保有銘柄が突然証券会社から取り扱い停止状態にされたら。その対処法と予防法





オザワークスです。

ぼくもついこの間まで保有していた英国の海洋油田掘削の【ESV】エンスコ・ローワンが、2019年の7月末で社名を【VAL】ヴァラリスと改めました。

な~んだそんなこと、ではありません。

マネックス証券では、ヴァラリスへの改名後、1~2日は普通に銘柄の検索もできて「お気に入り銘柄」の登録ができました。

けれど、8月も4日になると検索しても表示されず、お気に入り登録も消えていました。

マネックス証券ではヴァラリスという銘柄が存在した痕跡すらない。それはつまり、マネックスはヴァラリスの取り扱いを辞めた、ということです。

今回は、取り扱い銘柄が取り扱われなくなるのって証券会社のさじ加減だから怖いよね、どう対処する? という話です。

追記。8月9日に再度銘柄検索をしてみたら、ヴァラリスは復活していました。取り扱いがあるようです。マネックスのやることはよくわからん。

株式会社ヴァラリスの歴史

ヴァラリスの説明を少し。

ヴァラリスは英国の海上油田採掘会社で、もともとは【ESV】エンスコという短い社名でした。2014年の原油価格が1バレル=100ドルのころは業績も絶好調で、エンスコは高い配当をバンバン出していました。

ぼくがエンスコに投資し始めたのは、そんな頃です。

ところがその後2015年にかけて原油価格が大暴落し、エンスコの経営は一気に傾きました。株価は暴落、配当も1株0.75ドルから0.01ドルと75分の1になりました。

ぼくはこの時期エンスコだけで100万円くらい損失を出しています。今思い出しても胃が……。

エンスコはその後、2019年までずっと一貫して毎年赤字を垂れ流し続けていました。どうしようもない会社です。海上油田業自体がどうしようもないのかもしれません。

ぼくはエンスコの大半を売り払いましたが、わずか1セントとはいえ配当を出し続けていたのでほんの10株だけ保有を続けていました。

2019年4月、エンスコは同業のローワンという会社を買収して、社名を【ESV】エンスコ・ローワンと変えます。

2019年6月、6月の終わりになってもエンスコ・ローワンの配当金が入金しないことを確認して、ぼくはエンスコ・ローワンをすべて売却しました。とうとう無配に転落したためです。

エンスコ・ローワンの売却騒動に関する記事です。

配当生活6月第3週 大きなコーポレートアクション後に保有銘柄が無配転落。買い増しは気を付けて!

2019年6月22日
それから約1か月後にエンスコ・ローワンは2度目の社名変更をして、ティッカーも新たに【VAL】ヴァラリスとなりました。

以上がヴァラリスという会社の流れです。

保有銘柄がある日突然取り扱い停止なったら?

そのヴァラリスが、社名変更後数日でマネックス証券で取引ができなくなっています。

銘柄を検索しても出てこず、登録した「お気に入り銘柄」の欄も勝手に空欄になりました。どうやら取り扱い自体がなくなってしまった模様です。

SBI証券と楽天証券では現在でも取引が可能です。

上で書いたようにぼくはヴァラリスの株主ではありません。なので、今回のように保有銘柄がいきなり取り扱い停止になる、というトラブルに見舞われたわけではありません。

ただ、ほんの1か月前までは株主でした。ぼくが難を逃れたのは、ちょっとした手違いみたいなものです。

なので、もし自分の保有銘柄が突然売ることも買うこともできない、保有していることすら確認できない事態になったらどうするのかを考えてしまうのです。

このフリーズ状態、皆さんならどうしますか?

ヘルプで解決しなければ、コールセンターしかない

とりあえずぼくはマネックス証券のヘルプのページを見てみました。取り扱い終了に関して何か記載があるかな、と思ったからです。

しかし、それらしいものはありません。

似たようなケースかどうかはわかりませんが、上場廃止や倒産についての項目はいくつかありました。

上場廃止が決定したりそれが予見される銘柄は取り扱いが停止になる可能性がある、と出ています。

が、ヴァラリスがそれに該当するのかどうかはわかりません。社名変更直後に上場廃止? でも他の証券会社では依然として取り扱いがあります。

取り扱いを辞めるにしたって、事前に何らかのアナウンスがあるべきです。

うーん、ヘルプページからは大したことはわかりませんでした。

結論から言えば、ヴァラリスの株主さんはマネックス証券に電話して聞きましょう、となります。ネットで調べてダメならそれしかないですね。

証券会社に電話するのってなかなか決意が要りますが、こればかりは仕方ない。

唯一良かったのが、ヴァラリスなんていうマイナーな銘柄の株主は、日本にはほとんどいない点ですかね。何しろとっくに終わっていた銘柄ですから。

突然の困った事態を予防する方法

さて、ここからは予防編です。

保有銘柄が突然取引できなるなんて、困りますよね? 対処法があったとしても、そんなことはなるべく経験しないで済ませたいものです。ぼくもそうです。

平穏無事な米国株ライフを楽しむために、こういったトラブルは未然に防いでおくことが重要です。そのためのポイントを挙げておきます。

マイナーな銘柄に投資するな。

これに尽きるかと思います。

ヴァラリスなんて、間違いなく日本人の100人中100人が知らない会社です。そういうマイナーで小さい会社は、突如として潰れたり消えたりするものです。

誰もが知ってるデカい会社に投資しましょう。デカい会社なら潰れたりおかしくなるときにも必ず大騒ぎになるし、投資ブロガーもたくさん話題にします。情報を得やすいです。

これは個別株だけでなくETFでも一緒です。ETFも数多あって、弱小なものは潰れます。デカくて有名なETFを買いましょう。そのほうが安全です。

さて、上記のポイントを忘れずに、米国株ライフをまったり楽しんでくださいね。

マイナーな銘柄を多数抱え込んでしまっているオザワークスでした。

"share"とは株式を意味する英単語でもある


投資の常識を変える

投資で大儲けする or 大損する時代は終わった。
安定した副収入を作る配当投資こそが投資の新常識。


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。