オザワークスです。
額なんて気にしたらいけません。配当金をもらいながら生活していれば、それは「配当生活」です。
それでは、今週の配当です。
(マネックス・特定) $14.36
【ABBV】アッヴィ
(マネックス・特定) $15.37
(マネックス・特定) $6.18
2018年2月合計 $238.97
2017年2月合計 $215.46
2016年2月合計 $263.46
2019年合計 $569.49
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
2016年合計 $3408.96
今まで全部合計 $16585.68
2018年CFD配当合計 ¥9441
2017年CFD配当合計 ¥1327
今まで全部CFD配当合計 ¥13535
2019年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥22
2018年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥12
今まで全部ワンタップバイ米国株配当合計 ¥34
(マネックス・特定) 買い 20株 買い増し
減配の発表で株価激落ちの【CTL】センチュリーリンクを根性の買い増し。果たして大丈夫なのか!?
週明けは、いよいよ2月のお給料が入って新規で株が買える。う~ん♪ 嬉しいなあ。
もくじ
【KHC】クラフト・ハインツが決算ガタガタで減配だってさ!
米国の食品メーカー【KHC】クラフト・ハインツが、ひどい決算とともに減配を発表しました。
まったく、週末になると悪ニュースが飛び込んでくるぜ! 先週の【CTL】センチュリーリンクに引き続き、2週連続の減配情報となりました。
うーん、これはヒドい。
クラフト・ハインツの暴落を話題にしたブログ記事が気になる
クラフト・ハインツの暴落や減配は確かに酷いですが、ぼくは今回の件を話題にした各ブロガーたちの記事のほうが気になりました。
たくさんの投資ブロガーが、クラフト・ハインツのことを話題にしています。
その内容は概ね、「あの投資の神様ウォーレン・バフェットも保有する、優良配当銘柄のクラフト・ハインツが終わった。バフェットでも間違えるのだから、個人投資家はなおのこと気を付けよう。個別株は怖い、ETFを買おう」という感じです。
まあ、言ってることは妥当なんですが、そこまで騒ぐほどのことでもねえよ! というのがクラフト・ハインツホルダーのぼくの感触です。
決算が悪くて減配なんてよくあること。毎週ある
配当にプライドと実績のある米国株であっても、決算が悪くて減配するなんていうのは、非常によくあることです。ヘタをすると毎週減配なんてことすらあります。
会社が儲かってないんです(今は)。だから減配するんです。当然ですよ。そのままの配当金額を出していたら、会社は潰れます。
それに、クラフト・ハインツの減配の金額も大したことがありません。1株あたり0.625ドルから0.4ドルへ、大体3分の2に減らしました。
対して減ってねーよ、こんなの! 甘いわ!
かつて海上油田掘削業の【SDRL】シードリルという会社は、配当利回り15%から一発で無配、ゼロ配当の極致へと至りました。即死ですよ。
それと比べたら、まだ0.4ドルも配当が残って、利回りも4%もあるですよ。ヌルいヌルい。笑いが止まらぬわ。
ぼくは余裕で買い増しです。
減配は一定確率で起こり得る。投資の失敗を想定に入れろ!
減配は一定確率で起こります。どんなに優良な企業でも、ダメになる時期というものはあります。その情報を確実にキャッチして、すべての減配を避けて通ることは難しいです。
個人投資家が個別株に投資するならば、減配することは常に想定に入れておくべきです。
話を投資全体に広げて、減配だけでなく投資には各種の失敗が付きものです。どんな投資家でも、それこそウォーレン・バフェットでも投資で失敗します。誰であれ失敗する場合はあるし、また失敗はしてもいい。投資で失敗することも、想定に入れておきましょう。
ぼくを含めた多くの個人投資家が、特段優れた能力もなく、いわゆる天才でもありません。失敗を繰り返しながら、それでも投資を続けていくことに意味があります。
失敗を恐れて歩みを止めること。それだけはいけません。
鍵はやはり分散投資にあり
とはいえ、失敗ばかりが続いても人間辛いもの。それ相応の対策も練りましょう。鍵になるのはやはり分散投資です。
今回クラフト・ハインツが減配して大暴落しました。もしも全資産のほとんどがクラフト・ハインツだったりしたら、そりゃあ泣きたくもなるでしょう。
そういう一点集中投資はいけません。ダメです。才能のある人向けの投資です。
凡人がするべきは、分散投資です。一つの会社だけでなく、いろんな会社の株を持っておく。これならたとえクラフト・ハインツがダメになったとしても、他が無事です。
さらに、投資する業種もいくつも分けておく。業種も分散です。
また、ETFも有効ですね。いくつもの会社の株をセットにしたETFであれば、それ一つを買っておくだけで自動的に分散投資になります。S&P500やダウ平均に連動するものがベタですが、鉄板です。
クラフト・ハインツが大暴落してもオザワークスが平気なワケ
ぼくも分散投資をしています。今は大体80銘柄くらいになるべく均一に投資する、というようなことをやっています。
クラフト・ハインツは、その80銘柄のうちのたった1つです。そのたった1つが3割の大暴落をしたとしても、ぼくの資産全体への影響は蚊に刺された程度です。まったく気になりません。
逆に株価が下がったので、平気で買い増しを考えています。まあ、今はお金がないから買えないですけどね。
つまり、よく分散された投資をしていれば、1つの銘柄がどうにかなったとしても、それほどショックでもなければギャアギャア騒ぐこともありません。
各投資ブロガーの皆様に置かれましては、少々話を大げさに書き過ぎではないのかな? と思います。普通の会社が普通に下手を打って減配した、というだけのことです。騒ぐことではありません。
もしもクラフト・ハインツだけに投資している人がいたら
分散投資の重要性はわかった。しかしだな、こっちはすでにクラフト・ハインツに集中投資してしまっているんだ。
もしそのような投資家が身近にいて、今まさに頭を抱えているならば、そっとしておいてあげましょう。決して後ろ指を指したり、笑いものにしたりはいけませんよ。明日は我が身です。
そしてもしも、投資初心者が初めて買った株がクラフト・ハインツだった場合、残念ですがもはやどうすることもできません。
対処法? そんなものはない。耐えるしかありません。崖から突き落とすようですが、投資とはこういうものです。いい勉強です。失敗するということ、耐えるべきときもあることを学びましょう。
ただ一点だけ。それでも投資は辞めないでね。
すでに数百万円単位で授業料を支払っているのに、未だに卒業できないオザワークスでした。
(マネックス・特定) $18.53