オザワークスです。
自民党総裁選が進行中です。
米国株投資に夢を見ている投資家さんは、結構意外と日本の政治に関心がなかったりするんじゃないでしょうか?
それではいけません。
我々は日本に住んでいるんです。
なので日本の政治の影響をモロに受けてしまうのが我々日本国民です。
経済や金融と同じように、政治にも興味を持ちましょうや。
とりあえず今週の配当からね。
(マネックス・特定) $4.98
(マネックス・特定) $9.05
【ETR】エンタジー
(マネックス・特定) $13.37
【FE】ファーストエナジー
(マネックス・特定) $14.01
【PFE】ファイザー
(マネックス・特定) $13.65
【WFC】ウェルズ・ファーゴ
(マネックス・特定) $5.03
(マネックス・特定) $18.56
2019年8月合計 $364.65
2018年8月合計 $332.05
2017年8月合計 $350.19
2016年8月合計 $221.20
2020年9月合計 $78.65
2019年9月合計 $637.30
2018年9月合計 $502.09
2017年9月合計 $444.91
2016年9月合計 $376.10
2020年合計 $3748.67
2019年合計 $6118.90
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
2016年合計 $3408.96
今まで全部合計 $25938.20
2019年CFD米国株配当合計 ¥19182
2018年CFD米国株配当合計 ¥9441
2017年CFD米国株配当合計 ¥1327
今まで全部CFD米国株配当合計 ¥42546
2020年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥433
2019年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥147
2018年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥12
今まで全部ワンタップバイ米国株配当合計 ¥592
(マネックス・特定) 買い 1株 買い増し
【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケット
(SBI・特定) 買い 1株 買い増し
【RWX】SPDRダウ・ジョーンズ・インターナショナル・リアル・エステートETF
(GMOクリック・CFD) 買い 6株 新規
米国の大統領よりも日本の総理大臣のほうが重要
安倍総理の辞任発表によって、2020年9月現在、日本と米国の両方で首班を選ぶ選挙戦が進行中です。
我々米国株投資家は、ついつい米国大統領選のほうを気にしてしまいがちですが、実は大統領選よりも自民党総裁選のほうが重要だったりします。
だって、我々日本人投資家は、日本に住んで日本で働いている存在だから。
もしも次の首相がヘンな人になってヘンな経済政策が実行されたりなんかしたら、我々の雇用や収入や生活に大きな影響が出ます。
そうなったら米国株投資どころではありません。
遠く米国の事情に精通するのも良いですが、もっと足元、つまりは日本の現実にも興味を持ちたいものです。
米国株投資家こそ、日本の景気拡大をまず願いましょう。
あ、結論まで書いてもうた。
もう、書くことが……。
金融緩和不要マン、石破茂
書くことがなくても無理矢理つなげていくスタイル。
今回の日本と米国のほぼ同時的な代表選挙って、我々日本人(の大半)が関与できない選挙であるということが不思議な共通点としてあります。
米国の大統領選はもちろんのこと、実質的に日本の首相を選ぶ自民党の総裁選挙も、自民党員でない限り何の関与もできません。
さらに言えば、今回の総裁選は様々な事情から全国の自民党員が投票できる「党員投票」は行われず、ほとんど「自民党の国会議員」の投票だけで次期首相が決まります。
さらにさらに言うと、党員投票が見送られた「様々な事情」の大半は、総裁候補者の一人である石破茂氏をどんな手を使ってでも当選させたくない、自民党内の石破派以外のすべての派閥の一致団結した意思によるものです。
一体何をしたらそこまで嫌われてしまうのか、ちょっとだけ石破氏が気の毒になります。
