オザワークスです。
auカブコム証券が、2022年1月24日から米国株取引の取り扱いを始めます。
主要なネット証券5社の中では、マネックス証券、SBI証券、楽天証券に続く4社目ということもあり、「米国株auカブコム証券」の使い勝手を考えてみました。
auカブコム証券が米国株に参入!
2022年1月24日よりauカブコム証券にて米国株の取扱いが開始されます。
⇒auカブコム証券公式「auカブコム証券 米国株式サービス開始予定2022/1/24(月) 1/23(日)から口座開設受付予定 「自動売買発注」で相場急変にも対応」
これで主要なネット証券5社の中では、マネックス証券、SBI証券、楽天証券に続く4社目ということになります。
以下、詳しく見ていきましょう。
auカブコム証券の米国株サービス詳細
auカブコム証券の米国株サービスは、現物株投資です。日本円建ての決済で、米ドル決済ではありません。
2022年度中(2023年初頭?)の外貨決済サービスの導入を予定しているそうです。
米国株の取扱い銘柄数は、取引量の多い主要な個別銘柄200とETFを162銘柄、合わせて362銘柄です。
他の3証券が軒並み4000銘柄以上あることを考えるといかにも少ないですが、取扱銘柄は順次拡充の予定だそうです。
米国株の取引手数料は、取引代金の0.495%(税込み)。最低手数料0ドル、上限手数料22米ドル(税込み)と他の3証券とまったく同じになっています。
為替手数料は20銭。
他3証券が25銭であることを考えるとここは一歩踏み込んだか?
ただし、マネックス証券は2022年1月現在為替手数料無料期間中であり、SBI証券も住信SBIネット銀行を上手く使えば為替手数料を4銭に抑えることは可能。
この内重要なのは注文の受付時間。6:01~15:59の間は米国株取引の注文すらできないということです。
注文方法の種類は、成行、指値、逆指値に加えてトレーリングストップやUターン注文なるものも実装されるようです。
が、あまり複雑な注文方法があっても一般的な個人投資家にはさほど必要なものでもないから、成行と指値と逆指値があれば事足りるでしょう。
こんなところですか。
始まったばかり。ここから改善していく、と思う
ここからは個人的な感想です。
auカブコム証券でもいよいよ米国株サービスが始まるわけですが、何というかいかにもまだ始まったばかりですって感じですね。
そもそも外貨決済ができないし、取り扱い銘柄数も少ない。どちらも今後改善予定のようですが。
これは結構嫌です。
こちらは早いところ改善してもらいたいです。不便です。
まあ、そのうち直っていくと思いますけれど。
米ドル決済が可能となる2023年初頭以降の検討でOK!
総じて先行する他3社に合わせたようなサービス展開ですね。
不足はないけど、目玉となるものもない。
後発なのにそれでいいのか。
それとも、2023年開始予定とされている米国株の信用取引サービスで大躍進を遂げるのか。
SBI証券と楽天証券も米国株の信用取引開始を掲げていますし(2社は2022年夏開始予定)、米国株の信用取引が波として来ているのかもしれない。
ぼくもauカブコム証券の口座は、カブドットコム証券時代から持っているので(昔、日本株でちょっと使っただけ)、いずれ何かしらの米国株投資をauカブコム証券でもやりたいと思います。
でもまあとりあえずは、米ドル決済が可能になる2023年初頭以降でしょうね。
オザワークスでした。
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