オザワークスです。
GMOクリック証券の外国株CFDで、米国株に投資しましょう。取引手数料無料で株を買い、配当金をもらいましょう。
投資は一度株を買ったらそれで終わり、ではありません。2度、3度、できれば毎月少しずつ買ってゆくのが望ましい。
今回は誰にでも訪れるであろう、2回目の株の買い付け、を特集します。初めてと2回目の株の買い付けでは、実は勝手が大分違います。慣れないとちょっと戸惑うと思うので、記事にします。
というわけで、今回のお話は2回目だけではなく、3回目4回目、はたまた別の銘柄を買ってみよう、という場合にも応用が利く内容となっています。
もくじ
CFDでの米国株投資、おすすめは毎月資金1万円で2万円分の株を買うやり方
CFDで米国株を買って配当をもらうような投資をする場合、株はなるべく毎月少しずつ買いましょう。30万円分一度に買って、あとは放ったらかし。これダメダメ。
おすすめは、毎月1万円くらい投資用の資金を用意して、そのお金で2万円分くらいの米国株を買ってゆくやり方です。ていうか、ぼくが毎月そんな感じで買っています。
というわけで、先月初めてCFDで米国株を買って、よし今から今月分を取引するぞ、という体でお読みください。
CFDでの人生2回目の取引用に入金。でもその入金、ちょっと待った!
新たに株を買うわけですから、新たに投資資金1万円を用意しましょう。お使いのネット銀行等からGMOクリック証券の「証券取引口座」か、お持ちでしたら「証券コネクト口座」へと、まずは入金してください。
GMOクリック証券への入金は、即時入金サービスが早くて無料でおすすめです。
これが初めての取引であるならば、1万円をそのまま何も考えずにCFD取引口座へ振り替えてもいいのですが、2回目の取引ではちょっと待ってください。資金を振替える前に確認しなければならないことがあります。
CFD取引口座への入金前に、取引余力を確認
CFD取引口座への入金前に、ぜひともCFDの「取引余力」を見ておきましょう。
取引余力は、CFDのページの、ここです。
この灰色のバーの中の数字が取引余力です。
取引余力とは、今からする取引に使える体力、のようなものです。初めての取引のときは、もちろん自分が入金した金額そのものが表示されています。しかし、今回のように取引も2回目だと、その数字はプラスとは限りません。
上の画像のように青くマイナスの数字が出ていることもあれば、逆に入金もしていないのに大きくプラスの数字が踊ることもあります。
現物の株取引では、取引余力がマイナスになるなんてことはありえません。これはどういうことなんでしょうか?
これは、CFDで買った株が上がったり下がったりした結果、起こる現象です。すなわち、先月買った株がぐぐっと上昇すると入金もしていないのに取引余力が勝手に増え、ぐぐっと下がると取引余力はゼロ以下のマイナス圏に突入します。
CFDの取引余力は、保有する株の株価の影響を受けて変動します。
CFD取引口座への入金は、この変動する取引余力を確認してから行います。取引余力の数字によって、入金額も変えるべきだからです。
取引余力がプラスの場合。合計が1万円になるように入金する
では、ここからはストレートにどんな感じでいくら入金するものか、普段ぼくがしている行動をそのまま書きますね。ケースごとに見ていきましょう。
まず、入金前に取引余力がプラスの場合です。
これからする取引は、1万円の取引余力(資金)で2万円分の米国株を買う、という取引です。なので、取引余力が既にプラスであるならば、証券取引口座からの新規入金で足し算してあげて、合計が1万円になればそれでOKです。それ以上の取引余力は要りません。
例えを上げると、入金前の取引余力が3000円だったら、新規に7000円をCFD取引口座に入金して、合計が1万円。この1万円で今月分の株を買います。
証券取引口座に3000円残っていますが、これはこのまま残しておきましょう。今回はたまたま株価の調子が良かったので、1万円全部を使わずに済みました。いずれ下がるときが必ず来ます。そのときのために今は3000円を残しておきましょう。
取引余力がプラスの場合は、こんな感じで使う資金が少なくて済みます。CFDの良い面が出ていますね。
もしも、入金前の取引余力が1万円を超えていたら
もしも、入金前の取引余力が取引の予算である1万円を超えていたら、そのときはどうしましょう?
