オザワークスです。
ぼくの一般NISAでの投資がもうすぐ完了します。そのNISAの完了を焦るあまり、あまりにも簡単なミスを犯しました。
焦りや不安はストレスの表れです。ぼくにとってNISAでの投資がそれほどまでに高ストレスだったのでしょう。
ストレスはミスを呼びます。投資家は特にメンタルのケアには気を使いましょう。
では、早速今週の配当から。
(SBI・NISA) $2.15
【LQD】iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF
(SBI・NISA) $5.59
【JNK】SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券ETF
(SBI・NISA) $8.23
【IGIB】iシェアーズ米ドル建て中期社債ETF
(SBI・NISA) $5.75
【HYG】iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF
(SBI・NISA) $10.41
【EMB】iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ETF
(SBI・NISA) $7.37
【AGG】iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF
(SBI・NISA) $4.48
【VZ】ベライゾン・コミュニケーションズ
(GMOクリック・CFD) ¥540
(マネックス・特定) $5.89
【JNK】SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券ETF
(マネックス・特定) $6.58
【BBD】ブラデスコ銀行
(SBI・NISA) $0.79
【PFF】iシェアーズ米国優先株式&インカム証券ETF
(SBI・NISA) $7.80
2019年4月合計 $979.27
2018年4月合計 $399.24
2017年4月合計 $365.12
2016年4月合計 $263.92
2020年合計 $1569.31
2019年合計 $6118.90
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
2016年合計 $3408.96
今まで全部合計 $23758.84
2019年CFD米国株配当合計 ¥19182
2018年CFD米国株配当合計 ¥9441
2017年CFD米国株配当合計 ¥1327
今まで全部CFD米国株配当合計 ¥37434
2020年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥70
2019年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥147
2018年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥12
今まで全部ワンタップバイ米国株配当合計 ¥229
(マネックス・特定) 売り 210株 無配になったので全部売却
【CAT】キャタピラー
(マネックス・特定) 買い 10株 買い増し
【ABBV】アッヴィ
(マネックス・特定) 買い 10株 買い増し
【WFC】ウェルズ・ファーゴ
(マネックス・特定) 買い 10株 買い増し
【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
(SBI・NISA) 買い 1株 買い増し
【SPY】SPDR S&P500ETF
(ワンタップバイ・特定) 買い 0.03株(1000円分) 買い増し
【XOM】エクソン・モービル
(GMOクリック・CFD) 買い 6株 新規
【CVX】シェブロン
(GMOクリック・CFD) 買い 2株 新規
【KO】コカコーラ
(GMOクリック・CFD) 買い 1株 新規
【GM】ゼネラル・モーターズ
(GMOクリック・CFD) 買い 1株 新規
【HAL】ハリバートン
(GMOクリック・CFD) 買い 1株 新規
【HPQ】HP
(GMOクリック・CFD) 買い 1株 新規
もくじ
NISAを殺せ! 今日殺せ!
2016年から投資をしてきたぼくのNISA口座での米国株投資も、もうすぐ終わりそうです。
NISA(ニーサ)って何? という方はこちらの記事を。
「そうだ。今日、今夜NISAの残りを埋めてしまおう。」
2020年は、ぼくにとってNISAで株の買い付けをできる最後の年。
年の最初は「秋ぐらいに買い付けが完了すればいいかな」などとのんびり構えていたのが、日が経つにつれ気持ちばかりが焦るようになっていきました。
(とにかく1日でも早くNISA関連を終わらせてしまいたい。早く楽になりたい。)
秋だったNISA完了の予定は、5月末になり、無理をすれば4月の終わりも可能だ、などとどんどん前倒しされていき、ついに4月某日「今日やってしまえ!」となったのでした。
決めたら早い。ぼくは方々からなんとか投資資金をかき集め、生活資金を削りに削ってお金を用意しました。
その額22万円。それをドルに換えて、今宵、5年間死闘を繰り広げたNISAに止めを指します。
NISAから解放されたい
今が4月で、2020年のNISA投資枠は残り20万円と少し。この20万円と少しは、今年いっぱいで買い付けをすればよい金額です。
まだ半年以上の時間を残しての、残り20万円と少し。普通に考えれば大してハードルの高い金額ではありません。
ゆっくりと毎月3万円ずつNISA口座にお金を入れていっても十分間に合うペースです。いや、NISA口座で保有する米国株からも配当金がもらえますから、実際は毎月1万円でも入金額としては十分です。
