長期配当投資家の米国株売買ルール





オザワークスです。

ぼくは、ポートフォリオの公開は投資家同士の挨拶のようなもの、との認識です。その人のポートフォリオを見れば、どのような投資をなさっている方なのか、大体のところが把握できるからです。

投資ブロガーの皆さん、是非とも自分のポートフォリオは公開しましょう!

ナニ、恥ずかしがることはありません。どんどん出しちゃえばいいんですよ。

そしてより丁寧に行くのであれば、ポートフォリオの脇に自分の投資のルール、売買ルールが示してあればなおのことよろしいですね。

まずは言い出しっぺの自分から。

というわけでぼくの投資のルールを記しておきます。良ければ何かの参考にしてくださいまし。

オザワークスの投資論、全体

ぼくの投資活動全体の方向性、あるいは目指すもの、それはより多くの配当金の獲得を目的とした投資です。

それは何故か? 理由は3つあります。

  1. 売買益を継続的に得ることが、自分の能力(才能?)的に無理だということ。
  2. 売買益を継続的に得るために自分の日常を犠牲にしたくない。自分は、楽して不労所得を得たいのだ。
  3. 配当金こそが株式投資の王道、本質であると思うため。

ですね。

では、具体的に何をどのようにして配当金を得ていくのか?

それは、配当を出す米国株(外国株やETFを含む)をコツコツ買い続けることによって、配当金を最大化する。

米国株に投資するのは何故か? 理由は5つ。

  1. なんとなくカッチョえーから。
  2. 大型株でも高配当の銘柄が多く、軒並み増配への意欲が高い。配当増加率も高い。
  3. 多くの銘柄で四半期配当かそれ以上で、投資を開始してから最初の配当を得るまで早いから。
  4. なんだかんだで世界経済は米国を中心に回っている。今後もしばらくはそうだろう。
  5. 資産の一部は外貨で持つべき。これもなんだかんだで米ドルに。

こんな感じ。

以上が、ぼくの投資の全体像です。まとめると、米国株を買い続けて配当金を増やそう、に尽きます。

そして以下、細かいルールが続きます。

マネックス証券での米国株現物売買ルール

まずはマネックス証券です。金額的には、ぼくのメイン証券ですね。

マネックス証券では米国株の現物を買っています。保有資産はすべて米ドル建てです。

銘柄の選定ルールは以下です。いつもマネックス証券の優れたスクリーニング機能を使って、銘柄を絞り込んでいます。

  1. 個別株、ADR、ETF、などの種別は問わない。ただし、中国系企業は除く。
  2. 配当利回りが3.5%以上であること。できれば4%以上が望ましい。
  3. 年間の配当回数が4回以上であること。
  4. 時価総額が100億米ドル以上であること。ETFは50億米ドル以上。

以上の条件でいくつかの候補に絞った上で、ここ数年間の利益と支払い配当額の関係をざっと見ます。これは楽天証券に見やすいデータが出ています。

さらに増配の様子や、配当の安定性なんかをDividend.comなどで調べます。

ちょこちょこデータを見て、あんまり赤字続きとか利益に対して配当を払いすぎとかだと、いかに大企業といえども敬遠せざるを得ない感じですね。

配当金を出したり出さなかったり、というのもバツ。安定が一番です。ちなみに、連続増配教の信者ではありません。連続増配はそこまで意識はしません。配当は安定していればOKです。

投資する銘柄の選定は、実は結構ザルです。分析などもあんまりしません。というか、ぼくに銘柄分析能力はないです。

上に挙げた条件でスクリーニングすると合致するのが大体80銘柄ちょっとですか。

多分、その辺のやつはほとんど全部買うと思います。将来的には、って話です。

ぼくは保有銘柄が増えるのは全然構わないタイプです。上限とかはまったく設けていません。

どうせ全部買うのだから、あんまり銘柄分析もしない、というギャグみたいな話でした。

分散投資は必須。1銘柄に投入する資金を平均化する

一つの銘柄をいくらぐらい買うか、これは重要です。ぼくはその額に上下限を設けてやることによって、自然と分散投資になるようにしています。

新規の銘柄を買っていくときのルールです。

  • 新規に買い付ける銘柄を1回の取引で10株単位、かつ買付け額が最低でも200ドル以上になる状態で買う。
  • 何回か買っていき、保有分の評価額が1500ドルを超えた段階で、新たな買い足しは中止、長期保有モードに移行する。
  • 次の新たな銘柄を買い始める。

