CFDで買うべき高配当利回りの銘柄一覧1月版 ~配当金も円高の影響を受ける

オザワークスです。

GMOクリック証券のCFDで米国株に長期投資して、配当をもらうだけのおじさんです。

2019年1月時点での、CFDで買える米国個別株の配当利回りで高いものを一覧にしてみました。けれど、一覧といってもたったの7銘柄です。他の銘柄は落第です。

ぼくと同じように、CFDの米国株で配当狙いの投資をしてみたい方は、参考にしてくださいませ。

CFDで配当をもらっていくための前提条件など

GMOクリック証券のCFDの米国個別株で配当投資を安定的に行うためには、いくつか条件があります。それをちょっと先に書きます。

まず、株の買い付け時のレバレッジは2倍程度です。それ以上の無理はしません。こちらの投資資金1万円で大体2万円分買える銘柄、が条件です。少額投資です。

株を保有していると支払いが発生する金利調整額は、配当金を実質的に削り取るものと考え、受け取った配当額から引き算します。

金利調整額を引き算してもなお、配当利回りが2%以上残る銘柄だけを「合格」とし、一覧にしました。それゆえIBMや【XOM】エクソン・モービルなど、一般的な高配当銘柄の多くが落選となっています。

CFDで配当をもらいやすい銘柄の利回り一覧 2019年1月

銘柄 大体2万円で
買える株数
税引き後の
年間配当額
A
年間
金利調整額
B
手取りの
配当額
A-B
レバレジ2倍
配当利回り
F・
フォード
21株 1176円 0円 1176円 11.76%
T・AT&T 6株 1200円 312円 888円 8.88%
HPQ・HP 8株 512円 0円 512円 5.12%
GM・GM 5株 760円 260円 500円 5%
VZ・
ベライゾン
3株 708円 312円 396円 3.96%
GPS・
ギャップ
7株 672円 364円 308円 3.08%
KO・
コカコーラ
4株 640円 416円 224円 2.24%

HPが高配当銘柄に復帰するも、注意が必要

上の一覧でピンク色にしてある、【HPQ】HPという銘柄(昔のヒューレットパッカードです)、配当利回り5%となかなかのものですが、注意が必要です。

現物のHPは配当利回り2%台。それがレバレッジ2倍で利回りは5%を超えてきます。しかし、それもこれも、金利調整額が発生しない水準の株価のときだけです。

大切な配当を蝕む金利調整額は、株価が21ドル~22ドル以上になると発生し始めます。そうなるとHPの配当利回りはどうなるのか。それが次の表です。

銘柄 大体2万円で
買える株数
税引き後の
年間配当額
A
年間
金利調整額
B
手取りの
配当額
A-B
レバレジ2倍
配当利回り
HPQ・HP 8株 512円 416円 96円 0.96%

配当は金利調整額でほとんど刈り取られ、配当利回りは0.96%に劇的に低下します。これでは、配当狙いの投資としてはいささか厳しいです。

そして、HPの今現在の株価は21.75ドル。もう、ほんのわずかでも株価が上昇すれば、金利調整額がニョキニョキと生えてきます。

今は利回り5%の高配当銘柄でも、ちょっとしたことで0.96%に転落です。こういうギリギリ綱渡り高配当銘柄には、注意が必要です。

円高のせいで配当金が目減りする状況

CFDで米国株を買ってただただ配当をもらう投資。こういう簡単な投資でも、円高の影響を地味に受けます。

GMOクリック証券のCFDでは、米国株であっても株価や配当金はすべて日本円での計算となります。配当金は、米ドルで出たものを日本円に換算しての入金です。

となると、為替の影響を受けます。2018年12月に1ドル=113円だったドル円相場は、年が明けると一時1ドル=104円まで円高が進み、以後は108円~109円で推移しています。

米ドルで出た配当金を日本円に替えるので、円高になると目減りします。これが結構痛い。【VZ】ベライゾン・コミュニケーションなど、12月に計算したときには配当利回り4%を超えていたものが、3.96%と若干しぼんでいます。

この1月にわずかばかりではあるものの増配した【T】AT&Tの配当も、円高のせいで増配前と変わらない結果となりました。

円高で株が多く買えるというメリットも

しかし、円高はデメリットだけではありません。CFDの取引は日本円で行うので、強い円で米国株をいつもより多く買える、というメリットもあります。

ぼくがこの1月に買い増しした【F】フォード・モーターなどは、株価が下がっていたこともありますが、円高もあって多くの株を買うことができました。ですから円高も一長一短ですね。

はい、宣伝です。オザワークスは、GMOクリック証券のCFDで米国株に配当目当てで投資しています。取引手数料なし、為替手数料なし、おまけに配当金の国内税もなしのCFDで、少額からでも配当投資してみませんか?

詳しくはこちら↓まで。

⇒GMOクリック証券公式「はじめてのCFD」

オザワークスでした。

"share"とは株式を意味する英単語でもある

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ABOUT US
オザワークス
なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。