オザワークスです。
ダウ平均、S&P500、ナスダック100、どれもよく聞く株価指数ですが、こういうのって結局何がどう違うんですか? って聞かれたら、ぼくならこう答えます。
いつもETFをすすめてくるオジサン
ぼくは人に投資について相談されたら、個別株は避けて株価指数に連動したETFを買いなさい、とアドバイスしていますし、自分でも投資しています。
株価指数? ETF? 米国株投資の基本ですぞ? わからぬ人はこちらの記事を熟読するように!
- 【SPY】SPDR S&P500ETF
- 【IVV】iシェアーズ・コアS&P500ETF
- 【VOO】バンガードS&P500ETF
- 【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
- 【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケット
- 【DIA】SPDRダウ工業株平均ETF
- 【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストック
おすすめする理由は、このETFのどれもがこの先長期的に値上がりしていくことが期待でき、なおかつ配当金も定期的にちょっともらえるからです。
7つすべてを買わなくてもどれか1つに投資しておけばOKです。
で、今日は7つのETFの中でも、
- 【SPY】SPDR S&P500ETF
- 【IVV】iシェアーズ・コアS&P500ETF
- 【VOO】バンガードS&P500ETF
- 【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
- 【DIA】SPDRダウ工業株平均ETF
この5つにちょっと注目してみたい。
この5つのETFは、S&P500、ナスダック100、ダウ平均という株価指数に連動しています。
実はETF同様株価指数っつうもんも星の数ほどいっぱいあって、それぞれ何がどう違うのかよくわからない人も秘かに多いと思います。
株価指数の違い。真面目に解説
株価指数の違いとは、それを構成する企業の違いです。
米国籍の企業だけなのか、中国企業も含まれるのか、業種の偏りはあるのか、銘柄数は100なのか200なのか。
株価指数にはそれぞれテーマがあり、そのテーマに沿って構成する企業の顔ぶれを選んでいます。
構成する企業がそれぞれ違えば、株価指数の値動きもそれぞれ別方向となるのです。
そしてそれが株価指数の個性や特色なのですね。
S&P500、ナスダック100、ダウ平均それぞれの詳しい解説記事も書いているので、よろしければこちらもどうぞ。
株価指数の違いは目で見てわかる
さて、上の株価指数の説明は、いたって真面目で常識的なつまらない説明です。
S&P500、ナスダック100、ダウ平均の違いを一目で理解できる、すばらしい教材を今日見つけました。
これです。
これは、マネックス証券に口座を持っていると毎日無料で読める「U.S.マーケットデイリー」という、その日の米国株相場に関するレポートみたいなものの中に出ていた株価指数のチャートです。
チャートは5月24日の米国株の主要株価指数ダウ平均、ナスダック総合、S&P500の値動きを色分けしたものです。
ナスダック総合という株価指数がここで初めて出ましたが、まあナスダック100によく似たお兄ちゃんみたいなものです。
値動きの幅が違うのだ
チャートをよく見てもらうと、まず3つの株価指数は同じ線の形をしていることがわかると思います。
3つとも大体同じタイミングで上がって、下がる。
これ大体毎日そうです。
ただ違うのが、上がる下がるのそれぞれの幅なんです。
ナスダック総合は、上がるときも下がるときも結構行きます。
反対にダウ平均は、あんまり上がらないし、あんまり下がらない。
S&P500は、両者の中間ぐらい。
これも大体毎日そうです。
そしてこの値動きの幅の差が、3つの株価指数のわかりやすい違いなんです。
長期的な動きもそうですね。
ナスダックはいつも最速でガンガン上がっていくけど、◯◯ショック等がひとたび起これば今度は狂ったようにガンガン下がります。
ダウ平均は、あんまり。じんわりと上がっていき、下がるときも黙ってじんわり下がる。
S&P500はその中間ぐらい。
長期的にも3つの株価指数はそんなふうに見えます。
ザックリ印象なので突っ込みはナシで
はい、株価指数の違いは、こんな感じです。
もちろん反論があるでしょう。
いやこれは、あくまでザックリとしたぼくのイメージです。印象です。
ただ人に聞かれたらこんなふうに答えるよってだけです。
正確なデータに基づいての論ではありません。
ただ、肌感覚としては間違ってはいないと思う。
オザワークスでした。
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