auカブコム証券が米国株の取引手数料をキャッシュバックするキャンペーンを始めたのだが…

オザワークスです。

ついこの間の記事で、米国株の外貨決済をスタートさせたauカブコム証券は気の利いたキャンペーンもない、みたいなことを書きましたが、キャンペーンやってました。

でも気は利いていない！

こんなマヌケなキャンペーン、ひさびさに見たぞ！

外貨決済スタート記念キャンペーン！

3月27日から米国株投資の外貨決済を始めたauカブコム証券が、米国株絡みのキャンペーンをやっています。

その名も、外貨決済スタート記念！米国株式売買手数料20％キャッシュバックキャンペーン！

⇒auカブコム証券公式「外貨決済スタート記念！米国株式売買手数料20％キャッシュバックキャンペーン！」

2023年4月3日～2023年9月29日までの期間内にアンケートに答えてエントリーした人は、米国株の取引手数料の20％をキャッシュバック！

手数料のたった20％だけ？　ゴミじゃんと思うけど、キャンペーンの期間が約半年と長いので、意外とバカにならない金額がキャッシュバックされるかも！

案外いいキャンペーンかもね。

キャンペーン対象になるためのとんでもない条件

と、思うじゃん？

でもとんでもない落とし穴が、このキャンペーンには用意されていました。

米国株の取引手数料がキャッシュバックされる条件その1は、「簡単な米国株投資に関するアンケートに答えてキャンペーンにエントリーする」です。

問題は、条件その2。

「2020年4月1日以降に国内株式（現物株式（PO・IPO含む）、信用取引、プチ株）の取引（買い、売り、品受、品渡、NISA制度含む）を1回以上行っている。」

これです。

わかります？　2020年4月1日以降に1度でもauカブコム証券で日本株の取引を行っていること、なんですよ。

米国株のキャンペーンなんですよね？

は？

ってなりましたよ、ぼくは。

米国株の取引手数料をキャッシュバックするキャンペーンなのに、対象になるためにはまず日本株を取引きしなければならない。

いや、これおかしいでしょ？

これまで日本株を取引してきた投資家さんに、これからは米国株を取引きしてもらいたいのかな？　そういう狙いなのかな？

ともちょっと思いますけれど、それだって別に日本株の取引の経験をキャンペーン対象条件にする必要はない。

ただ4月～9月いっぱいまで誰でも米国株の取引をしたら手数料の一部を返金します、じゃいけんかったんかい？

何なんこのアホキャンペーンは。

やる気のない証券会社は使う必要なし

いやどうもね、auカブコム証券言いたかないけど、なんか怪しい。

大丈夫か？

ぼくが上司で米国株のキャンペーン担当者がこんな企画上げてきたら、ぶっ飛ばしてるところだぞ。

やる気あんのか、と。

どうもこういうところから怪しさがにじみ出ていますね、auカブコムは。

前言撤回で、ちょっとやめておいたほうがいいと思います、この証券会社は。

米国株投資をできるハイクオリティなネット証券は他にもたくさんあります。

わざわざ、マヌケなキャンペーンを晒してくれるauカブコムを使う必要はないでしょう。

オザワークスでした。