その場合は、思い切って新たな入金なしでそのまま2万円分の株を買いましょう。以前に買った株がかなり上がったようです。バスに乗り遅れるな。この場合は、ずずいと踏み込んじゃいましょう。
入金していないのに株が買える。現物的な感覚だと不可思議ですが、これもまたCFDならではです。
さて、CFD取引口座に1円も入金していないので、証券取引口座のほうにはまるまる1万円が残っています。これはどうするか? さらに今からもう2万円分株を買っちゃうか?
いえ、そのまま証券取引口座に残しておきましょう。株の買いすぎはよくありません。毎月1万円で2万円分のスケジュールを守り、淡々と進めましょう。
取引余力がマイナスの場合。とりあえず1万円は全部入金する
入金前の取引余力がマイナスの場合、とりあえず用意した1万円は全部CFD取引口座へ入金します。
でもマイナスですから、1万円を足しても取引余力は1万円に届きません。なので、以前に買った株のロスカットレートを変更して、取引余力1万円を作り出します。
具体例。入金前の取引余力がマイナス3000円だった場合。とりあえず1万円を全部投入して、プラス7000円にします。
それから「建玉一覧」のページからロスカットレートを変更します。ロスカットレートとは、ロスカット(強制決済)される株価のことです。現在の株価がロスカットレートに重なると、保有する株は自動的に売られてしまいます。
ロスカットレートは、ロスカットされないためにできるだけ下げるのが基本です。しかし今回は、このロスカットレートを上げて(つまり現在の株価に近づけて)、リスクを上げながら取引余力を作り出します。
そうしなければ、取引余力が足らなくては今月の買付けがままなりません。やむを得ずの行動です。
既存の銘柄のロスカットレートを上げることによって取引余力をもう3000円作り出して、合計1万円です。これで2万円分の株を買いましょう。
ロスカットレートの変更方法。
もしも、入金前の取引余力がマイナス1万円オーバーだったら
実はぼくもまだ経験はないのですが、そういうことも今後はあるかもしれません。もし入金前の取引余力がマイナス1万円以上だったら。
新たな株を買うとかの前に、CFD取引口座そのものの危機である場合が考えられます。とりあえず用意した1万円は投入し、各銘柄のロスカットレートもロスカットされないように調整します。
そのあとで、それでも新たな買付けが可能なだけの取引余力があれば、株を買いましょう。なければ、今月は諦めましょう。
何にもせずに1万円だけ投入しましたが、決してムダではありません。それによって口座の破綻は免れましたし、株価というものは上下するものです。必ず下がるし、また必ず上がる局面は来ます。そのとき、今回買えなかった分まで買いましょう。
今月は我慢の月、ですね。
取引余力を1万円にして株を買ったら、即座にロスカットレートの再設定を
入金前の取引余力がプラスであれマイナスであれ、入金して取引余力を目標額の1万円に整えて、2万円分の株を買います。
で、株を買ったらすぐさまロスカットレートの再設定を行ってください。新たに買った株だけではありません。以前に買ったすべての銘柄も含めて、CFD取引口座全体を再点検です。
どの銘柄、どの建玉もロスカットされにくいようにバランス良く、なるべく低いロスカットレートを設定し直しましょう。面倒でも、これは取引のたびに行ってくださいね。
新たな株を買い、ロスカットレートも再調整しました。できうる限りロスカットレートを下げると、取引余力はほぼゼロの状態になるはずです。
3回目以降の買付けでやることは同じ
これで、2回目の買付けイベントは終了です。また来月、となります。
来月3回目の買付け以降も、また別の銘柄を買う場合でもやることは一緒です。ロスカットレートとにらめっこしながら、資金をケチりすぎないように出しすぎないように、バランス良くです。
もし、今月株価の調子が良くて用意した1万円のうち一部が残っても、それは残しておいて、また来月は新たな1万円をご用意ください。
資金がだぶつき気味になりますが、そのくらいでいいと思います。いずれどこかのタイミングで強烈な下げがやって来ます。そのとき、普段からバランスよく投資していたことと、緊急避難的に投じるいくばくかの資金を残しておいたことが、あなたのCFDを救います。そのための保険です。
CFDはギャンブルではありません。とにかく毎月律儀に、スケジュール通りに節度ある投資をしていきましょう。
オザワークスは、GMOクリック証券のCFDで節度ある米国株投資をしています。
関心を持たれた方はこちら↓へどうぞ。
派手な儲かり方はしませんが、それでいいんです。狙いは、配当金という副収入です。
オザワークスでした。
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