オザワークスです。
「平成」から「令和」になりました。多くのブロガーが、平成はこんな時代だった、次の令和はこうなる的な記事を書いているのでぼくも便乗です。
令和時代の日本は一体どうなるのでしょうか。そこに希望はあるのでしょうか?
もくじ
平成は、停滞だった
平成が、終わりました。約30年と4ヶ月。ぼくは昭和55年の生まれなので、あまり昭和のことは覚えていません。やっぱり平成とともに育ってきたな、という感覚があります。
そんな平成ですが、停滞の一言に尽きます。
平成はバブル景気から始まって、それが弾け、その後はずっと足踏みが続きました。
それでも平成一桁時代(=1990年代)はまだまだ日本も元気で、根拠はないけれどこれからまた良くなっていく予感はありました。きっとまだ余力があったのでしょうね。
しかし、平成も十年代に入ると傾いていきます。人々の気持ちから余裕や希望は失われ、諦めがすべてを支配するようになりました。
平成9年の消費増税、小泉政権の構造改革、リーマンショック、民主党政権、東日本大震災……何も変わらず、変えられず、今年より来年が良くなるどころか、毎年何かが削り取られるような感覚。
昭和が右肩上がりの時代だったのは疑う余地もありませんが、平成はとにかく停滞でした。
昭和は右肩上がり、平成は停滞、なら令和は?
令和元年、さあ令和時代が始まった。と言っても令和元年などというものは、まだまだ平成です。令和十年くらいまでは平成の色が濃いでしょう。
平成の色が濃いということは、相変わらず世の中は停滞しっぱなしということです。
でも、周りをよく見てください。平成からの小さな変化があるはずです。ぼくは長野県に住んでいるので、特に地方在住者の目線で。
お年寄りが増えて子供が減ったのは平成にも見られた光景でしたが、それプラス外国人が増えました。自動車運転免許取得に来る外国人がめっちゃ多い。ビビる。
平成に比べて空き家や荒れ果てた田畑が増えました。バイクが減って軽自動車がめっちゃ増えました。そしてめっちゃ飛ばす。
しかしその割にはガソリンスタンドは減っています。というか、お店そのものが次々と閉まっていってるような……。で、閉まったらそこは空き家。
特に地方では、書店やゲームショップはもうほとんど無いですね。それらに入り浸っていた学生時代(=平成時代)が懐かしい。中古CDショップなんかもあった。
逆にとにかく増えたのは、野立ての太陽光発電のヤツ。ぼくはあの黒光りする板が地面に整然と並んでる光景が大嫌いです。理由は、景観を破壊しているから。
ぼくの家からも雪を被った雄大な北アルプスの山々がよく望めます。のどかな田園風景が見えます。そこから視線を少し動かせば、太陽光のアレです。黒いアレがニョキニョキと何の遠慮もなしに立ちふさがっています。
ぼくが見て育った風景はもうありません。あんなものを外資がおっ立てているのかと思うと虫唾が走ります。
そして、これが重要。労働者の賃金は変わりません。ぼくの時給もかれこれ20年間据え置き価格です。
いや、たびたび増税されているから、実質的には労働者の賃金は減っています。これじゃあ、誰も何も値上げなんてできないわけだ。
昭和が右肩上がり、平成が停滞、であれば令和は自然と右肩下がりではないでしょうか? あるいは「減少」、はたまた「縮小」、もう一歩踏み込んで「衰退」。なーんかおかしな方向へ向かってないか、日本?
令和の入り口でそんなことを思います。
昭和、平成、令和とまるで放物線を描くように日本は上がって、落ちてゆく。落ちてゆくならどこかで地面に着地するはず。それはいつか?
