オザワークスです。
SBI証券、マネックス証券、楽天証券の3証券が米国株ETFの買い付け手数料無料化を発表しました。2020年1月からです。
残念ながらすべてのETFが無料になるわけではありませんが【VOO】などが含まれることから、今後の米国株投資は取引手数料無料が当たり前、ということもありそうです。
3社の動きをまとめました。
SBI、マネックス、楽天でETFの買い付け手数料が無料化!
SBI証券、マネックス証券、楽天証券で米国株ETFの買い付け手数料が無料化されます。
⇒マネックス証券、バンガードなど米国ETFの買付手数料を実質無料に!
と言っても、すべてのETFが対象ではありません。一部の銘柄(9銘柄)が対象です。そしてその一部の銘柄も証券会社によって若干異なります。
また、買い付け手数料無料化のサービス開始スケジュールも各社で異なります。SBIとマネックスが2020年1月2日から、楽天が1月6日からです。
キャンペーンではないので期限はありません。ずっと取引手数料が無料です。
以下に一覧をまとめました。
SBI証券 | マネックス証券 | 楽天証券 |
2020年1月2日~ | 2020年1月6日~ | |
【VT】 バンガード・ワールド・ストック |
【VT】 バンガード・ワールド・ストック |
|
【VOO】 バンガードS&P500 |
【VOO】 バンガードS&P500 |
|
【VTI】 バンガード・トータル・ストック・マーケット |
【VTI】 バンガード・トータル・ストック・マーケット |
|
【SPY】 SPDR・S&P500 |
【SPY】 SPDR・S&P500 |
|
【IVV】 iシェアーズ・コアS&P500 |
【RWR】 SPDRダウ・ジョーンスREIT |
|
【EPI】 ウィズダムツリー・インド株収益ファンド |
【GLDM】 SPDRゴールド・ミニシェアーズ・トラスト |
|
【DHS】 ウィズダムツリー米国株高配当ファンド |
【GDAT】 GS Motifデータイノベーション |
|
【DLN】 ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド |
【GDNA】 GS Motifヘルスケアイノベーション |
|
【DGRW】 ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長ファンド |
【GFIN】 GS Motif金融イノベーション |
SBIとマネックスは、サービス開始時期と銘柄ともに完全に一緒です。楽天が少し違いますね。
あと細かいことですが、3社ともETFの買い付け時の取引手数料が無料なだけで、売るときには普通に手数料がかかります。
それから、楽天は完全に手数料を無料化しますが、SBIとマネックスは後日キャッシュバックという形のため「実質的に無料」ですね。キャッシュバックは米ドルで行われるそうで一安心。
取引手数料無料で全世界分散投資ができる、ありがたいサービス
さて、米国株投資の「御三家」ともいえるSBI、マネックス、楽天の3証券がETFの一部の買い付け手数料を無料化するわけですが、これはとても強力なサービスです。
というのもその中身、サービス対象銘柄の中に、
- 【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストック(全世界の株式に分散投資)
- 【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケット(全米国株に分散投資)
- 【VOO】バンガードS&P500ETF(米国の大企業500社に分散投資)
- 【IVV】iシェアーズ・コアS&P500ETF(米国の大企業500社に分散投資)
- 【SPY】SPDR S&P500ETF(米国の大企業500社に分散投資)
が含まれているからです。この五つのETFはすべて、これ1本買っておけばそれだけで世界全部or米国全部に分散投資が完了、という優れものETFです。
今後とも米国を中心とした世界経済は成長を続けます。それらに手軽に投資できるETFが買い付け手数料無料で投資できるのだから、非常に投資家目線に立ったサービスなのです。
具体的な投資行動としては、以上の五つのETFのどれかをコツコツ買っていくだけでいいですね。売却時の取引手数料は無料ではありませんが、そもそも売る必要のないETFたちです。
売却は株価が10倍とか20倍とかになる未来に改めて考えればよいことです。
米国株投資するなら、やっぱりSBI、マネックス、楽天だね!
今回のETF買い付け手数料無料化は、もしかしたらDMM.com証券の米国株取引手数料無料化を受けてのことかもしれませんが、いやはやさすがは米国株投資御三家です。完全にこっちの勝ちですね。
というより、DMMがクソダメなだけです。おっと汚い言葉で失礼。
逆にSBI、マネックス、楽天の3証券は米ドル建てで米国株に投資できて、そして今回ETFの買い付け手数料無料化でしょ? もう完璧じゃない。
今後、3証券で米国株投資を行うにあたり、取引手数料は一切払わない投資家が多くなるでしょうね。それくらいサービスが優れています。
やっぱり米国株でオススメは、いつもの3証券なんですね。たまには広告も張っておこう。
SBI証券の海外ETF
マネックス証券
楽天証券
果たして3証券に勝てる証券会社は出てくるのか。
オザワークスでした。
コメントを残す