ワンタップバイ米国株に7銘柄追加! PFFやHYGなどの債券ETFに投資すべきかどうか?

オザワークスです。

スマホ証券のOne Tap BUY(ワンタップバイ)が2020年5月7日から新たに7銘柄の米国株を取り扱い始めました。

内容は、2つの個別株と5つのETFとなっています。

シンボル 銘柄 種別
ARCC エイリスキャピタル 投資会社
MAIN メインストリート 投資会社
PFF iシェアーズ優先株式&インカム証券 株式ETF
EMB iシェアーズ米ドル建新興国債券 債券ETF
HYG iシェアーズドル建ハイイールド社債 債券ETF
USIG iシェアーズ米ドル建投資適格社債 債券ETF
TLT iシェアーズ米国国債20年超 債券ETF

この新たな7銘柄どうなんだろう? ってなことを考えてみます。

ワンタップバイが新たに米国株を7銘柄追加

ワンタップバイが2020年5月7日から新たに7銘柄の米国株を取り扱っています。

シンボル 銘柄 種別
ARCC エイリスキャピタル 投資会社
MAIN メインストリート 投資会社
PFF iシェアーズ優先株式&インカム証券 株式ETF
EMB iシェアーズ米ドル建新興国債券 債券ETF
HYG iシェアーズドル建ハイイールド社債 債券ETF
USIG iシェアーズ米ドル建投資適格社債 債券ETF
TLT iシェアーズ米国国債20年超 債券ETF

なかなか個性的なメンツですね。順次解説していきます。

2つの投資会社

7つの新規銘柄のうち2つが個別株で残りの5つがETFとなっています。

まず、2つの個別株ですけれど、2つとも「投資会社」と呼ばれるものですね。

シンボル 銘柄 配当利回り
ARCC エイリスキャピタル 12.21%
MAIN メインストリート 9.03%

投資会社というのは、その名の通りに投資をすることが主たる業務の会社のことです。

あなたが将来を見込んだ会社の株を買う。これが投資です。これと同じことを会社として行っているのが投資会社の仕事になります。

世界的に超有名な投資家であるウォーレン=バフェット率いる【BRK.B】バークシャー・ハサウェイや、孫正義のソフトバンクも投資会社みたいなものです。

それぞれ保険であったり携帯電話サービスの事業をやってもいますけど、会社として投資することがやっぱりメインですね。

投資会社に投資する。文字にするとなんだかややこしそうですが、普通の会社に投資するのと一緒です。

ARCCとMAINは配当利回りがすごいですね。ただこの配当、維持できるんですかね? とても心配です。

配当利回りが高いからといって全力で行ってしまうと……。

ぼくはこの手の銘柄に投資したことがないので、正直よくわかんないです。

4つの債券ETF+優先株式ETF

さて、残りの5銘柄はETFです。それも、ほとんどが債券ETFです。

シンボル 銘柄 配当利回り
PFF iシェアーズ優先株式&インカム証券 5.86%
EMB iシェアーズ米ドル建新興国債券 4.85%
HYG iシェアーズドル建ハイイールド社債 5.57%
USIG iシェアーズ米ドル建投資適格社債 3.08%
TLT iシェアーズ米国国債20年超 1.62%

唯一の例外が【PFF】iシェアーズ米国優先株式&インカム証券ETFですが、「優先株式」で構成されたこのETFは、非常に債券ETFに似た性質を持っています。

PFFはぼくも長く保有しているのでよくわかるのですが、ほぼ債券ETFみたいなもんです。

優先株式というものがよくわからん! 教えろ! という方はこちらの記事をどうぞ。

優先株式とは? 配当金を多くして株主の権利を制限した、債券みたいな株式

2020年5月13日

債券ETFの特徴

さて、債券ETFです。

株式ではなく債券に分散投資するこのETFには特色があります。

と、その前に「債券」てなんぞや? という方はこれを見てね。

債券投資は金貸し。投資用語、債券投資とは?

2019年6月15日
簡単に言うと債券投資とは、借金を返してもらえる権利の売買です。来年返ってくる1万円を今いくらで買いますか? という投資です。

そんなの1万円に決まってるじゃん、と思ったかもしれません。

大正解です。

利子を入れたとしても、1万円を貸して返ってくるときにそれが10万円になることはほぼあり得ません。大体において1万円+αでしょう。ホンの気持ちで菓子折りが付くくらいですね。

1万円を返してもらえる紙切れ=債券は、ほとんど1万円でしか買えないし売れない。

つまり、債券を集めたETFの株価は、あまり変化しません。

下がりもしないけれど、株式のように大きく成長することもない。

これが債券ETFの大きな特徴です。

債券ETFが投げ売りされるときとは?

