2015/12/31 | 数量 | 配当累計 | 2015年配当 | ||
ティッカー | 米国株現物・全体 | 2925 | $4,087.90 | $2,612.42 | |
1 | T | エーティー・アンド・ティー | 280 | $720.61 | $370.84 |
2 | ESV | エンスコ | 240 | $485.41 | $114.82 |
3 | SDRL | シードリル | 10 | $430.34 | |
4 | PFF | iシェアーズ米国優先株式 | 240 | $426.97 | $395.86 |
5 | SO | サザン | 30 | $403.34 | $324.26 |
6 | PM | フィリップ・モリス・インターナショナル | 20 | $280.36 | $280.36 |
7 | KMI | KMI/キンダー・モルガン | 100 | $268.25 | $192.50 |
8 | CTL | センチュリーリンク | 50 | $178.22 | $58.15 |
9 | BCE | ビーシーイー | 40 | $89.20 | $89.20 |
10 | RDS.B | ロイヤル・ダッチ・シェル | 30 | $59.98 | $59.98 |
11 | BP | ビーピー | 40 | $52.10 | $52.10 |
12 | JNK | SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券 | 61 | $42.73 | $42.58 |
13 | COP | コノコ・フィリップス | 30 | $42.38 | $42.38 |
14 | WMB | ウィリアムズ・カンパニーズ | 30 | $40.29 | $40.29 |
15 | SJR | ショー・コミュニケーションズ | 70 | $40.10 | $21.48 |
16 | HSBC | HSBCホールディングス | 40 | $37.53 | $37.53 |
17 | OKE | ワンオーケー | 60 | $35.04 | $35.04 |
18 | MAT | マテル | 60 | $32.75 | $32.75 |
19 | CVX | シェブロン | 20 | $30.73 | $30.73 |
20 | GSK | グラクソスミスクライン | 30 | $28.68 | $28.68 |
21 | HYG | iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債 | 20 | $28.35 | $28.35 |
22 | LVS | ラスベガス・サンズ | 30 | $28.00 | $28.00 |
23 | SE | スペクトラ・エナジー | 60 | $26.57 | $26.57 |
24 | NYCB | ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ | 90 | $25.13 | $25.13 |
25 | CNP | センターポイント・エナジー | 70 | $24.90 | $24.90 |
26 | DIA | SPDRダウジョーンズインダストリアルアベレージ | 10 | $24.54 | $24.54 |
27 | ETR | エンタジー | 20 | $24.12 | $24.12 |
28 | VZ | ベライゾン・コミュニケーション | 30 | $24.02 | $24.02 |
29 | DUK | デューク・エナジー | 20 | $23.71 | $23.71 |
30 | PPL | パシフィック・パワー・アンド・ライト・コーポレーション | 40 | $21.56 | $21.56 |
31 | STX | シーゲイト・テクノロジー | 40 | $16.08 | $16.08 |
32 | SAN | サンタンデール銀行 | 200 | $15.49 | $15.49 |
33 | POT | ポタシュ・コーポレーション・オブ・サスカチワン | 80 | $13.65 | $13.65 |
34 | NOV | ナショナル・オイルウェル・バーコ | 40 | $13.22 | $13.22 |
35 | BBD | バンコ・ブラデスコ | 200 | $12.20 | $12.20 |
36 | COH | コーチ | 50 | $12.13 | $12.13 |
37 | FE | ファーストエナジー | 40 | $10.34 | $10.34 |
38 | GG | ゴールドコープ | 120 | $8.48 | $8.48 |
39 | RY | ロイヤル・バンク・オブ・カナダ | 30 | $7.09 | $7.09 |
40 | BAX | バクスター・インターナショナル | 40 | $3.31 | $3.31 |
41 | OXY | オクシデンタル・ペトロリアム | 20 | ||
42 | BNS | バンク・オブ・ノバ・スコシア | 20 | ||
43 | IP | インターナショナル・ペーパー | 40 | ||
44 | EXC | エクセロン | 50 | ||
45 | CMI | カミンズ | 20 | ||
