オザワークスです。
GMOクリック証券で絶賛稼働中の米国株CFD。その配当利回りランキング2020年12月号です。
実体経済は悪いのに株高、などと言われている米国株ですが、CFDの配当利回りはどんな感じでしょうか。
もくじ
米国株CFD、配当利回りランキング2020年12月
米国株CFDの配当利回りランキングです。こちらは、GMOクリック証券のCFDで投資できる米国個別株&不動産ETF全63銘柄を配当利回り順に並べたものです。
投資条件はレバレッジ2倍。1万円の投資資金で約2万円分の米国株を買った場合の配当利回りです。
CFDの保有に伴い支払う金利調整額を、受け取る配当金から差し引いた「手取り」の配当利回りとなっています。
以上の条件で配当利回り3%以上になる銘柄のみを表示しています。
その他、詳細な投資条件や利回りの計算方法などは、こちらの記事で!
12月 | シンボル | 銘柄 | 12月 レバ2倍 配当利回り |
11月 レバ2倍 配当利回り |
1 | T | AT&T | 14.00% | 14.00% |
2 | XOM | エクソン・モービル | 13.80% | 16.40% |
3 | REM | モーゲージ不動産ETF | 13.56% | 16.08% |
4 | CVX | シェブロン | 7.50% | 7.50% |
5 | PFE | ファイザー | 7.00% | 7.00% |
6 | HPQ | HP | 5.76% | 5.76% |
7 | VZ | ベライゾン・コミュニケーション | 5.64% | 5.64% |
8 | RWX | グローバル(米国除く)不動産ETF | 5.52% | 18.30% |
9 | IBM | IBM | 4.88% | 4.88% |
10 | BAC | バンク・オブ・アメリカ | 4.48% | 4.48% |
11 | C | シティグループ | 4.08% | 5.44% |
11 | MRK | メルク | 4.08% | 2.72% |
13 | VNQ | 米国リートETF | 4.06% | 3.40% |
14 | KO | コカコーラ | 4.00% | 4.16% |
15 | RTX | レイセオン・テクノロジーズ | 3.84% | 3.84% |
16 | CSCO | シスコシステムズ | 3.20% | 4.00% |
17 | RWO | グローバル不動産ETF | 3.16% | 4.76% |
12月、株高は頭打ちか
というわけで2020年も早12月ですが、11月と比べて大きな変化はございません。個別株に関しては。
不動産ETFの配当利回りがすさまじく低下しているわけですが、それは後述するとして、個別株に関してはなおも続く株高・原油高の影響で利回りを減らしつつという感じですか。
個人的には12月はもっと株高が進むと予想していたので、ここ最近の頭打ち感には、うーむと唸っています。
いや、現物株のほうで2、3売りたい銘柄があるので、もうちょい上がってほしいだけです。
ま、今まで通り焦らずコツコツ行くだけですなあ。
不動産ETF、配当利回りが3分の1以下に
さて、この12月で配当利回りを大きく下げた不動産ETFのことです(上がってるやつもあるけれど)。
上のランキングの黄色くなっている銘柄ですね。
今回不動産ETFの配当利回りが大きく下がったのは、この12月に支払われた配当金が前年同月比でかなり縮小したせいです。
配当金の額が、減ったのです。
特に【RWX】グローバル(米国除く)不動産ETFは強烈で、1株当たりの配当額が、
2019年12月・$2.48
2020年12月・$0.23
と、10分の1にまで減っています。
この影響で、配当利回りのほうも11月・18.3%から12月は、5.5%と3分の1以下になってしまいました。
RWX以外の不動産ETFも配当額を減らしたものが多いです。
やはり新型コロナが原因か?
何故、不動産ETFは2019年と比べて2020年12月の配当金を減らしたのか?
不動産ETFの配当金の原資は、保有する不動産から得られる賃料です。
2020年と言えば、新型コロナ。
未だ世界中で猛威を振るう新型コロナの影響でテナントが空いてしまい(特にオフィスビル)、そこから賃料が得られなくなってしまい、結果ETFの配当金が減ってしまった。
という話も聞きますが、真相はよくわかりません。
配当金は減らしているのに不動産ETFの価格自体は上がっていってるので、ぼくのような素人にはもうわけワカメです。
ただ一つ言えるのは、不動産ETFの配当金は安定しないということです。
ETFの利回りが不安定なのを受け入れる
今回利回りランキングに入った不動産ETF4銘柄の配当額の推移をグラフ化してみました。
ETFの配当金は、個別銘柄のように3ヶ月ごと一定ではありません。毎回、増えたり減ったりする。
そしてその変動幅は、意外と大きいのです。
これはもう、そういうものとして受け入れるしかなさそうですね。ぼく個人としてはそうお思います。
不動産ETFに配当目当てで投資しようという方は、配当金が安定しないということは知っておいてください。
対するAT&Tの安定感
【T】AT&T、配当利回り14%。
12月の利回りランキングでもしれっと1位をかすめ取っていったこの通信銘柄の安定感は、やはり別格です。
不動産ETFのように配当額は毎回一定で、わずかではあるが毎年増配もする。
株価も軟調ではあるものの、コロナショックでもそれほど下落しなかった。
配当銘柄としては、これ以上ないくらい強いと思うのです。
CFD向きの銘柄です。
では今月はこの辺で、オザワークスでした。
コメントを残す