オザワークスです。
GMOクリック証券のCFDでも米国株、配当利回りランキング2020年2月号です。
もくじ
CFDで米国株、配当利回りランキング2020年2月
GMOクリック証券のCFDで米国個別株にレバレッジ2倍で投資した場合の配当利回りランキングです。
ホントはもう少し投資の条件がいくつかあります。詳しくはこちらの記事にて。
2月 | ティッカー | 銘柄 | レバレッジ2倍 配当利回り |
1月 配当利回り |
1 | F | フォード・モーター | 12.32% | 11.20% |
2 | GPS | ギャップ | 9.60% | 9.60% |
3 | T | AT&T | 7.60% | 7.60% |
4 | XOM | エクソン・モービル | 7.20% | 6.96% |
5 | HPQ | HP | 5.44% | 5.44% |
5 | HAL | ハリバートン | 5.44% | 5.44% |
7 | GM | ゼネラルモーターズ | 4.80% | 4.80% |
7 | PFE | ファイザー | 4.80% | 4.40% |
9 | VZ | ベライゾン・コミュニケーション | 4.20% | 4.20% |
10 | CSCO | シスコシステムズ | 3.36% | 3.36% |
米国株CFDは配当利回りがあまり変化しない。なぜ?
今月より、先月の配当利回りを併記してみました。どうでしょう?
見てもらうと気が付くと思うのですが、先月と今月、1月と2月で配当利回りがまったく同じ銘柄がいくつもあります。
全10銘柄のうち、実に7銘柄までもが、1月と2月で配当利回りがまったく同じです。
普通、毎日株価が動くわけですから、それに伴って毎日配当利回りも変化するはずです。
それが小数点第2位まで一緒とは。一体どういうことなのでしょう?
レバレッジを絡めた配当利回り計算のカラクリ
配当利回りを決めているのは、株価と配当額です。株価と配当金の額が変化することによって配当利回りは変わっていきます。
株を買うとき、その銘柄が約2万円で何株買えるのか、が重要になってきます。
現物だと1万円の資金で10株しか買えないのに、レバレッジ2倍だと約2万円分の20株買える。でも使ってる資金は1万円のまま。少ない資金で多くの株を買って多くの配当をもらえるCFDの利点がここにあります。
CFDではわずかな株価の変化は配当利回りに影響しない
その上で配当利回りが変化するのは、ひとつ、株価が上がるか下がるかして約2万円で買える株数が変化したときです。
今回の【F】フォード・モーターがこれにあたります。
フォードは直近クソ決算を発表したせいで株価がガクンと落ちていました。それ故1月と比べて約2万円で買える株数が1月20株から2月22株と増えました。
同じ金額で買える株数が増えたので配当利回りも、11.20%から12.32%に向上したのです。
逆に言うと、株価の変化がわずかであるならば、決められた予算内で買える株数が変化しないわけで、そうすると配当利回りの変動もまったくなくなります。
1月⇒2月で配当利回りが変化しなかった銘柄は皆これです。株価の動きが足らないだけです。
当然増配すれば利回りも向上する
ふたつめ、配当金の金額の増減でも配当利回りは変化します。今回の利回りランキングで言えば、【PFE】ファイザーがこれにあたります。
ファイザーは1月終わりの配当から増配しました。1株$0.36から$0.38にです。
わずか$0.02の増配ですが、CFDでもそれはきちんと反映されます。ファイザーのCFDでの配当額は37円と、前回の35円から確かに増えていました。
もちろんこの増配によって配当利回りも変化します。4.4%が4.8%に向上しました。
こういうちっちゃい増配でも株主としては嬉しいものですね。
CFDの配当額は予想しづらい
さて、もう一つ配当利回りが変化した銘柄があります。みんな大好き【XOM】エクソン・モービルです。
エクソンはここ最近株価が下がっていますが、買い付けの株数を増やせるほどの下落では(まだ)ありません。かつ、12月ー3月にかけて増配もしていません。
ではどうして配当利回りが変化したのか?
それは、2月に入ってすぐ初めてぼくがCFDのエクソンから配当金をもらったからです。
CFDの配当金は日本円で入金します。しかしエクソンの元の配当金は当然米ドルです。CFDの配当額には為替が影響します。
ぼくがまだエクソンの配当金をもらっていない頃の配当利回りは、エクソンの元の配当額に為替を噛ませてぼくが独自に計算した「予想」利回りです。
CFDの配当額は実際もらってみないと正確な数字はわかりません。今回、エクソンから初めて配当金をもらってみて、1株当たりの配当額が確定しました。
その予想額84円と確定値86円の違いとなり、今回の配当利回りの変化として結果が出た次第です。
宣伝はしっかりする
と、こんな感じでそこそこ細かい計算をして配当利回りを割り出しています。
CFDっていいかもね、と思った方はGMOクリック証券でCFDの米国株投資にチャレンジしてみよう!
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でも、株価が非常に元気のないフォードとエクソン・モービルには、いくら配当利回りが高いと言っても全力投球はおすすめしない。
少しずつコツコツ投資を進めましょう。
オザワークスでした。
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