オザワークスです。
少額投資を志す皆様へ。投資に限らずブログでも何でもそうですけど、とにかく始めてみて、右も左も分からない中で知識や経験といったノウハウを蓄積していくのがとても大事です。迷っている時間、悩んでいる時間が無駄なのですね。
あなたが悩んでいる間も、ライバルたちは進んでいきます。まずは、手を動かしましょう。
投資に限れば、第1アクションはまず証券口座の開設です。証券口座がなければ、投資もクソもありません。
CFDで少額から米国株へ投資できる、GMOクリック証券に証券口座を作りましょう(証券口座と同時にCFD取引口座も開いてください)。
と、煽っていくんですが、GMOクリック証券のCFD取引口座の開設にはいくつか注意点があります。
今回は、その注意点と対処法になります。
まずは、口座開設について順を追って説明します。
もくじ
用意するもの。個人番号(マイナンバー)カードが必要。
口座開設作業をする前に必要なものを用意しましょう。
証券口座を開くには、本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)とマイナンバーが必要です。
個人番号カード(マイナンバーカード)をお持ちでしたら、これ1枚でOKです。
本人確認書類として認められるもの
- 個人番号カード
- 運転免許証
- 住民基本台帳カード
- パスポート、など…
マイナンバー提出書類として認められるもの
- 個人番号カード
- 通知カード
- 住民票(マイナンバーを記載したもの)
やっぱり個人番号カードが1枚2役で便利です。
用意ができたら、入力フォームに行きましょう。
口座申込フォームに入力
口座開設を申し込む等のボタンを押すと、証券取引口座・GMOあおぞらネット銀行口座申込フォームというページに飛んできます。
こんな感じです。まずは、ここに必要事項を入力してください。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号
- Eメールアドレス
どれも当たり前なものばかりですね。証券会社はあなたがどこの誰なのかを知る必要があります。
次に「国籍情報」。これは日本国籍を持ち日本に住む人であれば問題ありません。海外に住んでいたり、外国の大統領をやっているような人はアウトですよ。
次にご職業を入力してください。会社員であれば、会社名や職場の住所や電話番号まで。
世帯主の情報もしっかりお願いします。
CFDは特定口座適応外だけど……
次は「特定口座」の開設についてです。特定口座とは、作っておくと投資で利益が出た場合に証券会社が税金の計算から納税まで済ませてくれる、とても便利なものです。
特定口座の解説はこちら。
しかし、残念なことにCFDに関しては特定口座の適応外となります。なのでまあ、特定口座があってもなくてもどっちでもいいんですが、作っておいて損はないので、ついでに作っておきましょう。もちろん、源泉徴収ありで。
インサイダー情報はしっかりと
次はインサイダー情報の入力です。
インサイダーとは「内部者」の意で、高度な経営情報を持ち得る内部者である場合、取引等が制限される可能性があります。
具体的には、あなたやあなたの親族が上場企業の幹部などである場合、決算情報などを公表前に知る可能性があります。もしその公表前の情報に基づいてあなたが株等の取引をしたら……インサイダー取引となり、それは犯罪です。
要するにズルなんですね。そしてズルできる立場にありませんか、ということをここで聞いているわけです。正直に書きましょう。
GMOあおぞらネット銀行の口座開設も同時に行える
GMOあおぞらネット銀行の口座開設に関しては、おまかせします。
CFDは日本円での取引となるので、GMOクリック証券とGMOあおぞらネット銀行の口座を直結する、「証券コネクト口座」というサービスは多少利点があります。
一応、記事も書いてます。
証券口座開設には、「審査」がある
通常どこの証券会社で証券口座を作る場合でも「審査」というものがあります。
投資はどうしても「お金」を扱いますからね。証券会社としてもこれから自分のところで口座を作る人物が、どういう性質の人物なのかを知りたいのです。
ぶっちゃけると、多重の債務を抱えていたり、逆に債務を取り立てる側だったり、とにかく証券会社としてはトラブルを起こしそうな人物は御免なわけです。
そんなわけで、CFD口座の開設に関しては、通常の証券口座の開設条件より少し厳しい審査条件が敷かれています。せっかくですから見てみましょう。
GMOクリック証券の証券口座申込基準
まずは、GMOクリック証券の口座開設条件です。
- 個人のお客様であること
- 日本国内にお住まいであること
- 満20歳以上であること
- 当社の定める各種規程、約款、ルール等に同意いただけること
- インターネットの利用環境が整っていること
- 日本語でのコミュニケーションが取れること
- お客様ご自身のメールアドレスをお持ちであること
- 取引に必要となるお客様の個人情報を正確にご提供いただけること
- 口座開設にあたり、各種書面の電子交付に同意していただけること
- 金融商品取引のリスクについて十分に理解していただいていること
- お客様本人の名義で取引していただけること
- 証券会社にお勤めではないこと
- 米国籍保有者および米国居住者ではないこと
どれもこれも普通の日本人であればクリアできるものです。ぬるいです。証券口座に関しては何の心配もないでしょう。
商品CFD取引における適格条件
次にCFD取引口座の開設条件です。
- ご自身が行う取引が、法律上、無効又は取消しの対象となる状態にないこと
- 取引に必要な意思表示等に、支障を生じる疾病、障害等がないこと
- ご自身と同居のご家族に、十分な生活資金があること
- 債務を弁済できない状態にないこと、または債務の弁済能力に起因して、法律上の制約を受けていないこと
- 取引のために借入れをしないお客様であること
- 元本欠損または元本を上回る欠損が生ずるおそれのある取引であることをご理解されていること
- 本人の所在が一定で、連絡が取れる状態であること
- 過去、当社または他の商品先物取引業者と軽微ではない事故を起こしていないこと
- 反社会的勢力、または反社会的勢力に関与していないこと
- 投資可能金額が100万円以上であること
- 20歳以上80歳以下であること
- 元本超過損の可能性がある取引の経験が3カ月以上であること
ね、全体的に厳し目でしょ? 特に赤字にした10と12がいい感じですね。
10は「投資可能金額が100万円以上」とありますが、これは今すぐ投資可能な現金のことではなく、「換金可能な保有する金融資産が100万円以上」という意味です。現金で100万円なんてぼくもありません。欲しいですけど。
12はFXや信用取引などの「投資元本以上の損失があり得る投資商品」の経験が3ヶ月以上必要、という意味です。こちらのほうが条件としては厳しいですか。
まとめると、20歳以上でCFDの特性をよく理解していて、借金漬けでなく余裕資金で投資できる人、となります。
どうしてこのようなちょい厳しい条件になっているかというと、CFDにはそれなりのリスクがあり、それを理解している人に投資してほしいのが証券会社だからです。
さあ、上記を踏まえて口座開設を進めましょう。
証券口座と同時にCFD取引口座も申し込む
「CFD取引口座も一緒に申し込む」にチェックを付けてください。FX取引口座と外為オプション口座はご自由に。ぼくは開いていません。
投資に関する質問の答えは正直にかつ、大胆に!
