オザワークスです。
激動の3月は、花粉に始まり桜で終わりました。まあ、ぼくは花粉症ではないですが。
3月の配当金は初めて600ドルを超えました。嬉しいもんですね。そして、4月の配当はもっと行くような気がします。月間配当1000ドルの高天原を一瞬垣間見えるかも。
んなわけで、今週の配当です。
(マネックス・特定) $23.33
【GM】ゼネラルモーターズ
(マネックス・特定) $13.65
【KHC】クラフト・ハインツ
(マネックス・特定) $5.76
【PFF】iシェアーズ米国優先株式&インカム証券
(SBI・NISA) $1.39 外国税の還付金
(マネックス・特定) $19.09
【ESV】エンスコ
(マネックス・特定) $0.10
【GG】ゴールドコープ
(マネックス・特定) $0.14
【HDV】iシェアーズ・コア米国高配当株
(SBI・NISA) $14.80
【DVY】iシェアーズ米国好配当株式
(SBI・NISA) $10.98
【JNK】SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券
(SBI・NISA) $6.72 外国税の還付金
(マネックス・特定) $22.49
(SBI・NISA) $17.60
【VGK】バンガード・FTSE・ヨーロッパ
(SBI・NISA) $11.02
2018年3月合計 $492.78
2017年3月合計 $432.18
2016年3月合計 $403.38
2019年合計 $1216.85
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
2016年合計 $3408.96
今まで全部合計 $17287.48
2018年CFD米国株配当合計 ¥9441
2017年CFD米国株配当合計 ¥1327
今まで全部CFD米国株配当合計 ¥14834
2019年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥22
2018年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥12
今まで全部ワンタップバイ米国株配当合計 ¥34
(マネックス・特定) 売り 20株 利益確定
【BBD】バンコ・ブラデスコ
(マネックス・特定) 買い 20株 買い増し
【DVY】iシェアーズ米国好配当株式
(SBI・NISA) 買い 6株 買い増し
【IYR】iシェアーズ米国不動産
(SBI・NISA) 買い 1株 新規買い付け
もくじ
【BBD】バンコ・ブラデスコが今年も株式配当を発表
ブラジルの大手銀行である【BBD】バンコ・ブラデスコから毎年恒例の株式配当の発表がありました。というか、ぼくもロクにチェックしていなくて、そういう発表が3/22にあったようです。
バンコ・ブラデスコ。皆さん知らないでしょう。超絶マイナー銘柄です。米国市場にはADRとして上場していますね。
このバンコ・ブラデスコは配当的には非常に面白い銀行で、まず、個別銘柄でありながら毎月配当です。
のみならず、3月と7月は月2回の配当が出ます。合計すると1年間で、なんと14回もの配当入金があるわけですね。
それだけでもぶっ飛んでるんですが、さらにさらに、毎年4月か5月のどちらかで「株式配当」というものを行います。
株式配当というのは、通常現金で支払う配当を株式で支払う、ことです。無償割当とも言います。
バンコ・ブラデスコの株主は、株式配当によってバンコ・ブラデスコの保有株数そのものが増えます。もちろん配当された新しい株式からも今後配当金が生み出されていくので、普通に考えたらすごいっすね。
で、今回はその毎年恒例となっている株式配当の発表があったんですね。
2019年のBBDの株式配当は一味違う
2019年のバンコ・ブラデスコの株式配当ですが、昨年までとは一味違います。
昨年までは、バンコ・ブラデスコ10株あたり1株の配当であったのが、今年(2019年)は10株あたり2株の配当となりました。当社比2倍です。これはつまり、BBDを10株持っていれば2株新たにもらえる。100株保有であれば、20株ということです。
ぼくはバンコ・ブラデスコをマネックス証券の特定口座で160株、SBI証券のNISA口座で250株の計410株も持っています。まあ、安い株っすからね。ちょっと前まではもっと持っていました。だって、BBDは毎年勝手に株数が増えるから……。
んで、そこから計算すると、今ある410株が一夜にして492株に増殖するわけですね。こりゃすごい。
株式配当などのコーポレートアクションは証券会社で知るべし!
