オザワークスです。
2月の第4週、すごかったっす。下げ下げ下げ下げ、さらに下げ。悪夢ですよ。
今回はそんな悪夢みたいな一週間を振り返ってみました。
その前に、今週の配当です。
(マネックス・特定) $23.19
(マネックス・特定) $14.18
(SBI・NISA) $1.89
2019年2月合計 $295.93
2018年2月合計 $238.97
2017年2月合計 $215.46
2016年2月合計 $263.46
2020年合計 $711.01
2019年合計 $6118.90
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
2016年合計 $3408.96
今まで全部合計 $22900.54
2019年CFD米国株配当合計 ¥19182
2018年CFD米国株配当合計 ¥9441
2017年CFD米国株配当合計 ¥1327
今まで全部CFD米国株配当合計 ¥34065
2020年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥70
2019年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥147
2018年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥12
今まで全部ワンタップバイ米国株配当合計 ¥229
(マネックス・特定) 買い 10株 買い増し
【SJR】ショー・コミュニケーションズ
(SBI・NISA) 買い 20株 買い増し
【XLE】エネルギー・セレクト・セクターSPDRファンド
(SBI・NISA) 買い 10株 買い増し
【SSL】サソール
(楽天・特定) 売り 70株全部 無配が確定したので……
【SAN】サンタンデール銀行
(楽天・特定) 買い 400株 新規買い付け
もくじ
米国株急落、風邪、最悪の一週間
いや~、2月の第4週は大変な一週間でした。多分多くの投資家さんにとってもそうだったでしょう。
やられてやられて、これで向こうも気が済んだろうと思ってこちらが防御態勢を解いたらさらにやられる戦いの基本。参った参った。
個人的に風邪をひいてしまい体調が悪かったことも重なって、ホントもう最悪な一週間でした。
しかも、まだ収束してもいない。ただ単に週末になって相場が休みになっただけです。
これからどうなるのか。それは正直わからない。
未来のことはわからないので、投資家はこの最悪な一週間を記録しておくのです。
無配に落ちた【SSL】サソールを売る
2月24日月曜日。
この日はちょうど、ぼくが保有する南アフリカの化学メーカー【SSL】サソールの決算発表日でした。サソールの配当が止まるかどうかの重要な決算です。
慣れない英語に四苦八苦しながらサソールの無配を確認すると、ぼくはそのすべてを売却しました。
残念ながら、配当も出せない会社は保有できないルールなのです。
このサソールの無配? 有配? 右往左往記は記事になっています。こちらをどうぞ。
ADR手数料を調査せよ!
サンタンデールはぼくもすでにマネックス証券で保有しています。それでもさらに楽天で保有するのは何故かというと、ADR手数料について調べるためです。
サソールもそうなんですが、サンタンデールはADR銘柄という通常の個別株とはちょっと違う存在でして、保有して配当金を受け取るたびに銘柄ごとにADR手数料というものを投資家が支払うことがあります。
ADRとは? 解説記事です。
しかし楽天証券でもぼくはADRを4銘柄ほどこれまで保有してきましたが、ADR手数料が引かれている表示はこれまでありませんでした。
もしかしたらADR手数料はマネックス証券だけで発生するものなのかもしれませんし、これまで楽天証券で保有したADR銘柄は偶然ADR手数料のないタイプだっただけかもしれません。
そこの詳細を調査するために、今までマネックスで保有経験あり、配当受領経験あり、ADR手数料ありのサンタンデールをマネックスとまったく同数の400株、楽天証券で購入しました。
5月の配当時にはこれで色々ADR手数料についてはわかるでしょう。
ただ、投資対象としては、サンタンデールのような非常に株価の低い銘柄(3ドル~4ドル)はあまり良いとは思えません。なんとなく行く先に暗雲を感じます。なんとなくです。
急に落ちるから「急落」という
さて、すっかりサンタンデールとADRの話が長くなりました。
この2月24日にはさらに【WMB】ウィリアムズ・カンパニーズも買い増しして、きっとこういう風にゆっくり持ち株が増えてゆくのだろうなあ、と静かにかみしめていたら、25日朝のダウ平均1000ドル超の急落を食らうことになりました。