大体この流れです。1銘柄1500ドルちょっと買ったら、別の新しい銘柄を買い始めます。この買い方だと、勝手に分散投資されていき、保有銘柄数は無限に増えていきます。バカです。

次に、一度買い足しを完了した銘柄の株価が下がって、評価額が1500ドルを割り込んだ場合です。

  • 1度の取引で10株単位、かつ買付け額が最低でも200ドル以上になるように買い増しする。
  • 買い増しした結果、評価額が1500ドル以上になれば、それ以上の買い増しは中止し、長期保有モードに戻る。
  • 更に株価が下がって評価額が1500ドルを再度割り込んだら。
  • 更に買い増しする。以下無限ループ。

という無限ナンピン買いルールです。無限に買い増ししていくと危険なようにも思えますが、まともな額の配当が出ている間は、無限に買い増すことにしています。

その根拠は?

  • まともな額の配当を出している銘柄の株価が、無限に下がり続けることはない(はず)。つまり、買い増す額は限定的なはず。
  • そもそも大企業に分散投資しているので、保有するすべての銘柄がだだ下がる、などということは不況時以外にはない(はず)。つまり、買い増しせざるを得ない銘柄の数も限定的なはず。
  • 自分の投資資金額にそもそも限界があるので、無限に買い増しすることはできない。

こんなところ? うーん、ここはちょっと改善の余地ありかも。

ちなみに、新規で買い付けている銘柄と買い付け完了して株価が下がった銘柄の買い増し、バッティングしたら下がった方の買い増しが優先されます。ルーキーは先輩に譲る、という感じです。

もしも保有銘柄が減配したら

配当目当てで買った銘柄が、減配したらどうしましょう? ちゃんとルールを定めておきます。

まず、一口に減配と言っても、その度合いによって対応が分かれます。

  • 減配後の銘柄を1500ドル以上保有した状態で、年間12ドル以上の配当をもらえるか否か。

これが運命の分かれ道です。

まず、年間12ドル以上の配当をもらえる場合。つまり、減配はしたけれど、そこまできつい減配ではなかった場合です。

  • 対応。そのまま保有。買い増し等も通常のルール通りに行う。

そのまま保有です。1500ドル投資して年間配当が12ドル以上ですから、いかにぼくが優しい株主かわかりますね?

【KMI】キンダー・モルガンや【NYCB】ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ、それに【GE】ゼネラル・エレクトリックなどがここに該当します。がんばってまた配当増やしてねって感じです。

次に、年間配当が12ドル以下になるくらいの激しい大減配を喫した場合です。配当額が10分の1とかになると大体このパターンです。

  • 対応。その銘柄を10株だけ残して売却。10株保有して様子を見る。

ほんの少しだけ残してあとは売却し、そのお金で他の銘柄を買う感じですね。ぼくは、2軍落ち、と呼んでいます。

【ESV】エンスコや【MOS】モザイク、【NOV】ナショナル・オイルウェル・バーコに【GG】ゴールドコープの4銘柄が該当です。

なんとか増配して年間12ドルの壁を突破したら、1軍へ復帰して1500ドルを超えるまでまた買い直しです。しかし今のところ、1軍復帰した銘柄は一つもありません。応援はしているのですが……。

さらに、保有銘柄が無配転落してしまった場合ですが、そのときは、

  • 残らず売却。さようなら!

