CFDで実現! 配当利回り26%のフォードから配当金だけをかすめ取る超短期投資法!

オザワークスです。

ぼくはGMOクリック証券のCFDで、米国株に配当狙いの長期投資をしています。実験的なものですが、まあまあ順調です。

しかし、CFDでは、配当狙いの「長期じゃない投資」もできます。株をたった1日だけ保有して、配当金だけをかすめ取るような投資。そういう投資も可能です。

今回は、CFDで行える配当狙いの超短期投資をご紹介します。

CFDの配当金は、権利付き最終日に即入金する

CFDの米国株と現物の米国株にはいくつもの違いがあります。そのうちのひとつに、配当をもらえる権利を得てから実際に配当金を受け取るまでの時間の違い、があります。

現物株だと、配当の権利付き最終日の取引時間終了まで株を保有していると、そこで配当をもらえる権利を得たことになります。たとえその後で株を売ってしまったとしても、配当金の支払日が来れば配当金は入金します。

権利付き最終日と配当金の支払日の間は何日か空いており、それは銘柄ごとに大きく異なります。配当の権利を得てから1週間で支払いまで行く銘柄があれば、2ヶ月掛かる銘柄もあります。まちまちです。

CFDの米国株投資ではそこが違って、配当の権利付き最終日がそのまま配当の支払日、つまりは入金日となっています。権利の確定と入金が同じ日なのです。現物株と比べると滅茶苦茶早いです。

CFDの配当狙い超短期投資は、このCFDの特徴を利用します。

配当狙い超短期投資の流れ

やることは意外と単純です。

1、配当を狙う銘柄を権利付き最終日の取引時間終了寸前で買い、そのまま取引終了時間を迎える。

2、その日のうちに配当金が入金する。

3、次に米国株式市場が開くと同時にすべて売却する。

これだけです。これをすれば、投資資金はほぼそのままに配当金だけが手元に残ります。まさに配当金だけをかすめ取る超短期投資です。

では、次から具体例を使って細かく解説します。

4/22フォードの配当をレバレッジ5倍でかすめ取りに行く!

まず、用意するものは、GMOクリック証券のCFD口座といくばくかの投資資金です。

2019年4/22にちょうど米国自動車メーカーの【F】フォード・モーターの権利付き最終日がやってきます。ここで配当かすめ取りをやったら、という仮定でお話します。

戦いの舞台はもちろん、GMOクリック証券のCFD口座です。用意する投資資金はいくらでもいいんですけど、たまたまぼくは毎月1万円をCFDで投資するというルールでやっていますので、ここでも1万円でいかせてください。

CFDではレバレッジが使えて、最大レバレッジ5倍まで効果を高めることが可能です。日本語で言うと、自分の投資資金1万円以上の額の株が買えて、最大5倍の5万円分買えるということです。

これはつまり、資金1万円で5万円分の株から配当金を受け取れる、ということを意味しています。通常の5倍の配当金、興奮しますね。

このCFDの配当狙い超短期投資は、理論的に株価の下落で損する可能性が低いです。なので、今回は最大のレバレッジ5倍で行きます。長期投資の場合、ぼくはレバレッジ2倍がせいぜいです。

さて、準備も済んだことですし、決戦の刻を待ちましょう。

株の保有で発生する金利調整額と、それをゼロにする方法「1株買い」

フォードの権利付き最終日である4/22は月曜日です。日米で時差があるので、我々が動き出すのは、日本時間で翌4/23火曜日の午前5:00前、となります。午前5:00が取引終了時間で、その前に株を買う必要があります。

CFDでは、株を保有する状態で取引終了時刻を迎えると「金利調整額」というものが発生して、投資家はそれを支払わなければなりません。金利調整額を一言でいえば、株の保有コストです。

金利調整額は当然払いたくないので、金利調整額を大幅に抑制する、もしくはゼロにする「1株買い」という取引方法を用います。1株買いを一言でいえば、1株ずつ買うということです(そのまま)。1株ずつ何回も買うと、フォードであれば金利調整額が発生しなくなります。
補足。2019年4月時点でのフォードの1日あたりの金利調整額は、0.15円ととても小さいので、5~6株をまとめて買い付けしても金利調整額は発生しない。ただ、これがもし金曜日であれば、金利調整額は平日の3倍となるので注意が必要。

CFDは取引手数料が無料だから、1株ずつ48回株を買ってもへっちゃら!

この記事を書いている4/11のフォードの株価は$9.32です。日本円で1株1035円。とりあえずこの株価が4/22まで変わらないこととします。

5万円分のフォードを目一杯買うので、48株買えますね。合計48株を、1株ずつ48回買います。

なに? そんな回数取引したら、取引手数料が心配だって?

ご安心召されよ。GMOクリック証券のCFDは何回取引しても取引手数料が無料です。だから心配いりません。

取引時間終了間際に株を買って、株価が動くヒマを与えない!

