オザワークスです。
「海外ETF純資産ランキングTOP100配当利回り付き」という記事を作りました。海外ETFを純資産額の順に並べつつ配当利回りの確認もできるという優れものです。
海外ETFの純資産額を調べることはできます。海外ETFの配当利回りを調べることはできます。両者をリンクさせることができない。この問題を解決します。
もくじ
手順1、myINDEXでETFの純資産額を調べる
はい、まず用意するものは、「myINDEX」という無料の投資情報サイトです。ここで簡単に海外ETFの純資産額がわかります。
さらに嬉しいことに、このサイトではETFを純資産額の順に表示してくれています。
信託報酬率とこれまでの運用期間もわかるのでこれだけでもなかなか使えるサイトだと思います。
ただ、myINDEXでわかるのはここまでです。同時にそれぞれのETFの配当利回りまでわかるといいのですが、それは自分で作らねばなりません。次へ進みましょう。
手順2、楽天証券でETFのポートフォリオを作る
さて、次に用意するのは楽天証券です。口座を持っている方は早速ログインしましょう。持っていない方は……わかるよね?
楽天証券で利用するサービスは、ポートフォリオの作成機能です。ポートフォリオというのは、保有する株式の一覧表みたいなものです。
ただし、保有していない銘柄で架空のポートフォリオを自分で作ることも可能です。いつか買いたい銘柄一覧、みたいな。ぼくも良くそういう妄想銘柄リストを作ってはひとりでニヤニヤしています。
そのポートフォリオ作成機能で、先ほどmyINDEXで調べた純資産額リストにあるETFを上から順に入力していきます。
こんな感じに。
やっていることは、myINDEXにあるETFリストのコピーです。
これでとりあえず、純資産額順にETFがずらっと並びました。
ポートフォリオカスタマイズで配当利回りを表示させて完成
あとは、このETFのポートフォリオをカスタマイズして配当利回りを表示させてやればいいのです。
ポートフォリオ作成機能を使って表示させる項目をカスタマイズします。
銘柄一覧の横っちょについている数字でよくありますよね、「前日比」とか、「出来高」とか。あのノリで「配当利回り」も追加することができるんです。
で、追加したのがこちら。
ちゃんと右側に配当利回りが並んでいますね。
これで、ETFを純資産額順に並べつつ、配当利回りも表示させることができました。お疲れさまでした。
精密ではないが、実用には十分耐えうる
しかし当然の疑問ですが、これから時間が経つと各ETFの純資産額が変化して、楽天証券での順位と実際の純資産額の順位がズレてきます。
ですが、毎月「海外ETF純資産額ランキング」とかを発表しない限り、これはそんなに大きな問題ではないでしょう。
確かに日々純資産額は変化していくわけですけど、純資産額TOP100が毎月ガラッと顔ぶれが入れ替わるなんてことはまずありえません。上位にいる連中は、基本ずっと上位にいるんです。
ある程度安心して投資できる規模の大きなETFの配当利回りをまとめて調べる、という目的ならばこれで十分に果たせるはずです。
最初作るのは手間がかかりますが、一度やってしまえば長く使えます。
余談、ワンタップバイの配当ランキングもこれで作成
余談ですが、実はこのやり方は、ぼくが毎月発表している「ワンタップバイで米国株、配当利回りランキング」を作る際に考えたものの応用です。
最近では、ちょっときついなあ、と思っていました。
なんとか新しいやり方を考えないといけないと思って編み出したのが今回の楽天証券のポートフォリオを利用する方法でした。
それまではグーグルファイナンスで1銘柄ずつ配当利回りを調べていたので、これでずいぶん簡単になりました。
ま、そんな裏話はともかく、皆さんも楽天証券のポートフォリオを上手く使ってスペシャルなETFを見つけてくださいね。
オザワークスでした。
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