ここからは、あなたの投資に関する質問です。これに対する答えが、上記の口座開設審査に直結します。つまり、結局はすべて自己申告ということです。質問には正直に、かつ大胆に答えましょう。
一例として、ぼくならこう答える! という回答例を載せておきます。ご参考までに。
少々解説しますと、ぼくの投資目的は配当金です。なので、投資の方針は「利回り・安定重視」一択。
CFD取引の投資方針は「長期運用型」。主たる資金の性格は、もちろん「余裕資金」。「借入金」だけは絶対いけません。
主な収入源は、安定的な「給与収入」です。資産運用期間は「長期運用」を選んで、堅実なところをアピール。
続いて年収は、「200~300万円」。ぼくの実際の年収もこんなもんです。低いでしょ。
金融資産は? と厳しい質問が続きます。金融資産というのは現金の他に株や債券なども含んだものです。これは「300~500万円」といったところ。
そして来ました、投資可能資金額。そうですねえ、ここは「100~300万円」だったと思います。100万円の壁はクリア。しっかし、100~300ってずいぶん幅があるな。
投資の経験、これも大事。ぼくは株式(現物)の経験が「3年以上5年未満」、先物OPと株式(信用)の経験はなし、証拠金取引は「3ヶ月以上1年未満」。昔FXを半年くらいやってました(マジ)。これで3ヶ月以上の壁もOK。
最後は「手数料が安いから」にチェックを入れて、難しいエリアは終わり。
皆さんは正確に正直に入力できましたか?
きちんと読もう、規定規約類
あとは様々な書類に「同意」していくだけです。
一括で「同意します」なんてボタンがありますが、大事なことばかりなのできちーんと読んでくださいね。
CFD取引(証券CFD取引、商品CFD取引含む)は、対象とする株価や株価指数、商品現物、商品先物の変動、または金利調整額の受払いにより差損を生じ、投資元本を割り込むことがあるだけでなく、投資元本以上の損失を被ることがあることをご理解いただきましたか。
CFDには投資元本を割り込むだけでなく、元本以上の損失を被るリスクがあります。OK?
当社のCFD取引は市場取引ではなく店頭取引であるため、他社や取引所の取引価格や金利調整額などが当社のものと異なる場合があることをご理解いただきましたか。
店頭取引(相対取引)です。取引価格や金利調整額は市場ではなく、GMOクリック証券が決定します。OK?
CFD取引は、レバレッジを効かせた取引であるため、資金の何倍もの金額のお取引ができることにより、大きな収益が期待できる半面、大きな損失が生じうることについてもご理解いただきましたか。
レバレッジを効かせると、基本的にハイリスク・ハイリターンになりやすいです。OK?
こんなところでしょう。あとは確認画面へ進んで、申込み完了です。
マイナンバーの提出は「アップロード」が早くておすすめ
申込みを完了させると、続いて本人確認書類とマイナンバーの提出になります。
ここで最初に用意した書類を証券会社へ提出します。提出方法は2通り、ネット経由の「アップロード」と昔ながらの「郵送」です。
おすすめは「アップロード」です。準備さえしておけば、早くて簡単だからです。
その準備と言っても、個人番号カードを撮影するかスキャンするかでとにかく画像を作るだけです。
そんな感じでマイナンバーの提出も済んで、あとは審査を待つのみです。お疲れ様でした。
まとめ。まずは口座開設を。CFD投資家への扉を開こう!
まとめです。
投資をするためには、何はなくとも証券会社に口座が必要です。GMOクリック証券で外国株CFDを取引するためには、証券口座ともう一つ、CFD取引口座の開設が不可欠です。
口座開設には審査があり、証券口座はともかく、CFD取引口座のそれはちょっと厳し目です。審査通過のコツは本文に書きましたので、参考にしてください。ヒントは、「自己申告」です!
で、最後にマイナンバーを提出して申し込み終了。審査が終わって証券口座がオープンした瞬間から、あなたも晴れてCFD投資家です。
ここから始まるCFD。どうかごゆるりと、お楽しみくださいませ。
オザワークスはGMOクリック証券のCFD取引で米国株に長期配当投資しています。手数料無料のCFDで1000円からでも米国株。CFDは少額投資の味方です。
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CFDで副収入作りましょ。
オザワークスでした。
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