オザワークスです。
長期的に見てS&P500より株価が上昇していくであろう株価指数があります。
ナスダック100指数です。
コイツに投資すれば誰でもボロ儲け間違いなし、
なんですが、
意外な弱点を見つけました。
聞いてくださいまし。
めっちゃ儲かるナスダック100だが
ナスダック100指数は、株式市場のナスダックに上場する時価総額の上位100(ただし、金融銘柄は除く)で構成される株価指数です。
ナスダックは新興市場であり、勢いのあるハイテク・IT企業が多く上場しています。
なので、インターネットの発達とともにものすごい勢いで株価が成長していますし、今後も伸びていくのが容易に想像できます。
ナスダック100指数の長期チャート
こんな感じでね。
ナスダック100に連動するETFの【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1なんかに投資しておけば絶対勝てる! なんてのはぼくだけじゃなくいろんな人が言っていること。
でも、そのナスダック100に問題点が発見されたってのが今回のお話です。
色々と前提となる用語がわからない方は、これらの記事を先にご覧ください。
ナスダック100の問題点
ではそのナスダック100の問題点とは?
それは、ナスダック100の構成銘柄にあります。
ナスダック100はその名前の通りに100銘柄で構成されているんですが、その一覧を見るとところどころに「漢字」の銘柄が目につきます。
- 【JD】京東商城
- 【NTES】網易
- 【BIDU】百度
この辺です。
これらの漢字企業は、無論、中国企業です。
それだけでなく、
- 【TCOM】トリップドットコム・グループ
のように上海を本拠地とする中国企業でありながらカタカナ名になっている場合もあります。
パッと見でわかりにくいのでまだあるかもしれません。
このように、ナスダック100にはいくつか中国企業が含まれています。
そしてはっきり言って、ナスダック100に中国企業が紛れ込んでいるのは大いに問題があると、とぼくは思っています。
同じ米国外の企業である、
- 【ASML】ASMLホールディングス
などはオランダ企業で何の問題もありません。
オランダだからです。
では何故、ナスダック100に中国企業が入っていると問題なのでしょう?
中国企業は中国共産党の手先
それは、中国企業が中国政府や中国共産党と裏でつながっていて、利用者の個人情報の提供や技術の盗用が行われているからです。
中国企業は、中国政府や中国共産党から独立した存在では決してなく、独裁国家による国民抑圧と世界中に対するスパイ活動の手先です。
そんな存在がナスダック100にいくつか入っているだけで十分問題です。
と、これは理念上の問題。
中国企業の締め出しでナスダック100にもダメージあり
投資家として経済的な問題を語るならば、今、米中は本格的な対立の時代へと入りつつあります。
これは自由と抑圧の価値観の対立であるため、どちらかの政治構造が解体されるまで終わりません。
まあ、普通に米国の圧倒的勝ちです。
米国と中国の国力を比べた場合、中国が米国と戦って勝てる見込みはゼロです。
中国が米国と真正面から戦うことは絶対にないため、それをわかっている米国は徹底的に中国に対して経済的・政治的に嫌がらせをしていくでしょう。
その嫌がらせに対して中国が暴発すればそこで終わりです。
暴発しなくても、嫌がらせの一環で米国を中心とした自由主義経済圏から中国系の組織や企業は締め出されていくため、経済的にも没落していきます。
例えば、中国企業の米国株式市場への上場を禁止する、なんてのは普通にやりそうです。
そういうようなことになったときに、影響を受けるのがナスダック100だったりするのです。
そういうリスクがあります。
問題は一過性
以上のように、米中対立がもっと深刻化した場合にナスダック100に紛れ込んだ中華ネズミも駆逐されるため、その瞬間はナスダック100もダメージを受けると思われます。
その点はリスクです。
ただ、問題は一過性だとぼくは思います。
だって、株価指数を構成する銘柄を中国企業から米国企業へと入れ替えれば済む問題ですからね。
ナスダック100から、米国経済から中国企業が排除されても、すぐに代わりの米国企業が入ってきます。
そして自由な風土と経済の下、米国経済はさらに発展していくのです。
結局、人のものを盗むだけでは天下は取れないということですね。
だから安心してナスダック100に投資しましょう。
オザワークスでした。
コメントを残す