オザワークスです。
CFDでも米国株。配当利回りランキング2021年1月号です。
コロナショック以降米国株は安定していて、こういうときレバレッジの使えるCFDは良く仕事をしてくれる頼もしい存在です。
もくじ
米国株CFD、配当利回りランキング2021年1月
GMOクリック証券でぼくが実行しているCFDの米国個別株&不動産ETFの配当利回りランキングです。
レバレッジ2倍で投資すれば、配当利回りは現物株の2倍になります。
が、そう単純なものでもないのです。実質的な株の保有コストである金利調整額を差し引いた「手取りの配当利回り」が3%以上残る銘柄のみを投資対象としています。
さらに詳しいCFDでの投資条件や配当利回りの計算方法などは、こちらの記事で。
1月 | シンボル | 銘柄 | 1月 レバ2倍 配当利回り |
12月 レバ2倍 配当利回り |
1 | REM | モーゲージ不動産ETF | 13.56% | 13.56% |
2 | T | AT&T | 13.44% | 14.00% |
3 | XOM | エクソン・モービル | 11.04% | 13.80% |
4 | CVX | シェブロン | 7.50% | 7.50% |
5 | PFE | ファイザー | 7.00% | 7.00% |
6 | HPQ | HP | 5.76% | 5.76% |
7 | RWX | グローバル(米国除く)不動産ETF | 5.52% | 5.52% |
8 | VZ | ベライゾン・コミュニケーション | 5.40% | 5.64% |
9 | IBM | IBM | 4.88% | 4.88% |
10 | C | シティグループ | 4.08% | 4.08% |
11 | VNQ | 米国リートETF | 4.04% | 4.06% |
12 | KO | コカコーラ | 4.00% | 4.00% |
13 | RTX | レイセオン・テクノロジーズ | 3.84% | 3.84% |
13 | BAC | バンク・オブ・アメリカ | 3.84% | 4.48% |
15 | CSCO | シスコシステムズ | 3.20% | 3.20% |
16 | RWO | グローバル不動産ETF | 3.16% | 3.16% |
米国株が順調すぎて書くことが特にない
2021年に入っても米国株、いえ世界の株高は続いています。
株価が高まれば、その分配当利回りは下がります。
2020年の夏ごろは配当利回り3%以上の銘柄が25銘柄くらいあったような気がしますから、ずっと株価が伸びているのがわかります。
さて……さて……何を書きましょう?
2020年春のコロナショック以後、米国株はとても安定していて特筆すべきことがありません。
ぼくも毎月1万円の資金で2万円分の米国株を買い付ける、というルーチンワークを続けているだけです。
破綻する or しそうな保有銘柄もなく、含み益もほんの数万円ではありますが生まれています。
配当金も順調にもらっていて、積み重なっています。
事件もなくまあまあ順調だと書くことがないのです。
短期売買のCFDで配当をもらおうという発想の原点
なので、今一度ぼくがCFDの米国株で何を目指して投資しているのか、これを考えてみます。
CFDはそもそも、短期的な売買を頻繁に行うためのものです。CFDの仕組みはそうなっています。
けれど、そんなCFDでも配当金がもらえる。
その点に着目したぼくは、CFDでレバレッジを効かせて配当利回りを押し上げれば現物株以上に配当投資がはかどるのではないか、と考えました。
そうして、米国株CFDレバレッジ2倍で長期配当投資、を始めたのです。
理想は、配当の再投資による資産増の自動化
具体的にはこのようにやっています。
レバレッジ2倍で投資する米国株の一部の銘柄は、配当利回りが10%をゆうに超える。
そのような銘柄を核としつつ、しかしそれではポートフォリオが尖りすぎるため、配当利回りのやや劣る銘柄群も周りに配置してカドを取る。
CFDでは配当金が入るとロスカットレートがわずかに下がるので、配当金をもらえばもらうほどに強制決済される危険度が減っていく。
もう絶対安全というところまでロスカットレートが下がったら、ロスカットレートを自分で調節して今度はもらった配当金で新たに株を買っていく。
配当金の再投資。例えるなら、風車小屋が風が吹いたら自動的に仕事をしてくれるようなものです。
こうなってくれると、配当金が入る⇒配当金で株を買う、のサイクルが出来上がり、ポートフォリオが勝手に資産を作っていってくれるようになります。
これがまあ、理想ですね。
現実は、暴落に弱い
ただ、現実はなかなか理想通りにはいかないものです。
2020年はコロナショックという竜巻がやってきて、ぼくの風車小屋は1回吹き飛ばされてしまいました。
コロナの来るのがもう1年あとだったら、ぼくのポートフォリオはおそらく耐えてくれたと思います。
コロナショック後が本当に安定して稼働してくれているので、それだけにあのショックが悔しいところです。
まあ、タラレバの話になってしまいますけれどね。
CFD長期投資の正解を探す旅
米国株の現物株では、S&P500に投資しておけば間違いない、と世界中の多くの投資家がそう言っています。
ぼく自身も、そうだと思います。
しかし残念ながら米国株CFD、それも長期で配当金をもらって行こうなんていうCFDには、S&P500みたいな誰でも知っている投資の正解がありません。
だから、試行錯誤をしています。
投資の収益性、投資の安定性、そのバランスを見ながら正解を探っていく。
もしかしたら正解なんてなくて永久に成立しないのかもしれませんが、その見極めにもとにかく時間がかかるのが投資というものです。
このCFD米国株投資が最終的にどうなるのかぼくにもまだわかりませんが、もしもダメだったらそのときは笑ってやってください。
オザワークスでした。
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