翌26日の朝にはさらに1000ドル近く、翌々28日の朝にももう一度1000ドル超の下落と、結局2月の最終週はすべての曜日でダウ平均は下落していました。
わずか一週間で2万9000ドルから2万5400ドルへ。悪夢のような急降下です。
米国株は心配要らない
ところが、悪夢のような急降下をまともに食らったわりには、米国株の現物についてはぼくはほとんど心配していません。
それはやっぱり、数日前の記事で書いたように「資本主義の危機」というわけではないからです。
2月27日の記事。一時的なショックで売られてるだけだから投資は辞めるな、という内容。
いま世界を見渡してもそれほどの危機はどこにもありません。騒ぎが収まれば株価は必ず戻ります。後から振り返ったら、あの騒ぎは何だったのだ、と思うのが必至です。
あと、米国大統領選挙を前にしてトランプが株価を下げたままで選挙戦に臨むとは到底思えないこともポイントです。必ず対策してきます。
いずれにせよ、この資本主義の世の中が続く限り、資本家(投資家)の力が一番強く、資本家が一番儲かるようにできているのです。つまり投資辞めんな、株を買え、となります。
米国株投資家7年目の強み
ぼくもそうですが、ある程度前から米国株に投資している方であれば、ダウ平均が最高値から2~3割落ちてもまだ含み益が十分にある、というのも安心材料になっているのかもしれません。
ぼくは、ダウ平均に連動するETF【DIA】SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージを2015年の5月から保有しています。
当時のダウ平均は、1万6700ドル。それが2万9000ドルまで上がって、今はちょっと冷却されて2万5400ドルまで下がっただけです。下がった下がったと言っても、ちょっと痒いくらいですかね。
ダウ平均でなくても、大体5年くらい前に投資した銘柄は、この悪夢の一週間を経てもなお含み益を残している場合が多いですね。
米国株は全体的に持ってりゃ上がる。早く投資を始めた人ほど、このような相場の急落時にも余裕をこいていられるのはそういうわけです。
2020年2月の急落であたふたしている投資初心者のあなたも、投資を続けていれば「次の」急落なり暴落時には余裕を持っていられるよ、ということです。
CFDがヤバい状態
しかーし、じゃあぼくの米国株投資が全方位大丈夫かと言えば、そうはなりません。
米国株のCFD、コイツがヤベー。
CFDは、簡単に言えば証券会社にお金を借りて株を買う、というような投資です。
ぼくが自分のサイフから1万円、証券会社から借りた1万円、合わせて2万円分の米国株を買えてしまう。そんな米国株投資をぼくはGMOクリック証券で3年前から行っています。
コイツの何がヤバいって、株価が一定以上下がると怒った証券会社がぼくの株を買ってに売ってしまう、強制決済を食らってしまうところなんですよね。
しかも、株を強制的に売った代金から証券会社にまず借りた1万円を返さなくちゃいけません。つまり、株価の下落分の損は全部こっち持ちです。
普段、株価が上がればもちろん万々歳だし、決して上がらなくても現状キープだけでも十分旨味はあるのですが、こういった株価の急落にはたちどころに弱いのがCFDのいかんところです。
いや、事前にわかってはいたことなんですけどね。
CFDに関してはもう祈るしかない
現状、2月終了時点でのぼくの米国株CFDは、口座全体の崩壊の危機まではないにしろ、一部の銘柄はいったん手放さざるを得ないのかなあ、と覚悟を決める段階です。
もう一段階の1000ドル級の下落があったらほとんど間違いなく強制決済が発動されるでしょう。
これを確実に回避したいなら、10万円くらいを口座に入金する必要があります。が、そんなお金はないし、お金が出せないなら、指をくわえて見ていることしかできません。
保有銘柄にはそれなりに愛着がわいてしまう質なので、身動きが取れないのが苦しくて悲しい。
ことCFDに関しては、これ以上下がらないでくれ、と天に祈る気持ちでいっぱいです。
米国株は、楽勝。CFDは、ガンバレ。
といった感じで、米国株投資歴7年目の投資家は、悪夢の一週間を終えました。
まとめると、現物株の米国株は何ら心配要らない。時が解決してくれる。ここでビビって投資を辞めちゃうのだけはダメ! ですね。
現物米国株は長期で取り組めば誰も負けません。続けた人は全員勝ち組になれる株式投資の楽園です。
対してCFDは、難しい。今回の下落も辛いですが、3年目になっても具体的な成果が上がってこないのもじわじわ下腹部にダメージを及ぼします。
まあ、何とか続けてはみるんですが、やっぱり祈るしかないのか。
そんな、なんとも複雑な心境の3月1日です。
オザワークスでした。
(マネックス・特定) $7.40