今週の配当6月第4週 米国の利上げが思ったよりも急激な件。インフレ、利上げ、米国の景気、この先米国株はどうなる?

オザワークスです。

絶賛利上げ中の米国ですが、前回2015年の利上げと比べて明らかに急です。

この急激な利上げが何をもたらすのか。

この先を予想しました。

とりあえずは今週も配当から。

残念なことに連続毎日配当が途切れてしまった。

配当6/20入金分 $31.36 ¥570
【DUK】デューク・エナジー
(マネックス・特定) $14.15

【MOS】モザイク
(マネックス・特定) $3.25

【NEM】ニューモント
(マネックス・特定) $11.85

【VTRS】ビアトリス
(マネックス・特定) $0.88

【CRC】カリフォルニア・リソーシズ
(マネックス・特定) $1.23

【RWX】SPDRダウ・ジョーンズ・インターナショナル・リアル・エステートETF
(GMOクリック・CFD) ¥429

【RWO】グローバル不動産ETF
(GMOクリック・CFD) ¥141
配当6/21入金分 $3.60
【UL】ユニリーバPLC
(マネックス・特定) $3.60
配当6/22入金分 ¥138
【VNQ】米国リートETF
(GMOクリック・CFD) ¥138
配当6/24入金分 $19.54 ¥9
【KSS】コールズ
(マネックス・特定) $14.36

【SDY】SPDR S&P米国高配当株式ETF
(SBI・特定) $1.66

【BLK】ブラックロック
(楽天・特定) $3.52

【GE】ゼネラル・エレクトリック
(GMOクリック・CFD) ¥9
配当金合計(米ドル)
2022年6月合計 $440.05

2021年6月合計 $655.18
2020年6月合計 $608.29
2019年6月合計 $655.45
2018年6月合計 $486.94
2017年6月合計 $386.47

2022年合計 $2723.49

2021年合計 $5882.29
2020年合計 $5689.33
2019年合計 $6118.90
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81

今まで全部合計 $36476.66

PayPay証券配当金合計(日本円)
2022年PayPay証券配当合計 ¥3151

2021年PayPay証券配当合計 ¥4377
2020年PayPay証券配当合計 ¥1086
2019年PayPay証券配当合計 ¥147
2018年PayPay証券配当合計 ¥12

今まで全部PayPay証券配当合計 ¥8773

CFD配当金合計(日本円)
2022年CFD配当合計 ¥16011

2021年CFD配当合計 ¥25782
2020年CFD配当合計 ¥18020
2019年CFD配当合計 ¥19182
2018年CFD配当合計 ¥9441
2017年CFD配当合計 ¥1327

今まで全部CFD配当合計 ¥89763

BRZ欲しいぞ貯金
現在、23万円!
6月第4週売買記録とか
なーし!

ちょっと上がったぞ米国株!

6月第4週の米国株はちょっと戻して一息ついた感じです。

これがこのまま上がっていけばとぼくも思うのですが、米国はまだまだガンガンに利上げしていく気満々です。

だからこの先もしばらくは、米国の利上げが絡んで株価は不安定でしょう。きっと。

今年の利上げ早くない?

んでその利上げの話。

ぼくが米国株投資を始めたのが2013年で、今回の利上げは2回目の経験となります。

米国の政策金利チャート(10年)

