CFDの米国株配当利回りランキング2月号 レバレッジ5倍の配当利回りはすごかった……





オザワークスです。

GMOクリック証券のCFDで投資できる、米国個別株の配当利回りランキング2019年2月号です。

米国株CFDの配当利回りランキング2019年2月

銘柄 大体2万円で
買える株数
税引き後の
年間配当額
A
年間の
金利調整額
B
手取りの
配当額
A-B
レバレジ2倍
配当利回り
F・フォード 21株 1176円 0円 1176円 11.76%
T・AT&T 6株 1200円 312円 888円 8.88%
GM・GM 5株 760円 260円 500円 5%
VZ・
ベライゾン
3株 708円 312円 396円 3.96%
GPS・
ギャップ
7株 672円 364円 308円 3.08%
KO・
コカコーラ
4株 640円 416円 224円 2.24%

表の見方、説明。CFDではレバレッジと金利調整額が鍵を握る

GMOクリック証券のCFDで投資できる米国個別株59銘柄の、配当利回りトップ6が上の表の銘柄たちです。

CFDはレバレッジを使って手元の資金以上の株を買えるため、配当利回りは取引の仕方によっていくらでも変わります。

ぼくの実行しているCFD米国株投資は、毎月1万円の資金で大体2万円分の米国株を買う、というものなので、レバレッジは約2倍となります。なので、上の表はレバレッジ2倍の買い付けをする場合の配当利回りです。

さらに、CFDでは金利調整額という株を保有しているだけで毎日発生してしまうコストがあります。

金利調整額は、株を保有しているだけで受け取れる配当金の逆バージョン的な存在です。これを受け取るであろう配当額から引かなければ、本当の意味での配当額は見えてきません。

金利調整額は銘柄の株価に比例します。高価な株は金利調整額も高くなり、安い株は金利調整額が発生しなかったりします(フォードなど)。

CFDでの配当投資は、レバレッジを使って少ない元手でより多くの株を買うことによって受け取る配当金が増える。けれども株を保有し続ける限り発生する金利調整額を支払い、そのあとの配当金の残りが「本当の配当金」であり配当利回りである、と言えます。

上の表は、そのようなリアルなCFDでの米国株投資に基づく利回りランキングです。CFDは現物株とルールが違いすぎるので説明が大変!

IBM、XOM、CVX、PG…代表的な高配当銘柄はどこいった?

GMOクリック証券がCFDで取り扱う米国個別株は全部で59銘柄あります。

その中には、【IBM】IBMや【XOM】エクソン・モービル、【CVX】シェブロンや【PG】プロクター・アンド・ギャンブルなど、高配当と言えばすぐに名前の上がりそうな銘柄たちも含まれます。

一方で、上の表にある6銘柄が、全59銘柄中の配当利回りトップ6です。米国を代表する高配当銘柄たちは何故消えたのでしょうか?

それは、金利調整額です。株を保有する限り支払わなければならない金利調整額を受け取る配当額から差し引くと、米国を代表する高配当銘柄たちの「本当の配当金」はほとんどなくなります。配当金が金利調整額に食い尽くされるんですね。

なので、いかにもな高配当銘柄が、意外とCFDでは配当狙いの投資に向かないのです。

同じように1万円で2万円分の株を買った場合の配当利回り

銘柄 大体2万円で
買える株数
税引き後の
年間配当額
A
年間の
金利調整額
B
手取りの
配当額
A-B
レバレジ2倍
配当利回り
IBM・IBM 1株 620円 728円 -108円 マイナス
XOM・
エクソン
2株 648円 728円 -80円 マイナス
CVX・
シェブロン
2株 936円 936円 0円 0%
PG・P&G 2株 568円 832円 -264円 マイナス

配当金が金利調整額に食われるどころか、利回りはマイナスに突入してしまいます。

CFDでレバレッジ1倍の投資をしたら配当利回りはどうなる?

