オザワークスです。
マネックス証券が米国株投資家のための新しい銘柄情報サービス「銘柄スカウター」を2020年2月22日にリリースしました。
ぼくも米国株投資家の端くれ。早速使ってみました。
さあて、どんなものやら。
もくじ
銘柄スカウターは、マネックス証券に口座があれば無料で使える
マネックス証券の銘柄スカウターは、様々は投資の情報を提供するサービスです。
マネックス証券で米国株取引口座を開設していれば、誰でも無料で使うことができます。
ほいっ、マネックス証券で口座開設。
使い方は簡単。マネックス証券にログインして、米国株の管理サイト(為替振替・口座管理)に行き、「銘柄スカウター米国株」をクリックするだけです。
銘柄スカウターでできることはいくつもあります。
はっきり言ってぼくのような不勉強な投資家には過ぎたサービスで、多くの機能を使いこなせないと思われます。
なので、今回はぽてちん投資家のぼくにわかる範囲で、銘柄スカウターの使い勝手を紹介させてもらいますね。
ダウ平均がお出迎え
銘柄スカウターを立ち上げるとまず、NYダウ平均がお出迎えしてくれます。
見よ、この上がりっぷり! これが米国株の力だ! と言わんばかりのアピールです。大変ありがとうございます。
さて、ぼくは投資する銘柄を選ぶとき、配当絡みで銘柄をスクリーニングしてそこから考えます。
銘柄スカウター内のメニューに「スクリーニング」があるのでそこへ飛びましょう。
条件を保存できる銘柄スクリーニング機能が便利
銘柄のスクリーニングとは、数ある銘柄を一定の条件で絞り込む、洗い出す、厳選する、そんな作業です。
マネックス証券の取扱銘柄は3000銘柄以上ありますからね。一つひとつ見ていたら時間がいくらあっても足りません。条件付けて取捨選択しちゃうんですね。
ぼくの場合は、とりあえず個別株・ETF含めた全銘柄を対象にして「配当利回り3.5%以上」この条件で銘柄を絞ります。
銘柄を絞る条件は、ホント色々あります。個別株だけ、ETFだけとか、業種で絞ったりとか、本当に細かく色々です。そして、複数の条件を組み合わせて銘柄を絞り込むこともできます。
さらに、そのスクリーニングの条件をいくつも保存しておくことができます。次回からは、保存していた条件を呼び出してスクリーニングすればいいのです。おお、便利。
で、ぼくが「配当利回り3.5%以上」でスクリーニングした結果がこちら。
スクリーニングした結果388銘柄が残りました。これを時価総額の高い順に並べ替えます。ワンボタンでできます。おお、簡単。
そうすると、配当が高くてデカい会社の順に並んでくれるってわけです。
この中から、ビビッときた銘柄を見てみましょう。そうですね、上から3番目の配当利回り5.9%、【XOM】エクソン・モービルなんてどうですか。聞いたことない会社だな。
気になる銘柄はワンボタンで登録
気になる銘柄があれば、会社名の左横の☆マークを押すとお気に入りに登録できます。ブックマークですね。
最大200銘柄をお気に入りに登録できるみたいですので、どんどん気軽に登録しましょう。
☆マークをもう一度押せばお気に入りを解除できます。
ここがメイン。業績推移のグラフがわかりやすくて最高
さて、どんな会社だか知りませんが、名前は格好いいエクソン・モービル。銘柄のページを見てみましょう。
ていうか、今気が付きました。スクリーニングの画面から各銘柄のページに飛ぶと、そのたびに新しいタブが立ち上がるんですね。
つまり、スクリーニングの結果の画面は残しておけるんです。これ最高ですね。
話を戻します。
エクソン・モービルの銘柄の情報ページに来ました。まあ色々書いてありますね。
ただ、色々専門的すぎてぼくにはよくわからない部分がほとんどです。その中で見てわかりやすいのがこの部分。
通期業績推移のグラフです。
エクソン・モービルの13年分の業績がわかりやすくグラフになっています。青い棒グラフが年ごとの売上の推移で、赤い折れ線グラフが利益の推移です。
実は会社の経営というものはそれほど複雑なものではありません。極端な話、売上伸ばしてナンボ、利益伸ばしてナンボです。赤字が続きゃ倒産、とそれだけの話です。
それで見ると、エクソン・モービル君は売上はここ数年元気がなくて、利益もわずかになっていましたが、2019年はググンと利益を伸ばしているようです。一安心ですね。
そういうことがパッと見てわかるようになっているグラフ表示が銘柄スカウターの良いところですね。
エクソン・モービル以外の銘柄でも当然このグラフが表示されます。
我が宿敵【GE】ゼネラル・エレクトリックの通期業績推移です。
もはや「天晴れ!」と言いたくなるような右肩下がり。聖なるクソですね。
最近株価がうなぎのぼりの【GRMN】ガーミン君。
売上も↑利益も↑で、なるほど、こりゃあ株価も倍になるわけだわ。
こんな感じで非常にわかりやすいのです。
配当情報もしっかり
また、銘柄スカウターは、配当情報もしっかり載っています。
年間配当履歴が直近5年分、四半期配当の履歴なら直近3年分が表とグラフ付きで出ています。
四半期配当の表では、1株当たりの配当額と配当の権利落ち日、それから現地の支払い日といったスケジュールも容易に把握できます。
3年分とはいえ、これも見やすくてわかりやすい。その会社が配当金に対してどう振舞っているのかが見て取れますね。
コーポレートアクションも見やすくなった
コーポレートアクションの情報もしっかり載っています。今までマネックスはここが弱かった。
コーポレートアクションとは、会社が合併したり、分割したり、スピンオフしたり、社名を変えたりというアクション全般のことです。
この情報を知らないとある日突然、保有する会社が別の会社に併合されて消えていた、というようなことも起こるので結構重要な要素になります。
そのコーポレートアクションの情報も銘柄スカウターではしっかり確認できるので、心強いですね。
しかも、発表されたこれから起こるコーポレートアクションだけでなく、過去何年も前のそれも確認できるので尚よろしいです。
気になる銘柄、保有している銘柄のコーポレートアクションは注視することをおすすめします。
特に業績推移のグラフが◯だと思います
という感じで見てまいりましたマネックス証券の新サービス「銘柄スカウター」。
ぼくが特に良いと思うのは、やっぱり銘柄の業績の推移をグラフでわかりやすく表示してくれるところですね。
あのグラフを見て、右肩上がりになっていれば投資して良い銘柄、下がっていればダメな銘柄、すぐにわかりますからね。この機能は使えます。
さすがに「スカウター」を名乗るだけあって、銘柄の「戦闘力」を測る性能は高いようで……。
といったところでマネックスの「銘柄スカウター」の紹介でした。
オザワークスでお送りしました。
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