前回の利上げ開始がオバマ政権末期の2015年年末。

そこから階段状に金利を徐々に上げていって、2020年春のコロナで再びゼロ金利政策に戻した、という図です。

このチャートで注目すべきは、2015年の前回の利上げと比べて今年の利上げの急ピッチさです。

急激に利上げしていますよね。

この点です。

インフレと利上げの関係

そもそも何で利上げしなきゃいかんのかというと、景気が良すぎるからです。

人々のお金が有り余っていると余計にモノを買ったりサービスを利用したりするでしょう。いわゆる贅沢です。

そうすると、モノやサービスが売れすぎて足りなくなって値段が上がっていきます。

お金は持っているのにそれ以上にモノやサービスが高すぎて買えない。

これがインフレです。

このインフレが行き過ぎると国民が生活できなくなってしまうので、政府と中央銀行はわざと景気を冷ましてインフレを抑えようとします。

その手段が、利上げです。

金利を上げることによって、モノやサービスを買うよりもお金は銀行預金にしておいたほうがお得ですよ、と政府と中央銀行は国民を誘導しているのです。

多くの国民がお金を使わなくなれば、モノやサービスが余りだして、高騰していたそれらの値段が適正なところまで下がります。

こうなるとインフレ問題は無事解決です。

利上げのさじ加減

ですが、利上げをするということは、わざわざ世の中を不景気にするということです。

ですので、利上げ政策を一歩間違えるとやりすぎて本当の不況を招いてしまうことになります。

なので利上げの塩梅はなかなか難しい。

そこでもう一度これを見て。

2015年の利上げは、2008年、2009年から始まったリーマン不況から米国経済が無事立ち直り、そろそろ金利も上げていくべきでしょう、というところからスタートしました。

チャートを見ると、0.25%ずつ刻むように時間をかけながら利上げをしていっていますね。

これは、利上げに米国経済が耐えられるか、米国の中央銀行が慎重に様子を見ながら利上げを実行していることを意味しています。

利上げしすぎて不況に突っ込んでしまうのを恐れているのです。

急激なインフレには急激な利上げ

対して今年の利上げはどうでしょう。

メチャクチャ急激ですよね。

階段というよりも滝のようになっています。慎重さのかけらもない。

これは、米国の中央銀行がバカだからではなく、そうせざるを得なかったからです。

つまり、それほどまでに米国のインフレが酷い状況だったということです。

コロナで不況が来ると思った政府と中央銀行がお金をばらまき過ぎました。

結果、人々がもらったお金でモノやサービスを買いまくってコロナで不景気にはなりませんでしたが、インフレが加速しました。

ついでに、人々はもらったお金で株も買ったので、2020年~2021年で米国株はめっちゃ上がりました。

で、今度はその急激なインフレを抑え込むために急激な利上げをしています。

世界同時不況はあるか

そうなると難しいのはこの先。

米国の中央銀行はかなり強気な利上げをしていますが、やりすぎて本当の不況を招いてしまわないか。

もし米国が不況となるならば、全世界がその影響を大きく受けます。

世界同時不況はできれば避けたいところ。

米国の中央銀行、FRBは責任重大です。

年内に利上げが終わったら株の出番

これだけ急な利上げをするとなると、年内にも米国の金利は3%を超えてきます。

そうなるとどうでしょう。

銀行預金でリスクの心配なく3%の利息がもらえるとしたら、人によっては株式よりも預金のほうが良いんじゃないの? と考える人も出てくるでしょう。特に富裕層。

んだから利上げが続く限り、株価は売られやすくなって不安定になるような気がしますね。

ただ、急激な利上げだからこそ、そんなに長く続けてもいられません。

もちろん米国のインフレ率次第ですが、この感じだと年内の利上げストップもあるような気がしますね。

逆にやりすぎて利下げに転じたりして。

そうなったら株の出番ですよ。我々米国株投資家の資産がフル回転を始めるときです。

インフレ、利上げ、米国の景気。この3つが織りなす今後の展開はそんな感じになるんじゃないでしょうかね。

これにプラスしてウクライナの問題とか、中国と台湾の問題とか、米国の国内政治の問題とかが絡んでくる向こう半年から1年になるでしょう。

考えることは多いですけど、利上げはいずれ終了する以上、ぼくにはどうしても米国株が終わるような未来は見えませんね。

楽観視して良しと考えます。

皆さんはどうお考えですか?

オザワークスでした。

"share"とは株式を意味する英単語でもある

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ABOUT US
オザワークス
なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。