となります。現在までに【SDRL】シードリルと【MAT】マテルの2銘柄が帰らぬ人となりました。無配転落した銘柄もまた配当を出し始めたら買い付けする気ですが、今のところそういった気配はまったくありません。

もしも保有銘柄が暴騰したら、どうする?

次は保有銘柄の株価が上昇した場合ですね。1500ドルちょっと買い付けた銘柄が上昇した場合。

  • 保有銘柄の評価額が3200ドルを超えたら、保有分の半分を売却する。

買ってから大体株価が2倍強まで膨らんだら半分売却して、とりあえずいくばくかの利益を確定します。

ぼくは「一生売らない!」「生涯保有する!」などと意思の強いことは言えません。生身の人間ですので、やっぱり含み益が膨らんでくると、心がざわめくのです。

しかし、その銘柄を全部売ってしまうと配当をもらえなくなってしまいます。故に、半分売却です。半分だけ売って利益も確定ウシシと笑いつつ、もう半分は残して「配当のお付き合い」は続けていく。我ながら、これはなかなか良いルールだと思います。

【CAT】キャタピラー、【CMI】カミンズ、【HPQ】HP、【OKE】ワンオーケー、【STX】シーゲイト・テクノロジー。以上の5銘柄が、配当投資家であるぼくにキャピタルゲインの興奮をもたらしてくれました。ありがとう。これからも配当よろしく。

マネックス証券への新規入金は毎月1万円。あとは日々の配当でなんとかする!

ぼくがマネックス証券へ新規に入金する額は、毎月1万円です。しかしこれでは年間1000ドルくらいにしかならず、新規の買い付けもままなりません。

そこを支えてくれるのが配当金です。毎日到着する配当金が積もりに積もって、年間3000ドルにもなります。

合計4000ドルでさらに株を買い、配当金を増やしていく。これは内緒ですけど、世の中の本当のお金持ちたちは、ぼくと同じことを10倍、100倍のスケールでしています。お金がお金を作るわけですから、お金持ちがさらにお金持ちになるわけです。

SBI証券NISA口座での米国株現物売買ルール

ぼくはNISA口座をSBI証券で開きました。そんなわけで、SBI証券ではNISA口座しか使っていません。あ、一般NISAの口座です。あしからず。

SBI証券のNISA口座で海外ETFを主に買っています。資産はすべて米ドル建てです。

SBI証券のNISA口座では、ETFの買い付けが手数料無料なんですね。なので、NISA口座はほぼETF専用口座と化しています。

ETFの選定ルールは以下の通りです。内緒ですが、銘柄のスクリーニングにはマネックス証券のスクリーニング機能を使います。SBIのはゴミです。

  1. 買い付けるETFは、世界3大ブランド(iシェアーズ、バンガード、SPDR)のETFのみとすること。
  2. 配当利回りが2.5%以上あることが望ましい。
  3. 配当回数が年4回以上あること。
  4. ETFの時価総額が50億ドル以上あること。

以上の4つです。まとめると、ETFの運営会社が潰れない、運営会社に見放されない投資家に人気のあるETFを選んでいます。大企業に投資したいのと一緒、大ETFを選んでいるだけです。

例によって配当の安定性などをちょっとだけ見て、買っていきます。これも条件に合致したものは基本すべて買ってゆくつもりです。

ETFの中身が債券か株式か、などは問いません。配当さえくれればなんでもいいです。

SBI証券のNISA口座では、ETFの買い付けに取引手数料が掛からない。だから有り金全部使って買っている

1銘柄に投資する金額はマネックス証券でのルールと同じ、1500ドルを超えるまでです。超えたら次のETF、というのも同じ。保有銘柄数は増える一方です。

ちなみにSBI証券とマネックス証券で保有銘柄が被るのは、OKということにしています。

SBI証券のNISA口座でETFを買い付けると取引手数料が無料になるので、資金がある限りは全額使って買っています。マネックス証券での10株単位の買い付けルールもなく、1株でも気兼ねなく買えます。

取引手数料無料はいいですね。気がついたらぼくはSBI証券にまったく料金的なものを払っていません。いいんでしょうか。

NISA枠の年間120万円を埋めるのがとにかく大変!

