オザワークスです。
One Tap BUY(ワンタップバイ)で取引できる米国個別株の配当利回りランキング2020年4月号です。
先月(3月)から少しは株価も回復して、最新の配当利回りはどうなったのかな?
もくじ
PayPay証券で米国株、配当利回りランキング2020年4月
ワンタップバイで投資できる米国個別株のうち、配当利回りが2%以上の銘柄を表示しています。ETF2つはオマケ。
4月 | ティッカー | 銘柄 | 4月 配当利回り |
3月 配当利回り |
1 | DOW | ダウ・ケミカル | 9.07% | 10.53% |
2 | MO | アルトリア・グループ | 8.90% | 10.71% |
3 | XOM | エクソンモービル | 8.50% | 11.07% |
4 | GM | ゼネラルモータース | 7.16% | 8.64% |
5 | T | AT&T | 6.96% | 7.77% |
6 | CVX | シェブロン | 6.32% | 9.52% |
7 | XRX | ゼロックス | 5.96% | 6.21% |
8 | ABBV | アッヴィ | 5.87% | 7.32% |
9 | IBM | IBM | 5.55% | 6.84% |
10 | HPQ | HP | 4.89% | 5.14% |
11 | RTX | レイセオン・テクノロジーズ | 4.69% | 3.92% |
12 | VZ | ベライゾン・コミュニケーションズ | 4.33% | 4.89% |
13 | PFE | ファイザー | 4.27% | 5.34% |
14 | MMM | スリーエム | 4.15% | 4.99% |
15 | JPM | JPモルガン・チェース | 4.04% | 4.56% |
16 | CAT | キャタピラー | 3.75% | 4.49% |
17 | KO | コカコーラ | 3.61% | 4.37% |
18 | CSCO | シスコシステムズ | 3.55% | 4.16% |
19 | TRV | トラベラーズ | 3.22% | 3.71% |
20 | MRK | メルク | 3.11% | 3.67% |
21 | HD | ホームデポ | 2.99% | 3.69% |
22 | BMY | ブリストル・マイヤーズ・スクイブ | 2.97% | 3.88% |
23 | PEP | ペプシコ | 2.92% | 3.63% |
24 | GS | ゴールドマン・サックス | 2.88% | 3.70% |
25 | MCD | マクドナルド | 2.82% | 3.65% |
26 | JNJ | ジョンソン・エンド・ジョンソン | 2.70% | 3.42% |
27 | PG | P&G | 2.64% | 3.05% |
28 | INTC | インテル | 2.34% | 2.66% |
29 | SBUX | スターバックス | 2.26% | 2.90% |
30 | MDLZ | モンデリーズ・インターナショナル | 2.23% | 2.72% |
ETF | SPY | SPDR S&P500 ETF | 2.12% | 2.60% |
31 | AXP | アメリカン・エキスプレス | 2.11% | 2.49% |
ETF | QQQ | インベスコQQQ信託シリーズ1 | 0.79% |
全体的に株価が上がったため、配当利回りは下がっている
全体的に先月(3月)と比べると配当利回りは若干低下しています。3月に比べて株価が多少戻ってきたからです。
支払われる配当額が変わらない場合、株価が下がれば配当利回りは上がり、株価が上がれば配当利回りは下がります。
配当利回りとは、あくまでも「その銘柄を今買った場合の配当の利回り」ですからね。
ホルダーの皆さんは、3月と比べて配当利回りが下がったからと言ってがっかりする必要はありません。その分株価は上がっているのですから。
一番上手くやった人は、株が安いこの期間にたらふく買い込んだ投資家です。配当も良くて、株価も上がる。さぞやニンマリしていることでしょう。
えーい、悔しい! 減配・無配を喰らってしまえ!
コロナのせいで減配・無配が多発! 注意せよ!
というわけで、このコロナ騒動の中で減配したり無配になったりしている銘柄が多発しています。株価が下がって安く買えてラッキーとばかりにはいかないのです。
ワンタップバイでも取り扱いのある以下の3銘柄は、この1ヶ月で無配を発表しました。
ティッカー | 銘柄 | 4月 配当利回り |
3月 配当利回り |
GPS | ギャップ | 0.00% | 15.45% |
TPR | タペストリー | 0.00% | 12.76% |
BA | ボーイング | 0.00% | 7.78% |
無配ですから、当然配当利回りは0%です。
ぼくはボーイングは保有していなかったのですが、ギャップとタペストリーはもろに食らいました。皆様もお気を付けを。
株価を大きく変動させるコーポレートアクションにも注意せよ!
さて、ほとんどの銘柄が配当利回りを下げている中で、唯一利回りを上げているのが航空宇宙産業の【RTX】レイセオン・テクノロジーズです。
【RTX】レイセオン・テクノロジーズ、少し前までは【UTX】ユナイテッド・テクノロジーズでしたが、このRTXは4月にいくつかのコーポレートアクションを行っています。
社名を変え、ティッカーシンボルを【UTX】から【RTX】に変更したのもその一つです。
と同時に、RTXはスピンオフを行っています。スピンオフとは、社内の一部門を独立分社化することです。
スピンオフは1つの会社を2つに分けることですから、別れる前と後では会社の価値は、下がります。
そんなわけで、RTXの4月の株価はスピンオフによって大きく下げることになりました。
で、上で書いたように株価が下がると表示される配当利回りは上昇します。これはもう機械的にそうなります。
RTXの配当利回りだけが上昇した背景には、そういう事情があったのです。
そしてRTXの4月現在表示されている4.69%という配当利回りですが、この利回りが本当にそうなのかどうか注意が必要です。
スピンオフ後に配当の金額を変えるということは、しばしば起こることです。そうなると4月の利回り4.69%なんていう数字は何の意味もない数字になってしまいます。
スピンオフのみならず、コーポレートアクションを控えた銘柄、またはその直後の銘柄にはより注意が必要ってことっすね。
ついにPayPay証券でも投資できるようになったQQQ
最後に、4月からワンタップバイで投資できる米国株ETFが12銘柄も増えました。
詳細はこちらの記事で。
【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1、です。
これからも伸びてゆくであろうIT関係の銘柄に手厚く投資できるこのQQQと米国株全体をカバーできる【SPY】SPDR S&P500ETF、正直ワンタップバイでは2つのETFだけで事足りるような気もしてきます。
どちらも「今の」配当利回りは低いのですが、漸次増配を繰り返していきますし、何より株価が上がっていきます。
どちらもおすすめです。
では、今月はこのへんで。オザワークスでした。
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