46 | CAT | キャタピラー | 20 | ||
47 | GE | ゼネラル・エレクトリック | 40 | ||
48 | TLN | タレン・エナジー・コーポレーション | 4 |
オザワークスです。
さあ、早くも冗談では済まなくなってきた2015年末のポートフォリオです。もう既に分散しすぎ。
では2015年、どうしてこんな事になってしまったのでしょうか。
もくじ
2015年は、大幅な含み損で始まった
2013年に投資を始め、何も考えずに日本株で集中投資して大損こいた2014年。そうか、時代は米国株だ、などと言いながら単に日本株から逃げてきただけのぼくでした。
が、人間というものはたった一度の過ちでは、十分に学習できない生き物なのです。米国株でも6~7銘柄に100万円ずつ投資するという集中投資の癖が抜けきれていないぼくを、原油価格の暴落が容赦なく襲います。
そうして、2015年は大量の含み損で幕を開けました。
エネルギー銘柄、暴落
【SDRL】シードリルと【ESV】エンスコ、海洋油田の掘削業者であるこの2銘柄の下げが強烈でした。2014年秋口から下げ始めた株価は、買値の半分を割り、1/4を割り込み、それでも下げ止まらない。パラシュートのないスカイダイビング状態でした。
これが10万円分買っただけ、とかならこんなこと何でもないんですよ。損失もたかが知れています。しかしながら、ぼくの2銘柄への投資額はそれぞれ100万円以上、と思わず目を覆いたくなる即死級のダメージになっていました。
あまりのことにどうしていいかわからないでいました。どういう対処をすればいいのか。売ればいいのか、待てばいいのか。あの悶々とした日々は、今でも思い出したくありません。
で、結局2015年の春、原油価格の回復を待てずにぼくはシードリルを売りました。またも100万円の損失を出した、寒い春でした。
もう一方の逆エースであるエンスコくんは、この時点ではまだホールドを決めています。理由は2つ、シードリルは無配転落しましたが、エンスコはまだ配当を出していること、それとエンスコまで売ってしまうと損出しの額としても大きすぎる損になること、この2つです。
まあ、とにかく無配の銘柄は持っていたくない気持ちが強かったですね。
教訓、集中投資は辞めよう。マジで!
この「シードリルショック」「エンスコショック」は、さすがの自分でも心の奥底までズキンと痛みを残しました。こんなことをしていては「アカン!」と。エンスコなんかは次の年に売って損に変えるの確定でしたからより一層です。
一銘柄100万円は、ぼくにとっては集中しすぎの額でした。ではいくらが適切か、それを探す旅がここから始まりました。とりあえず、一銘柄1000ドル(10万円)まで、それ以上は買わない。そう決めて、米国株投資の再スタートです。
バカですね、もう既に200万も損してるんだからもう辞めときゃいいのに。なにか思うところがあったのでしょうか、男は投資を辞めるどころか魅入られたように、1000ドル買ったらハイ、次の銘柄、と機械的にポートフォリオを分散化していくのでした。
シードリル、エンスコ以外の「まだ」株価が下がっていない集中投資銘柄も、段階的に売って別の銘柄に細分化していきます。
2015年夏、日本株から完全に足を洗う
とうとう本格的に始まった米国株の分散投資とときを同じくして、日本株も処分していきます。日本株は当時複数の証券口座に別れて置いてあり、それら細々したものを売ってはマネックス証券に資金を送り込んで米国株に替える。そんな作業をしていました。
そして2015年7月、最後に残った日本株、SBI証券のNISA口座にあった200万円分を売って、ぼくは晴れて米国株への投資を専門とする投資家になったのです。ここからは米国株一本です。
「毎日配当」なる言葉の誕生
2015年夏頃から保有する銘柄数が一気に増え、それに連れて配当をもらう頻度回数もぐっと増えていきました。秋に入った頃ふと思いついたのが、これ毎日配当もらえるようにできないだろうか、ということです。
銘柄ごとの配当支払日などを調べてみると、なかなか「毎日配当」の実現は難しいようでした。しかしただ株を買っていくのも飽きる。故にあえて茨の道、というか人とはちょっと違う目標を追いかけてみることにしました。
この「毎日配当」は投資に飽きて辞めないための工夫のひとつでしたが、こんなものがその後ブログを始めるにあたってのキーワードになったりするので、人生ほんとどうなるかわからないものです。
転換点となった2015年。そして2016年へ
2015年は再び100万円級の大損を出したりと散々な目にも会いました。会いましたが、ぼくとしては自分の投資の大きな転換点になった年だと思っています。
なんとなく勢いで始めた投資、それをあやふやなまま続けて大きな痛手を負い、これではいかんとイチから組み立て直した感じです。
ポートフォリオが年初と年末でガラッと変わっています。ポートフォリオだけではありません。自分の投資のルールの整備や投資や配当への心構えなど、目に見えない部分でも大きく変貌を遂げた一年でした。
自分の投資の基盤ができたというか、ほんと、この年以降はそれほど方針に変化はありません。あとはコツコツやるだけ、っていう感じです。買い続けていけば、自然と配当が降り積もっていきますんで。
そんな感じでオザワークスの2015年でした。皆さん、ときには損することも、いい勉強かも(?)。
コメントを残す