オザワークスです。
ロシアによるウクライナ侵攻、とうとう始まってしまいましたね。
ぼくはというと、開戦の報を聞いて「これはチャンス!」とCFDでナスダック100ミニに売りから入りました。
しかし!
その日の夜の米国ナスダック市場、何故か爆上げで1日持たずにロスカットを食らいました。
戦争が始まった日の株式相場だぜ?
何故上がるよ?
損するために生まれてきた
千載一遇のチャンスだと思ったのです。
ロシアによるウクライナ全面侵攻が始まったその日の午後、ぼくはGMOクリック証券のCFDでナスダック100ミニを1本「売り」ました。
CFDでは、株を安く買って高く売り利益を出すだけでなく、まず最初に高く売ってそれから安く買い戻すことで利益を出すことができます。
それを狙ってのことです。
戦争が始まった。となれば一時的に株価は下がるものです。
下がったら買うつもりでした。
ところが、その夜の米国市場は何故か株価を上げて終わったのです。
特にナスダック100は前日比3%も上げています。
ぼくは「売り」から取引に入ったので、株価が上がると損をします。
結局、1日と持ちこたえられずにロスカット(強制決済)されました。
約8000円の損失確定です。
あ~あ、また失敗。
売りから入る取引はアベコベの世界
ナスダック100ミニを売ってから買う、これが感覚的によくわからない方が一定数いらっしゃると思うので軽く説明しましょう。
普通の株取引だと、安いうちに株を買ってそれが値上がりしたときを狙って売りますよね。その差額が利益になる。
売りから入る取引も差額が利益になるのは変わりませんが、取引の順序が逆になります。
まず、株を売ります。
保有してもいない銘柄をどうして売れるのか、なかなか感覚的に受け入れがたいところもあるでしょうが、そういうことができるのです。
その後、「売った」株が値下がりしたところで改めて「買い」ます。
売りから入ると「買って」一連の取引が終了します。
そしてその差額が利益になる。
安いときに買って値上がりしたら売るのではなく、高いときに売って値下がりしたら買うのです。
この売りから入る取引が効果を発揮するタイミングが、これから株価が下がりそうだ、という局面です。
例えば、戦争が始まった、とか。
売りから入る取引で利益が出ないのが、「売って」から株価が上がってしまったとき。
株価が上がっているのに損をしてしまうんです。
なんだか不思議な話ですが、売りから入る取引とはそういうアベコベの世界なのです。
戦争始まって株価上がるとか、もうわかんねえな
で、本編に戻ります。
まあ戻ると言ってもグチグチ文句を言うだけなんですが。
流れは完璧だと思った。
でもどうして戦争が始まった当日にナスダック100はこんなに上がるよ?
まるっきりの想定外です。
何度考えてもこれがわからない。
まあ、短期的な値動きってのはこれくらいわからないものなんですよ。
理由とか必死に考えても、そもそも理由なんてなかったりします。
あえて理由をつけるとするならば、それが株式相場だから、みたいな。
ナスダック100が長期的には上がっていくのは間違いないと思うけど、短期的にはまるでわからないですね。
実際ぼくは外していますし。
悔しいけど、これが現実。
そうだ、旅に出よう
それでこれからですが、ちょっとこれだけ自分の予想がポンコツだと、しばらくCFDには関わらないほうが良いような気がします。
じわじわお金が無くなっていくだけになりそう。
こういう人を相場の「養分」と言います。
ウクライナでの戦争はまだ始まったばかりですし、3月には米国で利上げが予定されていて、これがまたナスダック100に多いハイテク銘柄には影響大です。
目隠しをしたまま剣が峰を行くが如くですね。
今後の株価は……ああ、やめやめ! ぼくごときが予想してもどうせ当たりゃしません。
株価の方向性がはっきりするまで、しばらく自分を見つめなおす旅にでも出ようと思います。
それでは皆さんさようなら。
オザワークスでした。
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