オザワークスです。
スマホ証券のPayPay証券が、12月3日から米国株の取り扱い銘柄を27銘柄増やします。
追加される米国株は全27銘柄
One Tap BUY(ワンタップバイ)が12月3日から米国株の取り扱い銘柄を増やします。今回新たに取り扱いが始まる27銘柄がこちらです。
銘柄 | ティッカー | 業種 | 配当利回り |
アッヴィ | ABBV | 製薬 | 5.38% |
アクティビジョン・ブリザード | ATVI | ゲーム | 0.67% |
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ | AMD | 半導体 | – |
アルトリア・グループ | MO | タバコ | 6.76% |
アメリカン・エキスプレス | AXP | クレジット カード |
1.43% |
AT&T | T | 通信 | 5.46% |
バークシャー・ハサウェイ | BRK.B | 金融 | – |
ビヨンドミート | BYND | 食品 | – |
ブリストル・マイヤーズ・スクイブ | BMY | 製薬 | 2.88% |
シェブロン | CVX | 石油 | 4.06% |
ダウ・ケミカル | DOW | 化学 | 5.25% |
インテュイティブ・サージカル | ISRG | ヘルスケア 医療機器 |
– |
ジョンソン・エンド・ジョンソン | JNJ | 製薬 医療機器 |
2.76% |
JPモルガン・チェース | JPM | 金融 | 2.73% |
マスターカード | MA | クレジット カード |
0.45% |
メルク | MRK | 製薬 | 2.80% |
マイクロン・テクノロジー | MU | 半導体 | – |
スリーエム | MMM | 資本財 | 3.39% |
ペプシコ | PEP | 飲料・食品 | 2.81% |
ロク | ROKU | ネットTV 配信機器 サービス |
– |
ホームデポ | HD | 小売 | 2.47% |
トラベラーズ | TRV | 金融 | 2.40% |
ウーバーテクノロジーズ | UBER | IT・通信 | – |
ユナイテッド・テクノロジーズ | UTX | 資本財 製造業 |
1.98% |
ユナイテッドヘルス・グループ | UNH | ヘルスケア 医療機器 |
1.54% |
ベライゾン・コミュニケーションズ | VZ | 通信 | 4.08% |
ウォルマート | WMT | 小売 | 1.78% |
なんとなく配当利回りも載せてみたよ。
待望の通信銘柄登場。他にもタバコ、製薬が増えた
今回追加される銘柄ですが、これまでのワンタップバイにはなかった業種などが上手く補完された構成になっています。
例えば【T】AT&Tや【VZ】ベライゾン・コミュニケーションなどの通信銘柄は、今までどうして取り扱ってくれないのか不思議で仕方なかったのが、今回やっとメンバー入りしています。
他にも【MO】アルトリア・グループのタバコ、投資金融業種もなかったですね。
他には、【PFE】ファイザー1社しかなかった製薬ヘルスケアが大幅に増強されました。今回一番充実した業種です。
27銘柄の追加で硬軟、新旧、ワンタップバイでの米国株投資バリエーションが相当広がった気がします。
配当目当てで投資するもよし、ハイテク・ITに投資するもよし。個人的には配当のしっかりした銘柄が増えたのは嬉しいですね。
他方で、未だに電力などの公益企業は1社たりとも入れてもらえません。そこは少し寂しいところです。
本音を言えば、ETFの取り扱いを増やしてほしい
本当のところを言えば、本当に欲しい新規取り扱い銘柄は、ETFだとぼくは思っています。
今回は個別株のみの銘柄追加でETFは増えませんでした。現状では【SPY】SPDR S&P500ETFと、他2つのS&P500にレバレッジ投資するETFの計3本となっています。
これでは少し寂しい。
ダウ平均に連動する【DIA】SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージが来てくれないかなあ、と思っているのですがどうなのか。
ダウ平均に連動するということで話が分かりやすいETFだし、値上がりするし、毎月配当金ももらえるし、いいと思うのだが。
まあ、実際DIAを取り扱うかは別としても、現状のETFラインナップは少なすぎるので、ワンタップバイには次はそこをがんばってほしいですね。
銘柄数も良いが、改善できるところはまだまだあるぞ!