ただ、下がらないと言っても絶対ではありません。ダダ下がる局面もあります。

例えば、2020年世界を席巻したコロナショックのようなときです。世界は今、不景気になりそうな圧力に満ち満ちています。いろんなお店や会社が止まってしまっていますからね。

そういうお店や会社にお金を貸している立場の人だったらどうでしょう?

貸したお金がちゃんと帰って来るか不安ですよね?

お金を貸した人が、これちょっとヤバいかな? と状況を判断すると、1万円を返してもらえる紙切れを5000円で売り出したりします。

だって、もしもお店が潰れてお金が返ってこなかったら0円です。だったら、半分損しても5000円で売るというのも道理です。

債券の価格は、こんなふうに不況や金融不安が迫ってくると下がることが多いです。

そしてそれは、債券ETFでも同じことです。

どんなETFかは、配当利回りを見れば大体わかる説

シンボル 銘柄 配当利回り
PFF iシェアーズ優先株式&インカム証券 5.86%
EMB iシェアーズ米ドル建新興国債券 4.85%
HYG iシェアーズドル建ハイイールド社債 5.57%
USIG iシェアーズ米ドル建投資適格社債 3.08%
TLT iシェアーズ米国国債20年超 1.62%

もう一度、債券ETFの配当利回りを見てください。高いものから低いものまであるでしょう?

これは、そのまま債券の安全度を表しています。

債券の安全度とは、貸したお金が無事に帰って来るかどうかの度合いです。

お金を借りるには、信用が必要です。ただ返します、と言っても信用のない人だとなかなか信じてもらえない。

そこで、信用のない人は高い利息を付けてお金を借ります。債券ETFの配当利回りは、ほぼほぼ利息です。

つまり、配当利回りの高い債券ETFは信用がなくてちゃんと返ってくるのかどうか不透明だから利回りが高く、逆に利回りの低いものは信用があるということです。

一番配当利回りの低い【TLT】iシェアーズ米国国債20年超ETFは、米国債に投資するETFです。米国政府がぶっ潰れたらアウトですが、まあ、そんなことにはならんでしょう。

世界中のみんなが、そんなことにはならんだろう、と思っているから=信用があるから低利回りなのです。

2番目の【USIG】iシェアーズ米ドル建投資適格社債ETFは、名前の中に「投資適格」と入っています。これは、字の通りに「投資に適している」ということです。だから利回りも低めです。

これ以降が、ヤバくなってきます。

【HYG】iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債ETFは、「ハイイールド」つまり、「高利回り」と自ら名乗っています。当然、安全度は逆に低いです。

【EMB】iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ETFは、「エマージング・マーケット」、日本語にすると「新興国市場」です。

先進国に対して未だ経済的に立ち遅れている新興国、途上国は政治も経済も不安定です。そんな国にお金を貸す? 言っちゃあ悪いですけど、信用のないひとです。

と、このように債券ETFは、配当利回りを見るだけでそれぞれ大体の位置づけというか、キャラクターが見えてきます。

本命は米国株。債券ETFはサブにどうぞ

まとめです。

高利回りの債券ETFは「ヤバい」なんて書きましたけど、それでもETFは色々な債券の集合体ですから、かなり分散はされています。その中の一つが債務不履行になったとしてもすぐに何がどうなるものでもない。

もちろん、全世界が一気におかしくなって全体がイカれた場合は、もうおしまいです。

けれど、高利回り債が全部が全部ぶっ潰れるなんてことは、そうはないはず。

だから、HYGにしろEMBにしろある程度の安全性はあると思います。ぼくはそう思って投資しています。

もちろん、低利回りのTLTなどはアホほど安全です。

少なくとも、ETFとして分散されている分、個別株のARCCやMAINよりかは恐怖は少ないかと思います。ただ、債券ETFの株価がまるっきり上がりません。

個人的な結論としては、ワンタップバイに今回追加された7銘柄は、個別株のほうは危なっかしいし、債券ETFは地味で退屈であると思います。メインの投資には考えにくいですね。

サブとしては、少し持ってみるのはいいんじゃないでしょうか。

やっぱりメインは米国株。【SPY】SPDR S&P500ETFと【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1でがっちり固めたいと思ってしまうのは、ぼくが米株脳だからでしょうか。

といった個人的趣味を押し付けつつ、今回はこの辺で終わりです。

オザワークスでした。




"share"とは株式を意味する英単語でもある


投資の常識を変える

投資で大儲けする or 大損する時代は終わった。
安定した副収入を作る配当投資こそが投資の新常識。


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ABOUTこの記事をかいた人

なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。