オザワークスです。
この間職場で持株会のお誘いのチラシが配られました。
ぼくは持株会なんて意味ないことを知っているのですぐに丸めて捨てたのですが、知らない人たちの間では束の間「持株会とは?」「投資とは?」みたいなことが話題になっていたようです。
フフッ。
持株会とは情弱がやるもの
持株会とは、自分が勤める会社の株を定額で積み立てる会のことです。
持株会に入ると、毎月一定額(申請により可変)が給料から天引きされて、その天引きされたお金でコツコツ自分の会社の株を買うことになります。
メリットは、会社の株を買うにあたって会社から購入額の1割とかの補助が出ることです。
つまり、市場価格よりもいくらか安い値段で株を買うことができるということになります。
メリットはそのくらい。
反面デメリットは、自分の会社の株しか買えないことです。まあ当たり前ですね。
自分の会社で仕事して給料もらって、そんでもってその給料で自分の会社の株を買う。
なんか自分の人生1から10まで会社の手の内かよ、みたいな気もしてきて気持ち悪いです。ぼくにとってはこれもデメリット。
加えて持株会を通して株を買っても売りたいときに自由に売ることができません。
何故なら、持株会を通して買った株の名義は、自分ではなく持株会になっているからです。自分は株主ではないのです。
持株会を退会するそのときに初めて保有株が自分名義になります。
さらに、例えば毎月1回積み立てのための買い付けが行われるのですが、それがいつのタイミングなのか指定することもできません。株をいつ買うのか自分で決めることもできないのです。
このように、株の取引回りで機動力と自由度が皆無であることも、現役投資家のぼくからするとあり得ない選択肢が持株会です。
ぶっちゃけ、何日何時何分の買い付けのタイミングも決めることができないのに本当に補助が1割入っているのかも怪しい、とぼくは本音では思っています。
以上の理由から、持株会必要ないです。
株式投資なんて自分でやったほうが100倍も1000倍も面白いです。
あれは、情弱のやるものです。
日本人の基本的金融リテラシー、何も知らないレベル
しかし、世の中その情弱が多い。
先日ぼくの職場では持株会への入会を誘うチラシが配られました。
ぼくはそんなチラシなんて鼻かんで丸めてすぐに捨てましたが、普段投資とか考えたこともない人たちには、持株会程度のことであっても心揺さぶる投資との出会いのようですね。
チラシが配られてから何日かは、持株会とか投資のことが珍しく周りで話題になっていました。
ぼくも何人かに「持株会ってどうなの?」と聞かれたりして、もちろん上に書いたような返答をしています。
そんな中、会社の事務所の片隅で、持株会を担当している正社員とパート社員の事務のおばちゃんのやり取りがぼくの目に止まりました。
担当の社員が、多分ノルマもあるのでしょう、パートのおばちゃんに持株会に入らないかと誘っています。
おばちゃん「でも、株価って下がるんでしょう?」
社員「ああ、まあ、そういうことも、あるのかな?」
お前まで疑問形になるんかーい!
いやこれですよ、この光景。
コイツらのレベルってガチでこんなもんなんです。
マジで、知らないんですよ。
知ってる人から儲かるのが世の常
知らないって、マジで弱い立場なんですよね。
詐欺とかにも遭いやすい。
逆に知ってるってすごい強いんです。
持株会のチラシ見ただけでこれは使えないゴミオブゴミだなとすぐにわかるし、そんなもんよりもっと儲かる投資先をぼくは知っています。もちろん米国株です。
さらに言えば、どうして米国株が儲かるのかその理由まで知っていますし、持株会ではあまり儲かりそうもないことも知っています。
もっともっと言うと、今回持株会がこうしてある程度ぼくの周囲で話題にはなりましたが、結局誰も米国株どころか持株会さえやらないことまでぼくは知っています。
彼らは結局これをきっかけにして知らなかった金融や経済、あるいは政治や歴史・地理について知ろうともしないし、故に彼らは一生貧乏のままです。ぼくはその未来まで知っています。
加えてそんな無知な国民が選挙で選んだ政治家が有能なはずもなく、中途半端な経済対策と増税、アクセルとブレーキを同時に踏みながら日本全体で貧しくなっていくことまでわかる!
いいですか皆さん、知っているとは武器です。
この武器をフル活用して、自分が勝つんです。
日本が落ちぶれようが、周囲が落ちぶれようが、自分が勝つんです。
そのための武器を日夜磨きましょう。
オザワークスでした。
追記、もしも持株会でS&P500に補助付きで投資させてくれるんなら、その持株会はやってみる価値があると思います(まあ、あり得ない話だが)。
コメントを残す