オザワークスです。
今月もNISAウイーク始まりました。NISA口座で保有するETF群からの配当乱射スタートです。
2018年合計 $1732.19 今まで全部合計 $13225.86
2018年CFD配当 ¥3177 今まで全部CFD配当 ¥4504
低賃金労働者にはNISAが辛い
というわけでNISAです。最近流行りの「つみたてNISA」じゃないですよ。一般のNISAをぼくはやっております。
少額投資非課税制度、略してNISA(ニーサ)。簡単に制度の説明をすると、ある一定の期間、一定の金額を限度として買い付けた株等から生まれた利益や配当金は無税になる、という制度です。
難しい。
具体的に言うと、まず1年間に120万円という枠が投資家に与えられます。この120万円の枠内で買い付けた株から得た利益(配当金も含む)は、本来なら税金を20%取られますが、それが非課税で済みます、ってことですね。
120万円の枠が与えられる期間は5年間。つまり、NISA制度をフル活用すれば、計600万円分の株から得られる配当金を無税で受け取れるわけです。結構大きいですね。
でも問題がありまして、毎年与えられる120万円の投資枠ですが、これ枠を使い切らずに余らせても次の年に繰り越せないんですよね。今年の枠に投資できるチャンスは、どうでも今年だけ。
で、その枠は1年間で120万円ですよ。結構きついと思いません? 今年中になんとしても120万円の投資資金を作り出す必要がある、というのは。
あ、皆さんは120万円の投資資金なんてどうってことないですよね? 失礼しました。
対してぼくのような非正規の低賃金労働者は、毎年この120万の枠が重い。押しつぶされてしまいそうなくらいに。
NISA枠120万円を使い切る方法? 根性あるのみ!
でもなんとか毎年がんばっています。どうにか資金を作り出し、時間制限のあるNISAに最優先で投入。120万円の分厚い壁にガリガリと穴を開けていきます。おかげさまで2018年のNISA枠の残りもあと39万円となりました。
え、コツ? 根性あるのみ。資金量がすべてです。
でもがんばって2018年のNISAを倒しても、また第2第3のNISAが、じゃなかった、2019年と2020年のそれぞれ120万円枠が待っています。つまり、あと2年半で280万円もの投資資金を用意しないといけないのです。
考えただけで気が遠くなる。NISAの120万円という枠について考えるといつも下のように思います。
重くのしかかる120万円のNISA枠。これ借金じゃね?
そう、ぼくは3年前600万円を何かの理由で借りました。ローンは5年。今返済3年目で残りは280万円。
重い、重すぎる。まだ半分かよ。文字にしたら負けてしまいそうだ。あと、600万で自分はいったい何を買ったんだ?
NISAは借金。そんな気がして仕方がありません。毎年毎年、120万円耳を揃えて返していく。誰に? とか考えてはいけません。考えたら負けです。何も考えず、ただの一債務者となって、見えない債権者のために働く。それでいいんです。
2021年、NISAの喪が明ける
そうして奴隷労働を積み重ね、2020年の暮には返済生活ともおさらばです。それまで我慢に我慢を重ねて返済していた相手がまさか自分だったとは。2021年からは不労所得の時代が始まります。死ぬ思いで返済、いや、蓄えた600万からザックザック、配当金の雨あられです。
わあ、うれしいな。いやあ、ありがとう。投資していてよかった!
結局、一歩ずつ進むのみ
現実に戻りましょう。どうも妄想に突き進んでいってしまう癖がありまして、すいません。
2018年6月現在、ぼくのNISAはまだ道半ばです。これからもきっと苦難があるでしょう。というか、苦難だけでしょう。それでも一歩一歩前に進むしかないですね。
しかし、ぼくは借金無いけれど、借金がある人はマジで投資どころじゃないよなあ、とこれ書いていて思いました。皆様に幸多からんことを。
オザワークスでした。
【BIV】バンガード・米国中期債券(NISA) $3.55
【BND】バンガード・米国トータル債券市場(NISA) $3.33
【VCIT】バンガード・米国中期社債(NISA) $4.59