CFDが手元の資金よりも大きな額の取引ができて、それによって配当利回りが変化すると書きました。この手元の資金を超える額の取引をすることをレバレッジと言います。テコのことです。

で、レバレッジを使うとどうして配当利回りが上がるのかというと、それは単純に同じ資金でより多くの株が買えるからです。多く株を持っていれば、もらえる配当金も多くなります。それだけのことです。

では、もしレバレッジをあえて使わずにCFDで米国株に投資したら、配当利回りはどうなるのでしょうか。

1万円で1万円分の株を買った場合の配当利回り

銘柄 大体1万円で
買える株数
税引き後の
年間配当額
A
年間の
金利調整額
B
手取りの
配当額
A-B
レバレジ1倍
配当利回り
F・フォード 11株 616円 0円 616円 6.16%
T・AT&T 3株 600円 156円 444円 4.44%
GM・GM 2株 304円 104円 200円 2%
VZ・
ベライゾン
2株 472円 208円 264円 2.64%
GPS・
ギャップ
4株 384円 208円 176円 1.76%
KO・
コカコーラ
2株 320円 208円 112円 1.12%

全体的にレバレッジを使ったときと比べて配当利回りは大きく下がりました。ボロボロです。

レバレッジ1倍の資金効率は、1万円で1万円分の株を買うわけですから、現物株と同じになります。

ただし、CFDですので金利調整額はきっちり取られます。これが痛くて、実際の配当利回りは、金利調整額などない現物株以下にまで落ち込みます。

CFDで配当を狙う投資を行う場合、正直レバレッジでブーストしてあげないと、無理です。配当利回りトップ6の銘柄でこれですから、他の銘柄については言わずもがな。

ただ利点もあって、さすがレバレッジ1倍、ロスカットの心配はほぼ要りません。ロスカットとはCFD等に特有のもので、保有する株の株価が下がりすぎると証券会社が勝手に株を売ってしまうことです。配当をもらえなくなるので厄介です。

ではレバレッジを5倍まで上げたら?

では、逆にレバレッジを限界まで上げたらどうでしょう。GMOクリック証券の外国株CFDの最大レバレッジは5倍です。これはつまり、手元の1万円で5万円分の株を買える、ということです。

かなりの数の株を買えます。その場合の配当利回りを見てみましょう。

銘柄 大体5万円で
買える株数
税引き後の
年間配当額
A
年間の
金利調整額
B
手取りの
配当額
A-B
レバレジ5倍
配当利回り
F・フォード 53株 2968円 0円 2968円 29.68%
T・AT&T 15株 3000円 780円 2220円 22.20%
GM・GM 12株 1824円 624円 1200円 12%
VZ・
ベライゾン
8株 1888円 832円 1056円 10.56%
GPS・
ギャップ
18株 1728円 936円 792円 7.92%
KO・
コカコーラ
10株 1600円 1040円 560円 5.60%

レバレッジ1倍と比べて実に魅惑的な数字が並んでいます。配当利回り29%や22%なんて、まるで投資詐欺の謳い文句のようですが、実現可能な数字です。

このようにレバレッジを高めて、同じ資金でも買える株数を増やすことによって、配当利回りは飛躍的に高まります。金利調整額という邪魔者でさえも実質的に無力化すると言ってもいいほどです。

レバレッジを高める怖さ

ただし、メリットばかりではありません。レバレッジを高めるとそれだけロスカットされやすくなります。

CFDは証券会社にお金を借りて行う投資です。買った株が下がると証券会社は勝手に株をロスカット(強制売却)してしまいます。高いレバレッジで買った株ほど、買値からちょっと下がっただけでロスカットです。

レバレッジ別ロスカットされてしまう株価の下落率

ロスカットされる
買値からの下落率
レバレッジ1倍 100%
レバレッジ2倍 50%
レバレッジ3倍 33%
レバレッジ4倍 25%
レバレッジ5倍 20%

レバレッジ5倍で株を買っている場合、買値から株価が20%下落すると、強制的に売却されます。

20%ってそこそこ余裕がある数字のようですが、株なんて20%くらいは簡単に上がるし下がります。

全然CFDとは関係ない銘柄ですが、ぼくも保有する【CTL】センチュリーリンクなんて、1日で13%も下げました。たった1日で、ですよ。株は下がるときは下がります。

まとめ。レバレッジは上げすぎず、下げすぎず

まとめます。

CFDでの米国株投資ではレバレッジは必須です。ないと実に味気ないです。

だからといってレバレッジをむやみに高めると、今度は株を保有して配当をもらい続ける、という配当投資の目的が強制ロスカットによって絶たれます。

その間のどこかに、バランスする点があるはずです。ちょうど、ラグランジュポイントのように。

ぼくはとりあえずレバレッジ2倍での投資を続けます。あなたはあなたのレバレッジを探してみてはいかがでしょう?

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ABOUTこの記事をかいた人

なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。