オザワークスです。
月末です。ようやくお給料が入って、ストレス発散のために株が買えます。楽し~!
今回は、株価の違うETFを使ったNISA非課税枠の上手な使い切り方について。我ながらニッチな話題~!
ま、とりあえず、今週の配当です。
(マネックス・特定) $10.30
【BBD】バンコ・ブラデスコ
(SBI・NISA) $9.47
(マネックス・特定) $6.49
2018年7月合計 $338.55
2017年7月合計 $330.72
2016年7月合計 $221.70
2019年合計 $3538.60
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
2016年合計 $3408.96
今まで全部合計 $19609.23
何とかギリギリで7月の月間配当額は前年同月を超えました。確か今年はすべての月で前年同月を上回っていたはず。この調子で続けたい。
2018年CFD米国株配当合計 ¥9441
2017年CFD米国株配当合計 ¥1327
今まで全部CFD米国株配当合計 ¥22153
2019年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥51
2018年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥12
今まで全部ワンタップバイ米国株配当合計 ¥63
(SBI・NISA) 買い 11株 買い増し
【SPY】SPDR S&P500ETF
(SBI・NISA) 買い 2株 新規買い付け
NISA枠を削る削る。あと、残り13万5000円。8月の給料で止めを刺すぞ!
もくじ
年間120万円のNISA非課税枠を使い切るにはコツが要る
ぼくはつみたてNISAではなく、一般の普通のNISA制度を活用しています。いわゆる投資信託よりも個別株やETFのほうが好きなのだ。
SBI証券のNISA口座であれば、ETFの買い付け時の取引手数料が無料。なのでぼくはSBI証券でETFばかり買っています。
つみたてNISAなら、非課税の投資枠は年間40万円が20年続いて計800万円。一般NISAではそれが、年間120万円の非課税枠が5年で計600万円となっています。
つみたてNISAと一般NISAのどちらが優れているとか、そんな話は脇に置いておきます。
問題は、その年の非課税枠はその年のうちに使い切らないと次の年には持ち越せない、ということです。
まあ、1年で120万円も新規に投資しないといけないというのも辛いとこなんだけどね……。今回はそれも脇に置く。
非課税枠を数千円単位で使い切るにはちょっとしたコツが要ります。今回はそのテクニックの紹介です。
SPYは1株300ドル。こんなに高いなんて知らなかった
個別株はもちろんそうですけど、ETFも銘柄によって値段(株価)が大きく違います。
この7月末からぼくが投資し始めた【SPY】SPDR S&P500ETFなんて、1株で300ドル(約3万3000円)もします。(恥ずかしいことに300ドルもするなんて知らなかった)
対して、SPYを買い始める前に投資していたETFの【VEA】バンガード・FTSE先進国市場(除く北米)は、1株大体40ドル(約4400円)くらいです。
300ドルと40ドル。こんなに違う。
これでどういう問題が起こるのかと言いますと、例えば年間120万円までしか投資できないNISA口座で投資するとしましょう。
ぼくのように非課税枠が残り20万円とかになってから投資の方向を変えて、急に1株300ドルのSPYなんかに投資し始めたとしましょう。
ガツガツとNISA枠でSPYを買って埋めていき、マックス120万円のうち118万円までSPYを買い付けました。
残る非課税枠はあと2万円です。しかし、運命の女神のいたずらかSPYは1株300ドルなのです。
SPYが高すぎるせいで2万円の非課税枠が使えない!
このなんともみみっちくも、でも実際にもったいないNISA枠とETFの関係、これが問題なのです。
1株40ドルのVEAを「調整役」に使う
まあ、2万円くらいいいじゃない。来年がんばりなよ。
実に大人の意見です。が、実際に投資しているのはこのぼくです。2万円残してしまうのがなんか気持ち悪いのです。
そこで解決策を考えました。
簡単な話で、SPYのような株価の高い買い付け候補の銘柄だけでなく、数千円単位で買える株価の安い買い付け候補もカードとして持っておこう、という話です。
ぼくはSPYにさあこれから投資し始めるぞ、という段になって初めてSPYが1株300ドルもすることを知りました。
同時に、これは何か対策を打たないと今年の非課税枠を上手く使いきれないぞ、とも考えました。
そこで目を付けたのが、SPYに投資し始める前まで買い続けていた、【VEA】バンガード・FTSE先進国市場(除く北米)というETFです。
このVEAは1株40ドルちょっとと手頃で、非課税枠の「調整役」にぴったりです。
ぼくの投資のルールでは、1銘柄1500ドル~2000ドルほど買い付けたらハイ、次の銘柄に移行、となっています。
本来であれば、1株40ドルのVEAを全部で40株1600ドルほど買い付けてから、次のSPYに移っていくのですが、そのままではたぶん非課税枠が少~しだけ残ってしまいます。
そこで、VEAを40株買いたいのをぐっとこらえて30株にとどめ、そこからSPYへの投資を開始。120万円の非課税枠をSPYで削れるだけ削ったら、残ったわずかな枠をVEAでさらにギリギリまで削ります。
これで、年間120万円の非課税枠を119万6000円くらいまで活用することができます。
最後はきっと残った非課税枠とにらめっこしながら1株とか2株とかの細かい取引になるでしょうが、SBI証券のNISA口座ではETFの買い付けは取引手数料が無料ですから、無駄がない。
ここまでやればいいでしょう。非課税の神様もきっと許してくれますよ。
来年の調整もVEAが役に立ちそうだ
VEAを非課税枠の「調整役」として使う場合、当然VEAは目標とする40株の買い付けができずに、そのミッションは次の年へと先延ばしにされます。
でもでも、VEAの受難(?)は次の年も続くのです。
SPYに引き続いて来年も【VOO】バンガードS&P500ETFや【IVV】iシェアーズ・コアS&P500ETFと、1株300ドル台のS&P500系ETFへバンバンNISAで投資していきます。
それらの次には、今巷で大人気の【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットも平らげていく予定です。
いつの間にか鉄板のS&P500系ETFをしのぐ位置に躍り出てしまったVTIが、実際どんなETFなのかはよく知りませんがね。よく知らないものでも全部買うのがぼくの流儀です。
そのVTIも1株150ドル台とチトお高い。
来年(2020年)は、ぼくにとってNISAに投資できる最終年です。そのNISA最終年の最後の非課税枠の調整役は、やはりVEAになるでしょう。いや、便利な銘柄だ。
来年もNISAとコツコツ戦う静かな決意
まあ、こんな感じで、NISA口座の非課税枠を上手く使い切るには、本命の株価が高い銘柄とサブで株価が低い銘柄を両方用意して、組み合わせで投資すると上手くいく、という話でした。
あはは、これがテクニックだ! なんて胸を張って言える内容じゃないね。まあ、配当もらいながらの与太話だと思ってね。
さて、2019年のNISA枠の残りも13万5000円。来年の枠120万円と合わせて133万5000円かあ。
まだまだ先は長いですが、ここをがんばり通せば一気に楽になる。SPYやまだ買ってないけどVOO、IVV、VTIは配当金だけでなく株価の成長も楽しみだ。
コツコツ、コツコツ、ほふく前進だって、立派な前進だ。がんばろう!
そしてどなた様も、おきばりあそばせ。
オザワークスでした。
(SBI・NISA) $1.03 国外税還付金