配当6/20 利回りの誘惑。配当利回り6%以上の銘柄は避けたほうが良い





オザワークスです。

将棋の名人戦で佐藤天彦名人が羽生善治竜王の挑戦を退け、名人戦3連覇を成し遂げました。獲ってタイトル100期目を目指す羽生竜王もすごいですが、それを跳ね返す佐藤名人もものすごい。まさに竜虎相搏つの名人戦と感じました。

さて、名人戦と比べるとちっぽけな本日の配当です。

 

配当6/20入金分

【DUK】デューク・エナジー $12.79

【ESV】エンスコ $0.10

 

配当金合計
6月合計 $352.35   2017年6月合計 $386.47

2018年合計 $1991.67   今まで全部合計 $13485.34

2018年CFD配当 ¥3809   今まで全部CFD配当 ¥5136

デュークエナジー
ちっぽけな配当で、悪うございましたね。
あ、いや、そういう意味じゃなくて、えーと、
エンスコ
悪うございましたね。
お前のはホントにちっぽけだろ!

配当利回りしか見ていなかったある男の悲劇

2014年5月、東の島国に住むある男が、【ESV】エンスコという名の株を買いました。エンスコは海上油田の掘削会社で、当時の配当利回りは7%だったか、8%だったか。男はその高い配当利回りに「ひゃっほう!」と小躍りしながら、何の迷いもなく買い進んでいきました。

男は株式投資を始めてまだ半年の駆け出し投資家でした。

時は流れ2014年秋、既に皆さんもご存知のとおり、この頃から原油価格が急激に下がり始めます。連動するようにエンスコのような石油関連企業の株価も、40ドル⇒20ドル⇒10ドル⇒5ドルと綺麗にナイアガラです。GEどころの騒ぎではありません。

それでも、配当さえ守られるのであれば! 男はそう考えていました。

2015年2月、そんな愚かな男をあざ笑うかのごとく、エンスコから減配が発表されます。男はズッコケました。さらに翌年もエンスコは減配し、結局1株あたりの配当額は、0.75ドル⇒0.15ドル⇒0.01ドルとこのようになりました。株価同様に配当もほとんど消滅です。

これが、配当利回りのみを見て株を買ってしまったある男の悲劇です。

配当利回りは高ければ良い、ものではない

配当をたくさんもらえると嬉しいですよね。配当利回りが高い銘柄を見つけると「お、いいね。買おうかな」と思いますよね。投資家として当然の反応です。

しかし、それも配当が維持されてこそです。ガツンと大きく減配されてしまうのであれば、今現在画面に表示されている「利回り」など、何の意味もない数字でしかありません。

配当利回りは高いほうが魅力的ですが、その利回りが先々まで守られるものなのかどうか、それを見極めましょう。

高すぎる利回りは危険のシグナル!?

本当はそれぞれ企業の業績を見て、ちゃんと儲けから配当が出せているな、この配当は続くな、という見極めをするべきです。するべきですが、ここでは簡単な見分け方をご紹介しましょう。

ずばり、高すぎる配当利回りの銘柄は減配の危険性がある、です。利回りばかり見るな、と言っておきながらの、利回りで判断しろですから、なんだかメチャクチャなことを言うようですが、簡単です。

配当利回りが6%以上の銘柄は単純に買い付け候補から外す、それだけです。配当利回りが高いということは、単に配当が高いだけでなく、株価が下がって利回りが上昇している可能性があります。

なんで高い配当を出しているのに株価が下がるか。投資家が、コイツ減配するかもしれんから今のうちに売っとこ、で売られているからです。

みんながヤバいと思っている銘柄は、配当利回りがやけに高い。その境目が6%くらいじゃないかな、と個人的に思います。

もちろんこれはかなり大雑把な判断の仕方です。きちんと業績を見て、これはいけると判断できればそれでも全然オーケー。自分の目を信じるか、あいまいな「みんな」を信じるかの違いです。

配当利回りの適正なレンジとは

じゃあ、利回りの適正値ってどのあたりよ? ときかれたら、そうですね、もちろん個人的な感覚ですけれど、3%~5%台前半くらいまでですかね。そのあたりが一番配当の「おいしい」一帯な気がします。

根拠はないです。ないですけど、超優良銘柄と言われるアレとかソレとか、大体3%~5%前半くらいに収まってるような印象なんですよね。なので大体その辺が、業績と配当額と株価のバランスが取れたスポットかな、と思います。

利回りだけで株を買っていたある男はその後どうなったか

結局エンスコは「もってけドロボー!」状態で手放しました。もちろん多額の損失です。

しかし男の投資ルールでは、無配転落しないと全部は売れない、となっています。なので現在でもゴミみたいな株価になってしまったエンスコが10株だけ、男の手元に残っています。

3ヶ月に一度、エンスコ10株から合わせて10円ほどの配当金が届きます。いったいこれでどうしろと? 配当が届くたび、男はエンスコをネチネチいじめております。八つ当たりなのはわかっています。が、手が勝手にいじめてしまうのです。

皆さんも配当利回りの誘惑にはご注意を。

オザワークスでした。

"share"とは株式を意味する英単語でもある


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なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。