オザワークスです。
GMOクリック証券のCFDで米国個別株に投資しています。配当金狙いの長期投資です。
レバレッジ1倍の配当利回りはどこの証券会社でも確認できますけど、レバレッジ2倍で、かつ金利調整額を差し引いたあとの「本当の配当利回り」のランキングはここだけです。
もくじ
CFDで米国株、配当利回りランキング2019年6月
銘柄 | 大体2万円 で買える 株数 |
税引き後の 年間配当額 A |
年間の 金利調整額 B |
手取りの 配当額 A-B |
レバレッジ 2倍 配当利回り |
|
1 | F・フォード | 18株 | 1008円 | 0円 | 1008円 | 10.08% |
2 | GPS・ギャップ | 10株 | 1000円 | 0円 | 1000円 | 10.00% |
3 | T・AT&T | 6株 | 1224円 | 312円 | 912円 | 9.12% |
4 | HPQ・HP | 9株 | 540円 | 0円 | 540円 | 5.40% |
5 | GM・GM | 5株 | 740円 | 260円 | 480円 | 4.80% |
6 | VZ・ベライゾン | 3株 | 732円 | 312円 | 420円 | 4.20% |
7 | KO・コカコーラ | 4株 | 624円 | 416円 | 208円 | 2.08% |
表の見方、説明
CFDは難しいので、表の見方を簡単に説明します。
まずこの配当利回りランキングは、GMOクリック証券にて投資できる59銘柄の米国個別株が母数です。その中で、最終的に配当利回りが2%以上になる銘柄のみを載せております。
つまり、CFDでは上の7銘柄しか配当利回り2%を超えません(2019年6月時点)。
次にどのようにCFDで投資するかと言いますと、手持ちの資金1万円で大体2万円分の米国株を買います。これがレバレッジ2倍です。
この状態で株を保有し、保有コストである金利調整額を受け取る配当金から差し引いた残金が、手取りの配当額です。
当ランキングは、米国株にレバレッジ2倍で投資して、保有コストを差し引いた最終的な手取りの配当利回りランキングです。
配当利回り10%、ギャップの炸裂!
6月の配当利回りランキングの主役は、なんといっても配当利回りが10%に達してしまったアパレルの【GPS】ギャップで決まりです。
先月、5月のランキングでは6位、配当利回りも3.84%とそこまで高配当でもなかったギャップ。
たった1ヶ月で利回りは3倍近くの10%、1位【F】フォード・モーターの10.08%に迫る2位と一躍躍り出ました。
ちょっと前までは配当利回りは2%台、ギャップのくせにティッカーが【GAP】じゃなくて何故か【GPS】などと笑われていたのに、この1ヶ月一体彼に何があったのでしょうか。
株価下落のパターンだった!
ズバリ、株価の下落です。
つい2ヶ月前までは25ドルを超えていた株価が、今は18ドルまで下がっています。
暴落と言っていいほどに株価が落ちたことによって、配当利回りが急激に上昇したのですね。
株価暴落の原因は、5月末に発表された決算で明るみになった業績の不調によるものと思われます。米中貿易戦争の先行きが不透明であることも関連するでしょうね。
決算一つでこんなにも株価って落ちるものなのですね。
金利調整額の有る無しが事ほど大きい
CFD的な話をすれば、株価が下がることによって株価に連動する金利調整額が発生しなくなったことも、「手取りの」配当利回りを劇的に改善する要因となっています。
金利調整額が発生するしないの境界線は、株価が大体20ドル~21ドルくらいです。それ以下であれば、受け取った配当額がそのまま手取りとなります。
CFDで長期投資をするなら金利調整額の支払いは大変重い話です。
株価の高い銘柄などは金利調整額も多くなり、受け取る配当金以上の金利調整額を支払わなければならないことがほとんどです。配当の「逆ざや」ですね。
本当に、実感を持って、金利調整額は配当金の敵です。
実際ギャップも、金利調整額が発生していた5月と比べるとこの通りです。
銘柄 | 株数 | 税引き後の 年間配当額 A |
年間の 金利調整額 B |
手取りの 配当額 A-B |
|
5月 | GPS・ギャップ | 10株 | 1000円 | 520円 | 480円 |
6月 | GPS・ギャップ | 10株 | 1000円 | 0円 | 1000円 |
金利調整額がちょっと発生するだけで、配当金の半分以上を持っていかれます。
この金理調整額のせいで、XOMやIBMなどの高配当銘柄は軒並み撃沈です。気をつけましょう。
リスクを分散しつつ、チャンスでは行くべし!
一方で、ギャップの1株あたりの配当額はどうかと言うと、これがほとんど増えません。
2018年5月以来1年以上も増配がありませんし、その増配もわずかなものでした。
決算が悪く、増配もままならないギャップなる企業……大丈夫か?
大丈夫かどうかはわかりませんが、ぼくはさほど心配していません。まあ、大きな会社ですし、自力でなんとかするでしょう。
6月のアタマに早速、爆下がり中のギャップをCFDで10株買い増ししました。7月にもらえる配当金を増やすためです。
あ、でも、いくらぼくが大丈夫と太鼓判を押したからって、ギャップだけに集中投資するのはダメですよ。分散投資を心がけましょう。
ギャップだって、第2の【GE】ゼネラル・エレクトリックになるかもしれないのです。
リスクはどんな優良企業にも存在します。右目はリターンに目をくらませても、左目ではリスクを見ましょう。それがCFDで上手くやるコツです。
さあ、宣伝!
オザワークスは、GMOクリック証券のCFDで配当利回り10%のギャップに長期配当投資しています。CFDは取引手数料なし、レバレッジで手持ちの資金以上に株が買えるから少額投資家向け。
詳しくはこちら(↓)の公式サイトで!
なら投資をしない人は、両目を閉じている状態、かな。
オザワークスでした。
コメントを残す