それは、令和の終わりぐらいかも。
令和30年、沖縄は中国領、対馬は韓国領、北海道は……
令和元年。即位された新天皇は59歳です。順当に考えれば、令和も平成と同じ30年くらいかな、と思います。
そんな令和も終わる、令和30年。日本はどうなっているのでしょうか。勝手な予想を勝手に書きます。
まずいきなりですけど、現在の沖縄県はおそらく……中国でしょうね。中国領となっているのではないでしょうか。
現在も辺野古の米軍基地移設問題で揺れている沖縄ですが、基地拡張工事を邪魔している勢力の後ろには、当然中国政府がいます。
本土にも中国シンパはかなり多いので、まあ後は流れで……。
ついでに、対馬は韓国領かもしれません。どさくさに紛れてってやつです。
北海道は意外とまだ日本ですが、それは今のロシアにそれだけの力がないからです。それどころかロシアは極東を失っている可能性すらあります。もちろん中国相手に、です。
しかし日本に残った北海道が無事かと言うと、決してそんなことはありません。今以上に人口は減少して、北部や東部はほとんど無人、衰退の一途です。
でも安心してください。日本人が北海道を見捨てた代わりに、彼らがやって来てくれます。
そうです、外国人です。
といっても、そのほとんどは中国人です。段々日本人が住まなくなっていく北海道に彼らが続々と定住し、外国人の村や町を作り、どんどん増えます。
令和30年、北海道は日本ではありますが、もはや日本ではないですね。
しかもこの現象は、北海道だけに起こることではありません。日本中の「地方」と呼ばれる場所は、すべてこうなります。日本人が減っていき、そこへ外国人が補充される。ほとんど中国人が。
米国か中国か、日本はどちらへ付く?
さきほど沖縄が中国になる、と書きました。ということは、日米安保は破棄されたのでしょうね。
米国も、あれで実は徐々に力を落としていっています。昔はわざわざ「アメリカ・ファースト」などと口に出さなくても、世界は自動的に「アメリカ・ファースト」でした。絶対的に。
米国もいつまで覇権国家でいられるかわかりません。相対的に今後何十年かは一番強いよね、というだけです。今慌てて中国封じ込めをしているのです。
その中国も、存続できるのかどうかの問題を多数抱えています。ただ、数々のハードルをクリアして共産党独裁政権が生き残った場合は、強いです。とにかく人口が多いという強さがあります。
米国か中国、どちらかを選ぶということになったとき、日本はどうするのか。
ぼく個人としては、もちろん米国を中心とする自由主義陣営でこのまま行ってもらいたいです。ですが、ひっくり返る可能性もあります。この国には未だにスパイ防止法もありませんから。
ちょうど今の韓国みたいなポジションですね。自由と民主主義を捨てて、よりもよって「ソッチ側」に行くっていう……。十分日本でも有り得る話だと思います。
あ、ちなみにヨーロッパはその頃にはもう完全に死んでます。
令和30年、デフレ不況で東京一極集中、そこへ南海トラフがコンニチワ
話を令和30年の日本国内へ戻すと、景気は当然のように悪いです。だって賃金は増えないから。低賃金の外国人労働者が大挙して入ってくるのもあります。
収入が増えないので、当然消費も増えません。企業はバタバタ潰れていき、失業者が溢れます。これをなんと言うか。
デフレと言います。
もう地方では働いても食っていけないので、ますますヒト・モノ・カネが東京に集中します。
しかし、東京に来たからって稼げるわけでもありません。東京でもライバルは低賃金の外国人労働者です。
増えすぎた外国人を巡って日本人の意識は分断。国論は分裂します。外国人排斥を訴えるポピュリズム政党が日本にもできる、のかな?
そうやってゴチャゴチャやっているところへ、南海トラフがやって来てすべてを平等に無に帰すのかもしれません。なんか黙示録みたい。
令和30年、日本全国が節約し続けた結果、途上国へ没落
賃金が増えませんから、令和30年の日本人の頭の中も常に「節約」で一杯です。どうやったらお金を使わずに生きていけるか、それが生きるテーマです。
個人の場合それでもいいですが、日本政府も節約第一だから困ります。
一言目には「財源ガー」、二言目には「財政ガー」ですから、日本中の道路は穴凹だらけ。トンネルの内壁は崩れ、毎年どこかの橋が老朽化で崩落します。それでも誰も直しません。
災害対策も「節約」で十分に行わないため、南海トラフの被害は十倍にも二十倍にもなりました。
メンテナンス費用をケチるので、上水道は頻繁に止まり、下水道は頻繁に溢れ出します。
電気も止まりますね。あ、電気は民間か。じゃあ、人口の少ない儲からない場所には電気が来なくなります。撤退です。
郵便もそんな感じ。これで離島とか、もう完全に無人になりますね。そうして無人になった離島には、いつの間にか外国人が住み着いている。しかも案外、外国の公務員だったりして。
消防や警察、救急車も呼んでも来るかどうか。治安は相当悪化していますが、それでも「節約」のために警察官は減らすそうです。
役場に行っても窓口には誰もいない。電車も遅れる。街中いたるところに空き家、廃屋、ゴミだらけ。そしてたまに、行き倒れが、そのまま放置されて……。
こういう国ってなんて言うかご存知ですか?
