配当生活6月第3週 大きなコーポレートアクション後に保有銘柄が無配転落。買い増しは気を付けて!

オザワークスです。

また1つ、保有銘柄が死にました。【ESV】エンスコ・ローワン。英国の海上油田採掘会社です。

そのエンスコが、無配転落しました。配当銘柄としての死です。

とりあえず、今週の配当です。

配当6/17入金分
【CNP】センターポイント・エナジー
(マネックス・特定) $14.45
配当6/18入金分
【CTL】センチュリーリンク
(マネックス・特定) $23.32

【KHC】クラフト・ハインツ
(マネックス・特定) $14.36

【IP】インターナショナル・ペーパー
(マネックス・特定) $14.36

【DIA】SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージ
(SBI・NISA) $5.80

配当6/19入金分
【DUK】デューク・エナジー
(マネックス・特定) $13.32

【DIA】SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージ
(マネックス・特定) $4.64

配当6/21入金分
【VGK】バンガード・FTSE・ヨーロッパ
(SBI・NISA) $34.57

【VYM】バンガード・米国高配当株式
(SBI・NISA) $16.88

【VEA】バンガード・FTSE先進国市場(除く北米)
(SBI・NISA) $1.22

【AGG】iシェアーズ・コア米国総合債券市場
(SBI・NISA) $4.93 国外税還付金

【BIV】バンガード・米国中期債券
(SBI・NISA) $4.02 国外税還付金

【IGIB】iシェアーズ米ドル中期社債
(SBI・NISA) $2.26 国外税還付金

配当金合計(米ドル)
2019年6月合計 $437.59

2018年6月合計 $486.94
2017年6月合計 $386.47
2016年6月合計 $357.87

2019年合計 $2980.30

2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
2016年合計 $3408.96

今まで全部合計 $19050.93

配当金合計(日本円)
2019年CFD米国株配当合計 ¥8559

2018年CFD米国株配当合計 ¥9441
2017年CFD米国株配当合計 ¥1327

今まで全部CFD米国株配当合計 ¥19327

2019年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥51

2018年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥12

今まで全部ワンタップバイ米国株配当合計 ¥63

売買記録6月第3週
【ESV】エンスコ・ローワン
(マネックス・特定) 売り 2株 保有分全売却、さよなr

無配転落したエンスコをすべて売却しました。いろいろ思い出のある銘柄ですが、これでさよならです。

保有銘柄が無配転落した

投資家の皆様、【ESV】エンスコ・ローワンという会社をご存知でしょうか。

英国に本拠地を置く、海上油田の採掘会社です。

そのエンスコが、この度無配転落となりました。

無配、それは配当金を一切払わない状態のことです。低配当とかそういう次元ではありません。ゼロなのです。

配当をもらうための銘柄としてのエンスコは、ここに死にました。

4月に行われた2つのコーポレートアクション

2019年4月は、ぼくの保有する2つの銘柄で重大なコーポレートアクションが行われました。

1つは、ローワンという会社を併合して社名を「エンスコ・ローワン」と変え、なおかつ株式を4:1で併合したエンスコ。

もう1つは、「ニューモント・マイニング」という会社に併合されて社名が「ニューモント・ゴールドコープ」に変わり、保有株式が約3分の1になった「ゴールドコープ」です。

両社は同じような時期に同じように併合したり買収されたりしました。しかし、その結果は大きく異なるものでした。

【ESV】エンスコ・ローワンの苦境

海上油田採掘の【ESV】エンスコは、同業のローワンを併合することによって、社名を【ESV】エンスコ・ローワンと変えました。

その直後に株式の併合というコーポレートアクションを行いました。株式の併合は、複数の株を1つにまとめるものです。

例えば、今回のエンスコの株式併合では、4株を1株にまとめました。10株保有していた株主ならば、ある日2株の保有になり、端数は現金で受け取れます。ぼくがそうでした。

ただそうすると、保有株数が減って投資家が損してしまうのですが、株価がその分上がるので理論上はプラマイゼロということです。

4株が1株になるのなら、株価は4倍になります。

まあ、その後エンスコの株価はみるみる落ちていきましたけどね。

2014年秋の原油価格下落からずっと、エンスコの業績は芳しくないです。その苦境を何とかするためのローワン買収だったのですが……。

新会社【NEM】ニューモント・ゴールドコープの誕生

一方の【GG】ゴールドコープは金の採掘業で、こちらもエンスコ同様業績はあまり良くありませんでした。

2019年4月には、同業の「ニューモント・マイニング」に買収され、新会社【NEM】ニューモント・ゴールドコープになりました。

買収割合は大体3:1。つまり、旧ゴールドコープを3株持っていると、新ニューモント・ゴールドコープを1株くれる計算です。

ぼくはゴールドコープを10株保有していたので、ある日それがニューモント・ゴールドコープ3株になりました。端数は現金で入金です。株価はこの場合は関係ないです。

こちらはエンスコとは違い、より大きな会社に飲み込まれた感じか。

買い増し寸前で無配転落。気を付けよう!

ここでぼくの個人的なことに触れます。

ぼくの投資のルールの1つとして、保有銘柄の株数は10株単位、最低10株にすべし、というものがあります。

なので、ルール上エンスコ2株も【NEM】ニューモント・ゴールドコープ3株も、10株まで買い増ししなければいけない決まりです。

面倒くさいんですが、そういうルールなのです。

やれやれ仕方ないなあ、と思いながら買い増ししようとしたその時に発覚したのが、エンスコの無配転落です。

エンスコ、ダメでした。合併までしてがんばりましたが、終わりました。

いや~、危なく無配の銘柄を買い増すところでした。確認して良かった。

ここで教訓なんですけど、併合や被買収など「新しい会社」になってしまうコーポレートアクションの後の配当は、注意深く見守りましょう。

新しい会社ですから以前とは違います。配当金の方針も変わっている可能性があります。

ルールだからといって簡単に買い増しするのではなく、コーポレートアクション後1回は配当金をもらってから、その後の投資行動を決めましょう。

2つの銘柄のその後

これまたぼくの投資ルールなのですが、保有銘柄が無配転落したら全部売却せよ、となっています。

なので、寂しいですがエンスコとはこれでサヨナラです。

お疲れ様エンスコ。君のことは忘れない。

おっと、もう一方の【NEM】ニューモント・ゴールドコープのほうを忘れていました。

NEMの配当は、6/20に以前と同じ額が無事支払われたようです。やれやれです。

こっちは近々買い増ししてやらなければいけませんね。配当利回りは低いけれども。

以上、コーポレートアクション後の配当には気を付けろ、でした。

オザワークスでした。

"share"とは株式を意味する英単語でもある

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ABOUT US
オザワークス
なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。