まあ、石破氏という人は、現在まで安倍政権下で行われてきた金融緩和を「必要ない」と言ってのける究極の経済オンチな人ですから、こんな人が首相になったりしたら日本は終わりです。
第二期の安倍政権が始まってから実行されたかつてないほどの金融緩和が、日本全体の雇用をここまで守ってきました。
日銀が金融緩和を止めれば間違いなく雇用は悪化して街に失業者があふれます。
人が、死にます。
そういったことが理解できない政治家こそが、これからの日本には必要ないのです。
経済無知の最高到達点、岸田文雄
もう一人、経済無知な男がここに。
岸田文雄その人だ。
岸田氏の経済政策は何と言っても「財政再建」、すなわち増税です。
彼のエピソードでぼくがすぐに思い出すのは、何年か前に香港で現地の投資家相手に岸田氏が講演をしたときの話。
岸田氏は、「私が総理大臣になったら、必ずや日本の財政を再建してみせる!」と意気込んだそうな。
でも財政再建て簡単に言えば支出を減らして、税金を上げるということです。
クッソ不景気になるってことです。
海外の投資家相手に、自分が首相になったら日本をクッソ不景気にしてやんよ、なんて言ってごらんなさい。
あ、このおっさんバカだ、経済のこと何にも知らねえアホだ、ってなるでしょう。
実際なりました。海外では笑われています。
賢い投資家の前で「これから日本の景気を悪くしますんで、日本への投資をお願いします」とか無自覚で言ってしまえるその無知さ、センスのなさ、岸田氏には今すぐ引退してほしいです。
日本の財政再建を口に出す人は100%、経済を理解していません。これ間違いないです。
財政再建論者=緊縮増税派は、財政を再建しようとすると経済が沈んで日本国民が飢えて死ぬということを想像できない人たちです。
政府の借金がなくなった、やったー! でも橋も道路もボロボロ、蛇口をひねっても水も出ない。台風来てるけど防災もないし、食料もない。疫病が流行っても医療体制がないので人がバタバタ死んでいく。国防? そんなものあるわけがない。外国に侵略されまくりです。
で、も、日本政府の借金はない!
それでいいと言うのだから、恐ろしいことです。
長期政権狙いか? 菅義偉
そして第3の男、菅義偉。
まあ、この人が次の首相でしょう。
安倍政権の流れを引き継ぐということらしいし、一番現実的だね。
面白いのが、自民党内の派閥のほとんどが、菅氏を支持しているというところ。
誰であれ、次の内閣のうちに必ず総選挙があります。
政治家という生き物はぶっちゃけ選挙のことしか考えていませんから、派閥を預かる自民党の幹部たちは、石破や岸田では選挙で勝てない、と判断しているということです。
選挙での最大の争点はもちろん今も昔も経済政策です。
つまり、自民党幹部の中に、安倍前政権以下の経済政策しかできないようなやつでは総選挙は戦いない、だからまともな人間を立てよう、という意識がどうやらあるようなのです。
これ面白いことに、日本政治には珍しくまともな流れです。
ちゃんとした経済政策打たないと選挙で負ける、だからちゃんとやろう。
ね、実にまともです。こういうのでいいんですよ。
まあ、野党が存在しないので何言ってても勝てる感じもしますけど……。
選挙には行っとこう
はい。
次の内閣がどのような経済対策を打ってきて、それがどれくらい効果を上げるのかそうでないのかは、まあ半年ぐらいたてば自然とわかります。
その後で総選挙がありますから、我々国民はそのときに審判を下せは良いですね。
日本の政治のこととかよくわからないから選挙とか難しいよ~、なんて言ってたらダメですよ。
この記事の冒頭でも言ったとおり、日本の政治が日本で暮らす我々国民の生活や所得を大きく左右するのです。
米国の大統領選よりもよっぽど重要です。
投票には、行きましょう。
……といっても、ぼくもここ何回かの国政選挙では、どうしても一票を入れたい政党や候補者が見当たらずに白票を入れ続けています。
投票をするぞ、という意思はある。しかしながら入れるべき政党や候補者がいない。
そんな意味を込めてわざわざ白票を入れています。
意味があるのかわからんけど。
自民党が緊縮増税路線を捨ててくれたらほとんど100点満点なのだが……。
消費増税だけはどうしても許せない。
って、また長々と書いてしまった。
それでは皆さん、ごきげんよう。
オザワークスでした。
(マネックス・特定) $19.30
【SJR】ショー・コミュニケーションズ
(SBI・NISA) $7.69
【HAL】ハリバートン
(GMOクリック・CFD) ¥4