でもぼくは、4月の今日NISA枠を使い切ることに固執しました。しかも、相当無理して投資資金を捻出してです。
ぼくは焦っていました。
早く株を買わないと下がった株価が戻ってしまう、からではありません。
そうではなく、なんというか、とにかく一刻も早くNISAに投資しなければならない状態から脱却したい、そんな心境というか、精神状態に陥っていました。
NISAから解放されたい。これが投資に焦る本心です。
では何故、そんなにまでして早くNISAと決別したかったのか。
低所得者に一般NISAはきつい
皆さんもご存じの通り、一般NISAは年間120万円の投資可能な枠が5年連続で設定され、次年度への投資枠の繰り越しはできない制度です。
つまり、2019年の投資枠が余ったからといって、次の2020年の投資枠に余った分を継ぎ足すことはできないのです。2019年の枠は、2019年のうちに使わなければ消えてしまいます。
まさに、「今年の汚れ、今年のうちに」の精神。
1年間の枠は120万円。これが5年間連続して、総投資可能額は600万円になります。
この1年間で120万円の枠、こいつを埋めるのが結構きつい。しかもそれが5年間続きます。
年収300万円の男には、とにかくそれが辛かった。
とにかく、耐えて、耐えて、耐えて、資金はとにかくNISA最優先で。年間120万円は、言い換えれば毎月10万円投資資金を用意しないと追いつかないわけですから、これは辛い。
仮にある年のNISAへの投資を何とか終わらせても、また次の年は悪魔の120万円が待っているわけですから、それに向けて「貯金」をしていくことになります。
つまり、辛さに全然終わりがない。エンドレスです。
毎年毎年、ああ、今年もNISAがんばらなきゃ……とうなだれていました。
ストレスが投資家を焦らせる、狂わせる
ぼくが5年間NISAで投資して手に入れたものは、資産と恐らくストレスです。
毎年NISAと戦うことがストレスになっているとは、自分でも思っていました。
ただ、2020年に入っていよいよ今年でNISAとの戦いも終わる、と実感し始めるとストレスを上手くコントロールできなくなっていきます。
もうとにかく早く終わらせたくて、早く楽になりたくて、無理をしてでも過剰に投資しようとしてしまう。
生活費を残り9万円まで削って投資に資金を回すなんて、やっぱり正常ではありません。生活面で何かあったらどうするのか。
元々ぼくは感情のコントロールができるほうでストレスにも割り合い強いと自分では思っていましたが、NISAのストレスは想像以上に自分を蝕んでいたようです。
2020年も春になって、NISAの残りもいよいよ20万円とちょっととなって、ストレスからおかしな行動を取ってしまっていることにまず自分が驚いています。
そして、感情によって自分の行動を制御できないことは、投資家としてはかなり危険です。
投資にとってストレスは天敵
投資とストレスにはかなり深い関係があります。
漠然とした話だと、投資の結果が強いストレスを生み、その強いストレスが投資家を間違わせる。
ぼくの「NISAが負担」というストレスはむしろ少数意見で、例えば、株が暴落して体調がおかしくなった、夜眠れなくなった、なんて投資家さんは多いと思います。
そういったストレスが原因で、ストレスから逃れたいがために普段はしないおかしな投資行動を取ってしまう。
全然どの投資家さんにもあり得ることだと思います。
むしろ、自分はストレスには強いほうだ、自分は理知的だ、なんて漠然と思っている人のほうが危ない。
ストレスは本人の知らない間に、本人が思っている以上に蝕んでいるものです。
それをぼくは今回のことで思い知りました。
自分が冷静でないことを自覚しながらも、その狂った行動を止められないのは怖いですよ、ほんと。
投資家はストレスには特に気を付けなければいけませんね。
メンタルケアを大事に
ではストレスへの対処法は? となるのですが、これが特に有効な手立てがないのですね。
とにかく自分を落ち着かせること。
理詰めで考えたことは大抵正しいので、「理」を信じること。
などと書き出してみても、それを書いている自分が自分の暴走を抑えられなくて唖然としている状態ですから、説得力もクソもありません。
とにかく投資家の皆さんは冷静に行動するよう心がけましょう、としか言えませんね。
ニンゲン、案外、脆いです。メンタル大事にしてくださいませ。
オチ。ストレスでつまらないミス
で、オチですけど、焦ってNISA枠を買い潰そうとお金をかき集めて、さあ、株買うぞ! これで長きにわたったNISAとに戦いも終わりだ!
と前のめりで株を買おうとしたら何故か買えない。
あれ? 金曜日の夜なのにどうして?
その日は4月10日。日本ではなんでもないただの日ですが、米国の株式市場は復活祭、いわゆるイースターでお休みなのでした。
せっかく昼間意気込んで投資資金をかき集めて、これで今月の生活費足りるかなあ、とか真面目に考えてたのにいざ取引しようとしたらこれとか。
やっぱり冷静さを失ってるときはこのザマです。
もう、むっちゃもやもやする。もやったまま、週明けを待たなければなりません。
まったく、NISAはぼくにどれだけストレスをかければ気が済むのか。
皆さんは、どうか冷静な投資ライフをお送りください。
オザワークスでした。
(SBI・NISA) $3.67
【BND】バンガード・米国トータル債券市場ETF
(SBI・NISA) $3.44
【VCIT】バンガード・米国中期社債ETF
(SBI・NISA) $4.59
【DVY】iシェアーズ米国好配当株式ETF
(SBI・NISA) $17.04
【T】AT&T
(GMOクリック・CFD) ¥816