発展途上国って言うんですよ。
令和30年、日本はとっくに先進国の座から降りている。
令和30年、ついに外国人の国会議員が誕生
そして令和30年には、極めつけが起こります。
外国人の国会議員の誕生です。
令和十年代から外国人の地方参政権を皮切りに徐々に解禁され、その流れのままに外国人代議士の誕生となりました。
これからは、ここ日本で外国人が外国人による政党を作り、外国人議員の内閣を作り、外国人政権と相成ります。
ことここへ至って、はい、日本の乗っ取り完全に完了です。
お疲れ様でした。
令和30年、日本人による日本の売却、完了。
まとめ。令和30年、日本は終わる。そして終わりはもう始まっている
まとめです。
現在の状況をぼくなりに見て考えて、令和30年に起こっていそうなことを好き勝手書いてみました。
いや、ヒドイ。自分で言うのも何だけど、30年後ここまで酷い状況なのかね。完全に日本終わっていますね。
一応「日本」という国名は残っているかもしれないけれど、その中身はすでにぼくたちの知る日本ではないですね。
まったく酷い妄想です。
でも、2019年4/1に新元号の「令和」が発表されたまさにその日、外国人労働者受け入れ拡大を促進するであろう「改正入管法」が施行されています。もう令和30年は始まっているのです。
財務省主導の緊縮財政と増税路線も、国民の大多数が消極的ながら支持しています。
日本人は、日本が貧しく落ちぶれていく道を選びつつあります。そして落ちぶれていく国は、他国についばまれるものです。
すでにレールは敷かれていて、ぼくたちはその上をぼんやりとしたまま進んでいます。
昭和の遺産を平成30年間でとうとう食いつぶし、ここから本格的な転落が始まります。
絶望しかない日本の未来。でもわずかな可能性もある
絶望しかないのか!
基本、絶望しかないんですが、わずかな希望というか「可能性」はあるのでそのことだけ。
上で書いた令和30年の予想図は、下敷きとしては現在のヨーロッパの惨状を用いています。安易に受け入れてしまった経済移民に苦しむさまは、同じですね。
イギリスのブレグジット、フランスのイエローベストの暴動、ドイツでも治安がかなり悪くなっているそうで、ヨーロッパはめちゃくちゃです。
確かドイツとかでは、移民街に消防車が入る場合、パトカーが護衛に付かないと危険すぎて区画に入れないそうです。火じゃなくて、治安のことですよ。そんな話を何かで読みました
グローバリズムに犯されたヨーロッパ
ヨーロッパは失敗しました。あるものに身を任せてしまったがために、国の形が壊れるという取り返しのつかない事態を引き起こしました。
あるものとは、グローバリズムです。
グローバリズムとは、これまで世界を仕切ってきた国境や言語や文化という壁を打ち壊し、地球全体(グローブ)でヒト・モノ・カネの移動を自由に行うべし、という考えです。
根底には、そうしたほうがよりカネが稼げるから、というグローバル資本家の本音があります。カネ稼ぎには国というものがある意味で邪魔なのです。
そもそもヨーロッパを一つの地域とみなすEUというものは、根本的にグローバリズムの産物です。煩わしい国境をなくして自由な経済活動を推進すれば、ヨーロッパ全体が豊かになれる。
……はずでした。
結果は、ドイツなどもともと豊かな国はより豊かになり、ギリシャなどもともと貧しい国はより惨めになりました。個人でも同じで、ヨーロッパ人全員が豊かになるどころか格差が拡大しました。
安く使えるという理由でヨーロッパ外からの移民がどんどん受け入れられ、異なる言語、宗教、風習を持つ移民たちが大勢定住しました。彼らは彼らで固まって住み、ヨーロッパ人とは混じり合いません。
どこかで聞いた話ですが、ベルギーの首都ブリュッセルの総人口の約3割はイスラム系の住民だそうです。地区によっては8~9割にも上るとか。
移民とその子孫はベルギーに住んではいても、自分がベルギー人だという自覚はあるのでしょうか。おそらくないような気がします。
彼らが日常生活で接するのはほとんど同じ移民同士であり、彼らが信じるのはベルギーよりイスラムです。
