投資を広めるために。プリキュアをはじめ創作物の登場人物に投資をさせて視聴者に慣れさせろ！

オザワークスです。

いやしかし、いませんね。

え、何がって？

投資してる人ですよ。

マジでいない。

日本で投資してる人は、ぼく以外にいないんじゃないかってくらいマジでいない。

そのくらい日本では投資が浸透していない。

この状況を改善するためにはアレですよ。

もっとドラマとかアニメとか映画とかで投資している人が当たり前に出てこなけれないけません。

ぼくはそう思うのです。

大人は投資するのが当たり前という物語を見てみたい

投資をテーマにした小説とかそういう創作物をもっと作れという話ではないんです。たまに見かけますけどね。

そうではなくて、お話の内容は投資とは全然関係ないんだけど、登場人物のほとんどがすでに投資をしているみたいな設定の物語がどんどん出てこないといかんのです。

もう当たり前に全員が投資をしている。

していないのはアホのキャラ設定の奴だけ。

そういう状況にないとダメ。

プリキュア × 投資、夢のコラボレーション

実際にちょっとやってみよう。

ぼくはアニメのプリキュアシリーズが好きなのでそれで考えます。プリキュア大好きおじさんです。生活の一部がプリキュアです。

ぼくはプリキュアシリーズを全作品見ていますが、作品内で投資の話題が出てきたことはただの一度もありません。

まあ、それはそうか。

プリキュアたちがいきなりマネーゲームに走り出したら、見ている子どもたちは「ぽか～ん」になってしまうことでしょう。

周りの大人たちが当たり前に投資をしている、そういう設定でなければなりません。

キャラが登場したらポートフォリオが表示される

はい、今やっているトロピカル～ジュ！プリキュアの主人公、夏海まなつさんです。部活とプリキュアに夢中です。キュアサマーに変身します。

ですが、彼女はまだ中学1年生なので証券口座を持てません。彼女のお父さんに登場してもらいましょう。

お父さんの夏海大洋さんです。今は訳あって1人南ノ島に残って民宿を経営しています。スネ毛がステキ。

お父さんはあまり投資の関係に明るくないので今は別居している妻（まなつの母親）に言われた通り、S&P500のETFを毎月コツコツ買っています。

お父さんのポートフォリオ。

お母さんは水族館に勤める資産家

続いて、まなつのお母さんの夏海碧さん。若々しいお母さん。本島の大きな街にある水族館に勤めています。現在まなつと2人暮らし。

碧さんはなかなかのやり手です。水族館勤務の傍らQQQを中心としたハイテク株にかなり前のめりに投資をしています。

しかも娘の将来のためにジュニアNISAも使いこなすという、金融や税制の制度にも明るい面を持っています。最近は米国の利上げ観測に少々神経を尖らせている模様。

年寄りは債券でも買っとけ

次。碧さんが勤める水族館の館長さんで、平林まふねさんです。

海の生き物のことなら知らないことはないという館長さんのポートフォリオは、どれどれ……。

なるほど、年齢相応に落ち着いた保有銘柄のようですね。基本は債券ETFで、株式も少しという感じですか。

投資するのは人間だけじゃない

投資をしているのは何も人間たちばかりではありません。

深海に潜むプリキュアの敵たちもまた、資本主義の輪から逃れることはできないのです。

プリキュアと敵対するあとまわしの魔女。その魔女にシェフとして使えるチョンギーレ氏です。

シェフ・チョンギーレ氏は典型的な高配当投資ですね。ポートフォリオには高配当銘柄がずらり。

まあ個人の好き好きですけれど、高配当銘柄は株価は上がりづらいし、減配も怖いですからどうでしょう。

高配当ETFがあるのが少し救いです。

深海のギャンブラー

最後は、敵の大ボスあとまわしの魔女様です。年齢不詳、魔女というか身体は海の生き物です。

未だに詳細が判明していない魔女様。表示されたポートフォリオは、

無理っぽ

こんな感じでプリキュアの登場人物たちはみんな当たり前のように投資をしていて、我々視聴者もそのポートフォリオをキャラクターの一部として当たり前に理解する。そんな世界になってほしいのです。

あとまわしの魔女様がプリキュアに敗れてご機嫌斜めだ。

でも違う。劇中のセリフには一切出てこないけど、本当はビットコインが暴落してイラ立っているのだ。

そういう重層的多面的な価値観の描写をプリキュアをはじめとした創作物が当たり前に行うことで、視聴者も自然と投資に目覚めるのではないかとぼくは思うのであります、はい。

……ダメだこりゃ。

オザワークスでした。