4/23火曜日の午前4:55、取引時間終了の5分前です。この辺からフォードを1株ずつガンガン買っていきましょう。

時間がないので、通常の注文ではなく「スピード注文」を利用します。これなら1クリックで買い付けできるのでガンガン行けます。スピード注文の詳しいやり方はこの記事を見てネ。

何故、取引終了時間の5分前になってから株を買い始めたのか。それは、株価が動かないようにするためです。

もし適当な時間に株を買って、その日のうちにすんごく値下がりしたら、もしかしたら受け取る配当金以上の損失が出てしまうかもしれません。それでは意味がない。

なので、取引終了の時刻=株価が動かなくなる、その5分前から株を買い始めるのです。株を取引するのにも多少の時間がかかるため、5分くらいはしょうがない。

ただ、米国の株式市場にも時間外取引というものはあるので、たとえ正規の取引時間終了に合わせて取引をしたとしても、必ずしも値動きのリスクから逃れられるわけではありません。

配当金は即日入金。レバレッジ5倍の配当金は強烈な威力!

なんとか4/23火曜日の午前5:00までに48株のフォードを買うことができました。買い付けた株価と、取引終了時の株価はほぼ同じなはずです。

そして、その日の午前中にはフォード48株分の配当金が入金します。為替のこともあるので確たることは言えませんが、前回の配当の実績から言えば、1株あたり14円。48株で、672円の配当入金になるはずです。ちなみに、税引き後の数字です。

使用した投資資金は1万円なので、1万円で672円の配当金を稼いだことになります。これが妥当なのかどうか。672円と聞くと大したことない額ですが、フォードの配当は年4回です。1年間で4回同じことを行えば、2688円になります。

1万円で2688円の配当金を受け取る。配当利回りにすると、26.88%ということになります。やはりレバレッジ5倍の威力は強烈です。

また、同じことを投資資金10万円で行えばどうか。当然受け取る配当金は1回に付き6720円になり、4回行えば2万6880円です。

投資資金が100万円だったら? 配当金だけで年間26万円? しかし、1回で買い付ける株数は4800株ととんでもない数字に。どうやって金利調整額を支払わずに取引する? 4800回クリック?

……まあ、こういう皮算用が一番楽しいですわな。

配当金をもらったら、値下がりしないうちに最速で全部売る!

この超短期投資は配当金を受け取って終わりではありません。4/23の朝に買い付けた株をその日の夜には売らなければなりません。

何故なら、そのまま保有していたとしても、株価がどうなるのかは誰にもわからないからです。

ましてやレバレッジ5倍と最大限に無理をして株を買っています。最速で手放すのが「吉」です。

4/23火曜日の午後10:30、米国市場がオープンして取引が可能になります。市場が開く直前から待機して、オープンと同時に速攻で48株全部売りましょう。売る場合は、48株を1度で売ってOKです。

CFDは株を買うときの株価と売るときの株価が違います。もしも4/23朝フォードを買ったときと4/23夜の株価がまったく同じだったとしても、売値は$0.02ほど低くなります。ですから売買では若干損をしやすくなります。CFDとはそういうものです。

ただ、フォードの場合は買値と売値の差が$0.02とわずかであるため、株価が変わらなければそれほど大きな損にはなりません。受け取る配当金のほうがずっと大きいです。

時間外取引でフォードの株価がどれくらい動くかわかりませんが、フォード48株を売って残ったお金が1万円を超えていれば、この超短期投資は勝ちです。

この戦法、配当金は確実に入るので勝率は高いと思う

以上が、配当かすめ取り戦法の細かい流れです。これのメリットは、まず配当金という利益を得られることが確定していることです。株価がまったく上がらなくても、配当金は必ず手に入ります。しかも、レバレッジ5倍で強化された配当金です。

リスクはやはり株価の下落で、そのリスクを削るためにあれこれと工夫をするわけです。ただリスクはゼロにはなりませんね。受け取る配当金以上に株価が下がってしまったら負けです。

では、ズバリ言いましょう。この超短期投資は勝てるのでしょうか?

はっきり言いますと、勝てると思います。

ただ、全戦全勝ということはないでしょう。株価はうつろうものです。米国株は年間4回配当があります。4回チャンスがあるうち、2~3回勝てばいいのです。十分可能でしょう。

米国株は年間4回配当があるためか、配当の権利付き最終日の翌日の株価の下落(配当の権利落ち)が、それほど強く出ない傾向にあるとぼく個人では感じています。

そこにレバレッジ5倍のフォードの配当利回りが加われば、十分勝算はある、とやはり感じます。

いや、データとか実績とか根拠とかはないんですけれどね。自分でやっていないんで。

それでは皆さん、CFD米国株で配当かすめ取り戦法、是非試してみてくださいね!

勝てるけど、夜に時間のある人限定だったり……

……そうなんです。皆さんにやらせて、ぼく本人はやらないんですよ。

というか、やれないんですね。

ご存知の通り、米国の株式市場は日本時間では深夜に当たります。

そしてぼくの本業は、夜勤なのです。

ちょうどそこが被るんですよね、勤務時間に。なので、ちょっと無理ということです。

夜身体が空いていれば、自分でやってみてデータを取ったりしたいんですけどねえ。

ま、残念です。

さて、気分を入れ替えて宣伝です。GMOクリック証券のCFDを使った米国株の超短期配当かすめ取り戦法。レバレッジあり、取引手数料無料だからこそできるこの戦法をやって大儲けしたいそこのあなた!

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最近夜勤が身体に堪えるオザワークスでした。

"share"とは株式を意味する英単語でもある

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ABOUT US
オザワークス
なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。