オザワークスです。
自分の保有する62銘柄の個別株の株価変遷を調べたり、競争原理が働いて放っておいても勝手に経済成長していってしまう資本主義社会について考えると、どうも株価というものはどれもこれも自然と時間が経てば自然と上がっていくもののようです。
となればいいのですが、理論的はそうでも現実ではなかなかそうもいきません。だって、実際株価が下がっている銘柄なんて掃いて捨てるほどありますもんね。
そういう現実を乗り越えて、これから買うべき銘柄を考えてみます。
ヒントは、株価というものは全体的には上がり、しかし個別的には下がるものもある。だったら……。
理論を現実に落とし込む
すべての株の株価は上がっていく。理論的にも歴史的にもそうだ。と言っても本当にすべての銘柄が上がっているわけではないことは、投資家の皆さんなら十分ご存じかと思います。
クソみたいに下がっているクソ銘柄もたくさんあります。
理論は理論、理屈は理屈。
ここからは理論を現実の投資に落とし込んでいきましょう。
株価が平均的に上がるなら、その平均に投資すれば良い
世界中の株価が長期にわたって上がり続けているとは言ったものの、それは「すべての銘柄が一つの例外もなくすべて上がっている」ことを意味しません。
「平均的」に見れば、株価は上がり続けているという意味です。
上がった銘柄も下がった銘柄も全部混ぜこぜにすれば、「平均的」または「全体的」には上がっている。そういう意味です。
これを聞いて、なあんだ、じゃあ結局どの銘柄が上がるかわからないじゃん、と思ってしまったそこのあなた、ウカツさんね!
個別の銘柄の上げ下げは不明でも、株式市場全体は確実に上がる。だったらその「全体」や「平均」に投資する良い方法が、すでにあるじゃない!
市場平均や株価指数に投資する投資信託やETFがね!
株式市場全体に投資できる投資信託やETFがこちら!
株価指数に投資する投資信託やETFには、株式市場全体にまんべんなく投資するものが数多くあります。
株式市場が全体的に平均的に上がるのであれば、こちらも市場全体に分散投資すればいいんです。
具体的には、全世界の株式に分散投資するなら、
【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
ですし、米国株で分散したければ、
【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
【投資信託】楽天・全米株式インデックス・ファンド
米国株の主要500社で行きたければ、
【SPY】SPDR S&P500ETF
【VOO】バンガードS&P500ETF
【IVV】iシェアーズ・コアS&P500ETF
【投資信託】eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
【投資信託】SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
などなど。
【DIA】SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージETF
新興企業が主体であるナスダック上場の時価総額上位100社に投資する、
【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
なんてETFもあります。
これらのETFや投資信託は、どれも市場全体とか世界全体とかに投資するものです。こういうものに投資しておけば、間違いありません。ピケティ先生が付いています。
決着! 株式市場に投資せよ!
これで本当に銘柄問題には決着が付きましたね。
あの銘柄がいいのか、この銘柄がいいのか、もう迷うことはありません。全体に投資すればいいのです。
ここでまとめに移りましょう。
まず、この資本主義の世界においては、株なんてものは基本どれも上がっていきます。経済学者のえら~い先生もそう言っています。
ただ中には下がる銘柄もあるから、結局どれに投資したらいいのかわからない。
だったら、全体的に上がっていく株式市場に全体的に投資するETFや投資信託に投資すれば間違いない!
これが答えです。
高配当投資を否定されてから幾星霜、ぼくもようやくたどり着きました。
配当狙いがダメなら何に投資すれば良いのか。
株式市場全体、が答えだったのです。
今後が胸を張って市場全体に投資したいと思います。
オザワークスでした。
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