オザワークスです。
投資を始めて間もない人の多くが悩むこと、それは「何に投資して良いのかわからない」だと思います。
今回、それをズバッと解決します。
もくじ
投資は株式。それも米国株100%でOK
ひと口に投資と言っても、色々な種類ジャンルがあります。多分ぼくもすべては知りません。
例を挙げれば、株式、債券、FX、不動産、仮想通貨、コモディティ……代表的なのはこんなところですが、多分星の数ほどあります。
その中で、何に投資すべきなのか、初心者はまずそこでわからなくなってしまうと思うんです。
はい、ここで投資の大ベテランであるぼくが、ズバッと断言しましょう。
投資は、株式だけで十分です。
それも、米国株だけでね。
理由は、一番簡単だからです。
株式というものは、概ねその国の経済の成長と同じように価値が上昇します。
だから、安定的な経済成長が見込める国の株式に投資するのが良い、となります。つまり、米国ですね。
対して債券は、あんまり儲かりません。経済成長しても価値があんまり上がらない。
通貨(FX)は、政府の金融政策で左右されすぎます。これも経済成長と価値の上昇がリンクしません。
仮想通貨は、そもそも本当に価値があるのかどうかも今のところ分からないし、不動産などはかなりの専門的な知識やコネが要ります。
消去法で米国株が残るわけです。
投資は、仕組みが簡単で、歴史的な実績があるものに限ります。
そしてそれは株式、その中でも米国株となるのです。
個別株は難しいからやる必要なし
はい、ズバズバ進みます。
米国株がイイらしいので米国株に投資することを決めても、そこからがまた問題です。
米国株=米国の企業なんて何千社、何万社とありますからどの会社の株に投資していいかわからない。
はいはい泣かないで。簡単に解決できますから。
結論から言うと、個別の株には投資しません。やめたほうが良いです。
いくら調子の良い米国株、米国の大企業といえど、業績が悪化することもあれば、倒産してしまうこともあります。
そしてそういった非常事態を予見したり、事前に対処したりすることは特に初心者には困難です。
だから、一つひとつ個別の会社の株には投資しません。
米国株ETFがベスト
ではどうするのか。
ETFというものに投資します。
ETFは日本語で上場投資信託といい、いくつもの企業の株式に少しずつ分散して投資できるものです。
先に言ったように、米国株は全体としてはすこぶる将来性が高いです。しかし、それでもなかには潰れてしまう企業もあります。
そんなハズレを引かないために、調子の良い米国株全体に投資する。それを実現できるのがETFへの投資になります。
ETFの詳しい解説はこちらの記事で。
規模が大きいETFを選ぶ
しかしまた困ったことが。
何でしょう?
そのETFも、種類が何百とあってどれを選べばいいのかわからないのです。
なるほど。
確かにETFへの投資が有効とわかってから、世界中でETFが増え続けていますね。
では、ここから投資すべきETFをズバッと選んでいきましょう。
まず、ETFも企業と同じように規模というものがあります。
世界中の投資家が良いETFだと思えば、そのETFには世界中から投資資金が流れ込んで規模、正確には「純資産額」が増大します。
ぶっちゃけ、みんなが良いと思うものは、その通り良いものであることが多いです。
なので、なるべく規模の大きなETFに投資します。
目安は、100億ドル以上。日本円だと大体1兆円以上ですね。
米国株に広く分散投資するETFを選ぶ
しかし、ただ規模が大きければ良いというものではありません。
もう一つの条件、米国株を中心に広く分散できている、とも合致しないと投資すべきETFにはなりません。
実はETFには、債券ETFや不動産ETFなどもあり、これらを除外していきます。
さらに、米国株のETFであっても、特定の業種を集めたものなどもあります。これも除外です。
あくまで、米国経済全体に広く投資できる規模の大きなETF、これを狙います。
一騎当千。一生これ一本でOKな7つの米国株ETF
ズバッと言いましょう。
ぼくが思う投資すべきETFはこの7つです。
- 【VOO】バンガードS&P500ETF
- 【SPY】SPDR S&P500ETF
- 【IVV】iシェアーズ・コアS&P500ETF
- 【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
- 【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケット
- 【DIA】SPDRダウ工業株平均ETF
- 【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストック
これが、米国株に広く分散投資できるETFです。
米国株に広く分散投資するということは、経済成長による安定的な株価の成長が見込めます。
じっくりと腰を据えた長期的な投資にバッチリ合うETFたちです。
なに? 7つのETFからどれを選んでよいのかわからない?
この7つのETFはどれも「一生これ一本に投資していればOK」と言っても言い過ぎではないようなETFです。
どれでも良いのです。
【VOO】【SPY】【IVV】総合力! S&P500系ETF
せっかくですので、7つのETFについて簡単に説明しておきましょう。
まず、【VOO】バンガードS&P500ETF、【SPY】SPDR S&P500ETF、【IVV】iシェアーズ・コアS&P500ETFの3つは、どれもS&P500という株価指数に連動するETFです。
米国を代表する各業界の大企業500社すべてに、このETFを買えば一度に投資できます。
S&P500と株価指数がわからないよお、という方はこちらの記事を。
ETFも投資信託の一種なので信託報酬があり、ETFごとに多少の違いはありますが、大した差異ではないとぼくは思います。
あ、たびたびすみませんが、投資信託の信託報酬や経費率についてはこの記事で。
【QQQ】【DIA】【VTI】【VT】
【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1は、米国の株式市場のナスダックに上場している銘柄のみで構成されたナスダック100に連動するETFです。
中身はナスダックらしくハイテクやIT関連が多く、これからの成長に期待ができます。半面、やや株価の上下が激しいのが特徴です。
ナスダックとナスダック100についてはこちらで詳しく。
構成銘柄数は30銘柄と少ないですが、ダウ平均は常に米国の経済成長とともに歩んできました。実績はピカイチです。
ダウ平均の詳しい解説はこちら。
大企業、中堅、成長株、何でもござれ。まさに「米国すべてを買う」を体現したようなETFです。
【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックは、名前は【VTI】と似ていますが、こちらは米国を含む全世界の株式に分散投資するETFです。
投資先は約8000社。途方もない数です。
しかし、米国株ETFを推奨する本記事で何故全世界株式ETFが入っているのかというと、結局全世界の株式に投資する【VT】も、その4割は米国企業だからです。
結局、世界の経済成長は米国の成長なのです。ですので、【VT】も将来が期待できる7つのETFに入っているのです。
まとめ。米国株に分散投資するETFがベスト
まとめると、投資というものは、仕組みが簡単で実績があって期待もできる株式が良い。
中でも米国株が一番良い。
米国株に投資するには、個別株ではなくETFが効率的かつ低コストで良い。
数ある米国株ETFの中でも、規模の大きなETFでかつ米国株を中心に広く分散投資しているものが良い。
具体的にはこの7銘柄。
- 【VOO】バンガードS&P500ETF
- 【SPY】SPDR S&P500ETF
- 【IVV】iシェアーズ・コアS&P500ETF
- 【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
- 【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケット
- 【DIA】SPDRダウ工業株平均ETF
- 【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストック
となります。
皆様の銘柄選びの参考にしてくださいまし。
オザワークスでした。
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