BHPビリトンが【BHP】と【BBL】の2銘柄上場している怪。二元上場会社とは?





オザワークスです。

突然ですが、二元上場会社(にげんじょうじょうがいしゃ)って知ってますか?

ぼくは知りませんでした。

【BHP】BHPビリトンという銘柄を保有していて、まさにソイツが二元上場だったので調べる羽目になりました。

以下、解説です。

BHPと名乗る銘柄が二つある

ある日のこと、マネックス証券で米国株のスクリーニングをしていたら、むむむ!? とぼくの手が止まりました。

2つの「BHP」と名乗る銘柄が並んでいる。

【BHP】BHPビリトンはぼく自身保有していて、つい先日初めての配当ももらいました。

【BBL】BHPグループ、てめえは何者だ? 聞いたことがない。

業種は2銘柄ともに資源の採掘。そして2銘柄ともにADR。

はて? BHPはオーストラリアの資源採掘会社だったが、これはどういうことなんだろう?

これがすべての始まりでした。

二元上場会社、というらしい

BHP? BBL? よく似た二人はどういう関係なの?

調べてみると、BHPビリトンは二元上場会社(にげんじょうじょうがいしゃ)というもののようです。

二元上場会社とは、二つの会社が合併した後でも合併前と同じくそれぞれがそれぞれで株式市場に上場している、そういう会社だそうです。

ただし、合併しているわけですから会社としては一つです。でも、上場している銘柄としては二つ。

BHPビリトンという会社が、【BHP】BHPビリトンという銘柄をひとつ上場すればよくない? 【BBL】必要?

……どういうこと? 意味がよく分からない。

二元上場会社のwikipediaも言葉が難しくてよくわからない。

二元上場会社は「事実婚」と見た

はい、二元上場会社については正攻法での理解ができなかったので、ここからはぼくの解釈で行きます。

二元上場って、つまりは巨大な会社が合併したことの「名残り」なんじゃないでしょうか。

二つのBHPを例にとると、今のBHPビリトンは、2001年にオーストラリアのブロークンヒル・プロプライエタリー・カンパニー(BHP)とイギリスのビリトンという2社が合併してできた会社です。

単純に、BHPとビリトンを合わせてBHPビリトンなんですね。

両社は独身時代もちろんそれぞれ、BHPはオーストラリアの株式市場、ビリトンはロンドン市場に株式上場していました。

それが結婚しようというとき、やっぱり大きな会社同士ですし、それぞれお国柄も違いますし、大人の事情ってやつで会社の経営は統合するけど、株式の統合はできなかったのではないでしょうか。

いわゆる事実婚です。

そしてそのまま何年も一緒に暮らしてみると、お互い「今更書類1枚のあるなしなんて、ねえ?」という感じで変に馴染んでしまい、二元上場が固定化してしまった。

そんなストーリーをぼくは想像しました。

さすがに社名はBHPに一本化したようで、今ではBHPビリトンがオーストラリアに、BHPグループがロンドンに上場しているようです。

その二つのBHPが、またそれぞれでADRとして米国市場に乗り込んできているのでややこしさ120%なのです。

100年続いた事実婚をやめて籍を入れたロイヤル・ダッチ・シェル

二元上場は意味不明でややこしい。

ぼくは個人的にそういうややこしいことはやめてほしいと思います。

で、実際に二元上場をやめた企業もあります。

世界的石油会社の【RDS.B】ロイヤル・ダッチ・シェルです。

ロイヤル・ダッチ・シェルは、オランダのロイヤル・ダッチ・ペトロリアムとイギリスのシェル・トランスポート&トレーディングの2社が合併してできた会社です。

二人はウマが合ったのか20世紀の初めから事実婚を始め、ずっとそれでやってきました。

ところが21世紀に入って、カカア天下か亭主関白かはっきりしろなどと外野から言われ、2005年ついに籍を入れました。二元上場の解消です。事実婚の時代は実に100年も続きました。

BHPにもちゃんと結婚してほしいとぼくは思います。

二元上場会社の取り扱いや表記は、証券会社でもブレがある

話はBHPに戻りますけど、BHPの取り扱いは証券会社各社でブレがあります。

まず、SBI証券では、【BHP】BHPグループという銘柄しか取り扱っていません。BBLはないのです。

次にマネックス証券。【BHP】BHPビリトンと【BBL】BHPグループの二つとも取り扱いがあります。が、銘柄の名前は微妙にSBI証券とは異なります。

最後に楽天証券ですが、【BHP】BHPビリトンと【BBL】BHPグループという具合にマネックスと同じ扱いです。

ぼくは現在楽天証券で【BHP】BHPビリトンを10株保有しています。BHPの企業情報で事業概要の欄に「BHPグループ(旧名BHPビリトン)」とあります。

旧名? また新たな謎が出てきました。もう深くは突っ込みませんが、二元上場いい加減にしろって感じです。

このように証券会社によっても取り扱いや表記などが異なるので注意が必要です。ティッカーシンボル(BHP or BBL)を頼りにしましょう。

同じ会社の株なのに株価が異なる。二元上場謎だらけ。

二元上場銘柄のBHPとBBLは、違う銘柄ですが同じ会社です。であれば、同じ会社の株ということで「まったく同じ存在」なはずですよね?

果たしてそうかな? 冒頭の画像をもう一度出します。

よく見てください。BHPとBBL、同じ会社の株のくせして株価が微妙に違います。

株価の右横の数字は配当利回り。さらに右横の数字は、上の3.33が1株当たりの利益で、下の2.70と2.66がそれぞれの配当額です。

同じ会社の株のくせしてコイツら、株価も違えば配当額も微妙に違う。であれば配当利回りも1%近く差がつくのも納得です。

でもその理由がわからない。なんで?

やっぱり最後まで二元上場会社はよくわかりませんでした。謎多き存在、お手上げです。

そして、ぼくが買ったのは配当利回りが低いほうのBHPだったー!

というわけで、解説になっているか微妙ですが、二元上場会社でした。

オザワークス

"share"とは株式を意味する英単語でもある


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なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。