まとめると、今回米国株の取り扱い銘柄を増やしたということでまずは、「よくやった」という感じです。
増えた銘柄はなかなかの顔ぶれで、知ってる会社知らない会社色々あるけど、今回は若干IT・ハイテク色を抑えて王道の米国株投資銘柄を手厚くした印象です。
一言でいえば、大変バランスが良くなった。やっぱり取り扱い銘柄が増えて悪くなることは一つもありませんね。
今後の課題としましては、ETFの件と、取引手数料がどうなるのか。現状ではSBI証券などの大手と比べると手数料では少し負けています。特に為替手数料では完敗です。
あと、これだけ取り扱い銘柄が増えたならば、銘柄のスクリーニング機能はそろそろ実装してほしいように思えます。
ぼくは毎月ワンタップバイの米国株の配当利回りランキングを作っていますけど、なかなか手間がかかります。
これがワンタップバイの中で「配当利回り順に銘柄を並べる」とかできたら便利ですよね? 銘柄スクリーニングってそういうものです。特にマネックス証券のものが高機能です。
頼んますよ、ワンタップバイさん!
オザワークスでした。
こんばんは!
株の世界での新たな展開にワクワクしてきますね。
現在は、One Tap BUYのETFをちょこちょこと買い続けています。
オザワークスさんの投稿を読んでいたら、One Tap BUYの個別の米国株もかなり気になってきてしまいました…。1,000円から買えるなら個別の方も買ってみたいなぁ…と。
最初から、あれもこれもと手をつけるのはやめたほうがよいですか?
あと、楽天証券で【SPY】を買おうと、せっせと株貯金をしています。が・・・
【SPY】を楽天証券で買うのと、One Tap BUYで買うのとでは、購入単価以外で違いがあるのでしょうか?楽天証券で1株買う事を思えば、One Tap BUYでの購入額を少し増やして購入しても同じ事なのかなぁと思ってしまいました。
メリット、デメリットなどあれば教えて下さい。
よろしくお願いします。
どもっ、オザワークスです。
ワンタップバイが個別株の取扱を増やしたぞ~、なんていう記事を書いておいてなんですが、ぼくは個人投資家は個別株への投資は必要ないと考えています。
投資の合理性を考えたとき、投資先は全米の大企業500社に自動的に分散投資されるS&P500系のETF(SPYやVOOなど)のみで事足ります。もしくはダウ平均か。
資産の最大化を真面目に真っ当に継続的に望むのであれば、S&P500かダウ平均が正解です。
では何故自分は個別株に手を出しているのかといえば、ほとんど趣味です。
ぼくはすでにある程度の額の資産を有しています。資産のコアの部分は鉄板の米国株でガチっと固めて、周辺の部分(ワンタップバイやCFDなどのこと)では、感覚としては遊びでやっています。遊びや趣味と言うとちょっと言葉が悪いので、「実験」と言い換えたりもしますけど。
そんな趣味でやってる個別株では、結構損もしています。もちろん儲けもありますけど、損失の累計は数百万円はいっているでしょうね。保有していた企業が倒産したこともあります。個別株は難しいです。でも趣味だから仕方ありませんね。
基本、個別株なんてやらないのが正解です。もしどうしてもとおっしゃるなら、どこかの記事にも書きましたけど、S&P500で100万円以上のまとまった資産を作ってから、個別株で「遊び」ましょう。
そのS&P500への投資をどこの証券会社で行うかですが、これはどこででもほとんど一緒です。なにしろ投資先としては抜群ですからね。しいて挙げれば、同じS&P500系のETFでもSPYよりもVOOのほうがほんのわずかパフォーマンスが良いようです。ただ、ほんのちょっとの違いです。
ワンタップバイならSPY、楽天証券でならVOOがベストでしょうね。
同じSPYでもワンタップバイと楽天では若干の違いがあります。証券会社の仕組み上、ワンタップバイのSPYのほうが楽天のSPYよりも高値でしか買えません。ただほんの少しです。この点はOKですね?
それ以外となると、これを言っていいのかわかりませんが、ぼくの超個人的な感覚では、ワンタップバイに対して「コイツ本気で証券会社続けていく気があるのか?」という疑念を常に持っています。
楽天証券やSBI証券などは、本気で証券会社をやっていると感じるのですが、ワンタップバイはなんかこう……あらゆる場面でカジュアルというか、なんか「大事な仕事を任せられない奴」ポジションです。ぼくの中で。
根拠はありません。完全にぼくの感覚です。もしかしたらそれが証券会社としての「信用」なのかもしれません。
ある日突然の「証券会社なんてやーめた!」があるかもしれない予感から、ぼくの中でワンタップバイはいつまでたっても「遊び」なのかも。
ごめんなさい、妄想です。それでもワンタップバイの1000円から米国株投資できるというシステムは魅力ですよね。
最後に、ぼくに限らず投資ブロガーがS&P500だけでなくいろいろ自分でも投資していろいろ物を言うのは、「S&P500が最強!」だけではブログが続かないからです。ネタ作りの意味もあります。なので、投資ブログとはそういうものだと思ってお読みください。
本当に大事な情報は一言で済みます。それ以外は実はあなたを惑わす雑音になりえます。
オザワークスでした。