は全世界の株式に投資するETF
【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックというETFは、全世界の株式約8000社に投資するETFです。
全世界です。
米国はもちろん。日本もヨーロッパ諸国もアジアも含めた、ホントに全世界の企業にこれ1本で投資できるETFなのです。
と言っても、やはり主軸は米国企業です。
ETFを運営する米国のバンガード社で調べてみると、VTの保有銘柄の国別シェアでは米国企業が全体の57.1%と米国株だけで過半数を占めています。
⇒バンガード公式「ETF、VT」
つまり、結局米国株、米国経済、米国企業の成長次第というETFなのです。
米国の大手500社S&P500に連動するSPYやIVV、VOO。
米国のハイテク企業を中心に100銘柄で分散投資するQQQ。
米国のスーパーエリート30社ダウ平均銘柄に投資するDIA。
上場する米国企業ほぼすべてに投資するVTI。
これらの「米国株ETF」とVTのような「全世界株ETF」は、実は結局のところ似たような性質になっています。
世界経済の覇者、米国次第なのですね。
【VT】は中国株が5%も入っている
では、ぼくはこの全世界株のVTに何を心配しているのでしょうか?
それはですね、やっぱりVTの国別の構成比率なんです。さっきも出た保有銘柄の国別のシェアですね。
VTの国別構成比率トップ15
1位が米国の57.1%で、2位が我らが日本で7.0%。ここまではいいですよ。
問題は3位にいるCの付く国、コイツです。
中国企業が、4.5%も入っているのです。
これがもう嫌ですね。
しかも、15位にいるHong Kongの0.9%。
これも実質中国ですからね。
だからVTは5%以上も中国株なんですよ。
まあ、「全世界株式」だから中国株がそこへ入ってしまうのも仕方のないところなんだけど。
中国株がそこにある。これがぼくのVTへの心配、懸念です。
中国株は未来のゴミ、と思っておいたほうが良い
では何故、中国株はダメなのか。
それは、現体制の中国に未来がないからです。
現体制、つまり共産党の一党独裁体制が続く限り、いずれ中国は行き詰まります。
現に行き詰まりつつあるから、外へ侵略に出ているのです。彼らもこのままじゃヤバイって自覚してるってことです。
しかし国際協調を無視して力による現状変更を強行したところで、ますます孤立して今度こそ全世界を相手に戦わざるを得なくなります。
その結果は、かつてのナチスドイツや大日本帝国の末路を見れば明らかです。
民主化すれば中国も十分覇権を狙えるポテンシャルがあるとぼくも思います。
ただ中国共産党は、どうしてもそれだけはできない。選挙やったら必ず負けますから。
だからこのまま突き進むのでしょうね。そして破滅です。
そのとき、中国共産党を後ろ盾とした中国経済や中国企業がどうなるのか、はっきりとはわかりません。
全面的に中国株がゴミになる可能性もある、と考えておいたほうが良いでしょう。
ですから、未来のゴミが5%も含まれているVTにぼくは心配しているのです。
57%の宝(米国株)> 5%のゴミ、過度な心配か?
しかしそうは言っても最強の米国株が57.1%も占めているのですから、心配と言ってもそこまで重度のものではありません。
長期的に見ればVTは上がっていくことでしょう。
ただ欲を言えば、「全世界株(除く中国)ETF」みたいなのがあればな、と思います。
(除く米国)と注意の入ったETFはいくつか見かけますが、不思議と(除く中国)は見たことありません。
わざわざ除くまでもない小物、ということでしょうか。
「全世界株(除く中国)ETF」がもしあるならば喜んで投資したいと思うので、今度真面目に探してみます。
マネしないでね!
上に挙げたぼくのETF投資は、あくまでぼくが個人的な趣味でやっている投資なので、広く皆さんにおすすめできるものではありません。
7つのETFはそれぞれ単独でそれだけに投資していれば良いというETFで、複数持つ意味はありませんし、3つの証券会社を同時に使う意味もあまりありません。
皆さんはこんなおかしな投資はなさらずに、なるべく1本に絞って良いETFに投資してくださいね。
オザワークスでした。
(マネックス・特定) $0.09