米国市場に上場している日本企業に米ドル建てで投資できる。「米国株としての日本企業」に投資すべきかどうか

オザワークスです。

米国の株式市場に日本企業も上場しているって知っていますか?

これを利用すれば、米ドル建てで「米国株としての日本企業」に投資することができます。

日本株投資のちょっとした変化球ですね。

米国市場で日本企業が上場している

米国市場に数は少ないですが日本企業も上場しています。

米国市場に上場している日本企業一覧

シンボル 銘柄
MRM メディロム
TAK 武田薬品工業
SNE ソニー
IX オリックス
CAJ キヤノン
TM トヨタ自動車
HMC 本田技研工業
MFG みずほフィナンシャルグループ
MUFG 三菱UFJフィナンシャルグループ
SMFG 三井住友フィナンシャルグループ
NMR 野村ホールディングス

考えてみれば、米国市場には米国企業だけでなく、英国やカナダ、中国やブラジル、オーストラリアなどなど、世界中の企業が上場しているのですから、別に日本企業がそこに居たっておかしくもなんともない話ですね。

日本から投資できる米国上場日本企業たち

ですが、この米国市場の日本企業に日本から投資するのは、残念ながら無理なのですね。

証券会社の取り扱い銘柄からは漏れてしまっているのです。

と思っていたら、つい最近別の調べ物でマネックス証券の銘柄スカウターで【SNE】ソニーを発見しまして、あれ? っとなりました。

数年前は1銘柄も日本企業は取り扱っていなかったはずですが、いつの頃からか取り扱いを始めていたようです。

まあ、取り扱い銘柄の総数が4000銘柄とかになれば、多少はね。

というわけで米国市場の日本企業の取り扱い状況を改めて調べてみました。

こんな感じです。

シンボル 銘柄 マネックス 楽天
MRM メディロム
TAK 武田薬品工業
SNE ソニー  
IX オリックス  
CAJ キヤノン  
TM トヨタ自動車    
HMC 本田技研工業    
MFG みずほフィナンシャルグループ    
MUFG 三菱UFJフィナンシャルグループ    
SMFG 三井住友フィナンシャルグループ    
NMR 野村ホールディングス    

まず、SBI証券は全滅でした。マネックス証券と楽天証券で少数の取り扱いがあるだけです。

わからないのが、トヨタ自動車はどこの証券会社でも取り扱わないのに、最近上場したメディロムはあるとか。選定基準がまるでわからない。

ちなみにメディロムという会社は、なんかヘルスケア関係の会社らしいです。(よく知らない)

米ドル建てで日本企業に投資するとは

でも証券会社で取り扱いがあるのなら、米国市場の日本企業にあえて投資するというのも1つの「テーマ」になるかもしれませんね。

多分この方法だけでしょう、日本企業に米ドル建てで投資できるのは。

配当なんかももちろん米ドルです。

あとは……んん、ああ……なんとなくカッコいい、とか?

うーん、考えてみたけれど特にメリットを思いつかないなあ。

日本企業は毎年上場廃止している

まあ、そんなわけで意外と米国株としての日本企業にも投資できるわけなんですが、あえてそれをする必要はないでしょう。

まず、メリットが特にないというのは上でも書きました。

それ以外に、近年(21世紀に入ってから)米国市場での日本企業の上場廃止が続いています。

せっかく投資したのにそれが上場廃止になったりしたらまためんどくさいです。

ハッキリ言ってすべての日本企業に上場廃止の危険性があるので、近寄らないほうが良いでしょう。

米国市場で上場廃止した日本企業の代表例

銘柄 上場廃止年
パイオニア 2006年
TDK 2009年
日立製作所 2012年
パナソニック 2013年
クボタ 2013年
コナミホールディングス 2015年
NTT 2017年
京セラ 2018年
NTTドコモ 2018年
LINE 2020年

兵どもの夢の跡

なんでしょうねえ、日本企業の米国市場上場からその廃止までを眺めていると、なんとなくストーリーが見えてきますね。

昭和の後半から平成の初期ぐらいまで日本経済と日本企業がイケイケどんどんで米国市場に意気揚々と上陸したものの、そこからの失われた30年を経て日本経済は没落。

その過程でかつては「24時間戦えますか!」と世界最強を誇った日本企業の名門たちが1社、また1社と脱落していく。

もちろん、上場する、廃止するというのはそれぞれの企業の事情からでしょうけれど、なんとなくそんな悲しい流れが垣間見えてしまうのですね。

ぼくだってれっきとした日本人。そりゃできれば日本企業に投資したいですよ。

ですがね、日本企業や日本経済にかつての勢いはまったくありません。

きっとこれからもそれが戻ることはないでしょう。

……なんだかしんみりしてしまいますね。

そんなわけで、ぼくはこれからも米国株に投資していくのです。

オザワークスでした。






"share"とは株式を意味する英単語でもある


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ABOUTこの記事をかいた人

なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。