同じ国に住んでいる国民なのに、まったく違う方向を向いてそれぞれが生きている。これでは国民的まとまりなど生まれるはずもない。かくしてグローバリズムによって国は国足りえないところまで行ってしまいました。
これがヨーロッパにおけるグローバリズムの現状です。
世界的な反グローバリズムの萌芽
この現状に対して、もともとのヨーロッパ人は当然強い不満を持っています。雇用を奪われ、治安も悪化し、国内はめちゃくちゃですから。
そんな中で「反グローバリズム」の動きがヨーロッパのみならず世界的に出てきています。
英国がEUから抜ける「ブレグジット」などはその象徴ですね。根底には、一部の金持ちだけが儲かるグローバリズムなんてもうまっぴらだ、という国民感情があります。
フランスやドイツの議会でも、反グローバリズム色を押し出した政党が躍進しています。
そして米国で誕生した、「アメリカ・ファースト」の大統領。これも反グローバリズムの動きです。
米国株投資家はグローバリスト
世界各地で立ち上り始めた反グローバリズムの狼煙。世界中がグローバリズムの台頭を嫌い、そこから脱却しようとしているのは確かです。
しかし、グローバリズムはそんなに悪いことなのでしょうか。ぼくは必ずしもそうは思いません。
グローバリズム的な考えで経済が活性化するのは事実ですし、現にぼくは日本に住む日本人でありながら、良かれと思って米国株に徹底的に投資しています。その点ぼくはグローバリストです。
ただ、グローバリズム的なものの行き過ぎは、これは世界にとって毒になると思っています。自分たちだけ儲かればいいや、が今のヨーローッパの惨状を生み出しています。
これがさらに極限まで行き過ぎると、革命が起きて資本主義経済そのものが崩壊します。そうなるともうお金儲けどころではありませんね。
かと言って、だったら「日本ファースト」、日本国内のみ、日本人のみでやっていけばいいや。これも違うと思います。こちらは反グローバリズムの行き過ぎです。
グローバリズムのその先を描けるかどうか
世界はグローバリズムの泥沼から抜け出そうと必死にもがいています。しかし、グローバリズムの行き過ぎを克服した先の世の中を、実は誰も知りません。世界のどの国もそれを描けていないのです。
ヨーロッパはグローバリズムに浸かりすぎて、もはや立ち上がる気力さえなさそうです。
米国はどうか。米国はグローバリズムの中心地ですから、そこから新しい考えが果たして出てくるのか……。
そこでぼくが一押ししたいのが、我が日本です。
日本は未だグローバリズムの傷が浅めです。それは、欧米が「よっしゃグローバリズムや~!」とソッチ方向へひた走っていった流れに乗り遅れたからです。
グズで世界の潮流に乗り遅れたから、グローバリズムの毒気をモロに浴びずに済んでいるのです。
そんな日本だからこそ、グローバリズムのその先、ポスト・グローバリズムの時代を描きうるのではないかと、その可能性を秘めているのではないかと、思うのですが。
それが具体的にどのような世界になるのか、ぼくごときには、わかりようもありません。
でもそれを日本が、日本人が世界で一番最初に軌道に乗せたら、きっと世界中が日本を真似するでしょう。
投資をなさる皆さんはすでにお気づきの事と思いますが、すべての物事は先行者が有利と決まっています。
ポスト・グローバリズムの時代を日本がリードする。さすればとてつもなく大きな果実を日本が、日本人が手にできるのは間違いなしです。日本の黄金時代の到来です。
今さらグローバリズムへ向かうこの国で……
長くなりましたが、その辺がぼくが日本に期待する「可能性」です。
ただ、残念なことに、安倍内閣や官僚たちの頭の中はグローバリズム一色です。
今さら、って感じです。
バスに乗り遅れるな、とは言いますが、とっくにみんなが降りて無人になったバスに駆け込み乗車する日本。マヌケですなあ。
令和30年、やっぱ日本は終わってるのかなあ?
愛国的グローバリスト、オザワークスでした。
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