オザワークスです。
大好評の投資用語解説。今回は、株価指数の「ナスダック100指数」についてです。
ナスダック100指数とは?
ナスダック100指数は、米国の株式市場NASDAQ(ナスダック)の株価指数です。
株式市場のナスダックに関する解説はこちら。
ナスダック100指数は、単にナスダック100とも呼ばれ、ナスダックに上場する銘柄から作られる株価指数です。
ナスダック100を見れば、株式市場のナスダックの調子がいいのか悪いのかがわかる。米国を代表する株価指数です。
簡単に言えば、ナスダックの日経平均ですね。(ナスダック100はいわゆる「平均株価」ではないですけど)
ナスダック100指数の詳細
より詳細を解説しましょう。
ナスダック100は、ナスダックに上場する銘柄の時価総額の上位100銘柄から算出されます。100銘柄なので、ナスダック100なんですね。
ただし、時価総額上位100銘柄であっても、銀行や保険などの金融銘柄は指数に含みません。その理由は不明。
新興市場のナスダックらしく、ナスダック100も構成銘柄はハイテク・IT・コンピューター関係が多いです。
こういった特徴があります。
ナスダック100指数の構成銘柄
ナスダック100の構成銘柄は、当たり前ですけど100銘柄あります。100銘柄もあるのでそのすべては表示しません。勘弁してください。
構成銘柄の上位は、日本でもおなじみの会社ばかりです。時価総額の上位10社をご覧ください。
シンボル | 銘柄 | |
1 | AAPL | アップル |
2 | MSFT | マイクロソフト |
3 | AMZN | アマゾン |
4 | GOOG | アルファベット クラスC (グーグル) |
5 | GOOGL | アルファベット クラスA (グーグル) |
6 | FB | フェイスブック |
7 | TSLA | テスラ |
8 | INTC | インテル |
9 | NVDA | エヌビディア |
10 | NFLX | ネットフリックス |
狂おしいレベルで上昇していくナスダック100
株式市場のナスダックのオープンが1971年。ナスダック100は1985年から株価指数の算出が始まりました。
それから35年……ナスダック100はメチャメチャ上がっています。
ナスダック100のウィキペディアにこんなチャートがあったのでまず見てください。
ナスダック100は、ダウ平均などのように単位が「$」ではなく、「ポイント」です。
1985年に125ポイントで始まったナスダック100はグイグイ上昇していき、2000年のITバブル時には一時4500ポイントを超えました。
その後ITバブルは崩壊してナスダック100も暴落するわけなんですが、そこから先は本格的にインターネットの時代が始まったこともあり順調に上昇。
2015年には、ITバブル時の最高値を越えました。
ん? 2015年? ずいぶん昔のデータだな? 今は下がっちゃってるんじゃないの?
ご安心ください。ナスダック100の本気は2015年からです。
こちらをご覧ください。ナスダック100の2015年以降のチャートです。
2020年、5年前に4500をようやく超えたナスダック100は、なんと8600ポイントまで伸びてしまいました。
1985年 125
2020年 8600
凄まじい成長です。2020年の高みから眺めれば、2000年のITバブル(4500ポイント)など小高い丘にしか見えません。
今後もインターネットの進化は加速度的に進むでしょう。それは同時にナスダック100のさらなる成長の確信でもあります。
ナスダック100指数に投資するならETFがおすすめ
今後も力強い成長が予想されるナスダック100に投資するなら、アップルやマイクロソフトなどの個別株に投資するのも良いですが、ETFがおすすめです。
【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
というETFがあります。このETFを1本買っておけば、ナスダック100を構成する100銘柄すべてに満遍なく投資することができます。セットで投資できるのです。非常におすすめです。
ETFとは一体なんだ? という方はこちらの記事もあわせてどうぞ。
CFDを使えば、手元の資金の何倍もの金額のナスダック100に投資できて、ETFの何倍もの利益を生み出すことも可能です。
CFDって何なのよ? という方はこちら。
オザワークスでした。
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