SBI証券ではNISAという時間制限のある投資サービスを利用しているせいで、投資資金をほとんどこちらに取られてしまいます。まんず苦しい苦しい。それでも資金は最優先でNISAに使っています。

ぼくのNISA投資期間は2020年まであります。その後SBI証券をどう使ってゆくかは、未定です。

NISA口座のETFの買い増しや減配のルールは、今までそういった事態になったことがないので、現時点ではこれも未定です。多分、買い増しはするでしょう。

利益の確定は、しないつもりです。

楽天証券での米国株現物売買ルール

楽天証券では特定口座でADR銘柄のみに投資しています。なので、正確には米国株現物ではなく、外国株現物ですね。楽天証券での資産通貨も米ドルです。

銘柄選定ルールは以下の通り。

  1. ADRであること。中国系企業は除く。
  2. 配当利回りは3.5%以上あること。4%以上が望ましい。
  3. 年2回配当であること。
  4. 時価総額が100億ドル以上あること。高ければ高いほどよい。

以上の4つです。楽天証券では、先のマネックス証券SBI証券と差別化するために「ADR」「年2回配当」の縛りで銘柄を選んでいます。

買い付けのやり方などはマネックス証券と同じです。毎月の資金投入額1万円も一緒です。ただし、楽天証券ではまだ3銘柄しか保有していないため、投資の動きはマネックス証券と比べて非常にゆっくりです。まあ、のんびり行きます。

買い増しや減配、利確についてのルールもマネックスと同様です。とはいえ、3銘柄ですからまだ1度もそういったことに巻き込まれていません。平和です。

ワンタップバイでの米国株現物売買ルール

新進気鋭の証券会社ワンタップバイ、使ってますよ。ワンタップバイではすべての取引が円決済で行われます。なので、円建ての資産となります。

ワンタップバイは正直まだ使い始めたばかりで、今後どうしていくかはまだ決めていない状態です。お金もないしね。

とりあえず、ETFの【SPY】SPDR S&P500を毎月1000円ずつ買っていくことにしています。ホントお金がないのでこれがぼくの限界です。

ワンタップバイではとりあえずそれだけですね。利確とかも全然。

毎月1000円積み立てて1億まで到達したら、そのとき皆さん会いましょう、って感じです。

GMOクリック証券での外国株CFD売買ルール

GMOクリック証券での外国株CFDの投資はかなりデリケートでして、はっきりいってルールでがんじがらめなんですが、それを書き始めるとスペースがどれだけあっても足りないので、ここでは簡単に。

CFDなんですが、狙いが配当なのは変わりません。毎月1万円を新規に投入して、それで2万円分の株を買います。毎月配当をもらいつつ、ロスカットレートを適宜動かして、強制決済されないように調整する。

現物とはまた違った味わいを楽しめるのがCFDです。取引手数料が無料なので、少額の投資をするならマジおすすめです。

GMOクリック証券の外国株CFDで、できること、できないこと

2018年8月8日

少額投資に最適な外国株CFD。けどそもそもCFDとは?

2018年8月6日

統一性を持った投資を、そのためのルール策定を

という感じで今回はぼくの投資のルールを書いてみました。複数の証券会社にまたがった一見わけのわからない投資をしているんですが、共通しているのがとにかく配当を求める投資だということと、分散投資していることです。

そして、そうなるためのキツキツすぎないルールを定めています。

ぼくの真似をする必要は全然ないんですが、何かの参考になれば幸いです。

オザワークスでした。

2018年末ポートフォリオ&配当金

2018年4月23日

"share"とは株式を意味する英単語でもある


投資の常識を変える

投資で大儲けする or 大損する時代は終わった。
安定した副収入を作る配当投資こそが投資の新常識。


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ABOUTこの記事をかいた人

なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。