こういった株式配当や銘柄の合併やスピンオフ、株式分割などのいわゆる「銘柄の不穏な動き」はコーポレートアクションと言って、各証券会社でその情報を得ることができます。外国株であっても日本語で情報が取れますからご安心ください。
やはりこういう情報系でもちゃんとしているのは、米国株三銃士のSBI証券、楽天証券、マネックス証券です(マネックスは、最近になってようやく使える機能になった)。
今回のバンコ・ブラデスコの株式配当についてもぼくは証券会社から情報を得たのですが、同一の銘柄だから同じ内容の情報が書かれていると思ったらさに非ず。
楽天証券とマネックス証券は、昨年までと変わらないごく普通の株式配当である、との情報でした。
しか~し、問題はネット証券最王手で優等生のSBI証券。えっ? と思うことが書かれていました。
SBI証券だけ、株式配当される新株を売却する模様
SBI証券にログインして、外国株取引サイトから米国株の注意銘柄へと進むとバンコ・ブラデスコの株式配当について以下のような記述がありました。画像つきでどうぞ。
100株に対し20株の株式配当。当社では同株を売却し現金でお支払予定。現地入庫日:2019/4/5予定
株式配当は、株式そのものを配当してくる配当です。その配当される株を売却して、現金を投資家に渡す、と書いてあります。そのようにしか読めません。
これがSBI証券だけなんです。楽天もマネックスも、売却するとかそんなことは書いてありませんでした。
一体どうしてしまったんだ、SBI証券は?
そして、ぼくのNISA口座のBBDと株式配当はどうなってしまうのか? 興味は尽きません。
良いことだけではない。株式配当の特徴、注意点
昨年(2018年)のバンコ・ブラデスコの株式配当は、マネックス証券ではもちろんのこと、SBI証券でもちゃんと配当された株がNISA口座へと入金ならぬ「入株」しました。
今年はどうなるんでしょうねえ。楽しみです。
ちなみに株式配当は、何もしなくても勝手に株数が増えていい事ずくめのようですが、実はそうでもありません。配当金と同じように利益とみなされて、配当される株式の時価の約20%を国内税として徴収されます。
で、徴収されるのはいいんですが、そのときに証券口座に税金分の現金がないとどうなるのか、ぼくは経験がないのでわかりません。
というのも、現金での配当であればその現金の20%を税金として引けば済む話ですけど、事は株式配当です。株は現金のように20%分を簡単に引き算するというわけには行きません。で仕方なく口座の余力から税金分を引くんですけど、余力が足りなかったらどうなるんでしょうね?
わかりません。わからないので毎年株式配当の時期になると、ぼくはマネックス証券の口座には、いつもより余分に現金を残しておくようにしています。
そういうところに気を使わなければならないのが、株式配当の一番イヤなところだとぼくは思います。
ちなみにこれがNISA口座だと国内税が非課税になるので、何も心配がいらなくなります。放ったらかしでOK。ある日株が増えています。
更にちなみに、配当金と違って株式配当にはいわゆる「外国税」はありません。取られる可能性があるのは国内税だけです。
まとめ。むしろ新株は売ってくれたほうが良いかもしれない
まとめというかなんというか。
SBI証券でのバンコ・ブラデスコの株式配当は、配当される株式を売却してお金だけ投資家に渡すそうですが、個人的にはそっちのほうが良かったり、なんて思ったりしています。
BBDの株ばっかり増えてもナンですし、税金面での面倒臭さもある。
やっぱり、もらって嬉しいのは株より配当金かなぁ。
株は自分で買うものだと思っています。それが投資家としての誇りである、な~んて立派なことは申しません。何となくそう思っているだけです。
以上、ホコリだったら売るほど持っている、オザワークスでした。
(マネックス・特定) $0.20
【XLU】公共事業セレクト・セクターSPDRファンド
(マネックス・特定) $12.37
【XLE】エネルギー・セレクト・セクターSPDRファンド
(マネックス・特定) $11.08
【TLT】iシェアーズ米国国債20年超
(SBI・NISA) $6.37 外国税の還付金