米国株時価総額ランキング2025年1月 【GOOG】と【GOOGL】、アルファベット(グーグル)はどうして2銘柄あるの?

オザワークスです。

米国株時価総額ランキング2025年1月です。

米国株時価総額ランキング2025年1月 1位~50位

配当を出す米国個別株を時価総額の順に並べたランキングです。

1月 シンボル 銘柄 時価総額 配当利回り
1 AAPL アップル 3兆6686億ドル 0.4%
2 NVDA エヌビディア 3兆4312億ドル 0.1%以下
3 MSFT マイクロソフト 3兆1565億ドル 0.8%
4 GOOG アルファベット 2兆3821億ドル 0.4%
5 GOOGL アルファベット 2兆3821億ドル 0.4%
6 META メタ・プラットフォームズ 1兆5417億ドル 0.3%
7 AVGO ブロードコム 1兆748億ドル 1.0%
8 TSM 台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー 8748億ドル 1.3%
9 WMT ウォルマート 7374億ドル 0.9%
10 LLY イーライリリー&カンパニー 7079億ドル 0.8%
11 JPM JPモルガン・チェース&カンパニー 6844億ドル 2.1%
12 V ビザ 6053億ドル 0.8%
13 UNH ユナイテッドヘルス・グループ 4827億ドル 1.6%
14 MA マスターカード 4739億ドル 0.6%
15 XOM エクソン・モービル 4699億ドル 3.7%
16 ORCL オラクル 4562億ドル 1.0%
17 COST コストコ・ホールセール 4116億ドル 0.5%
18 HD ホーム・デポ 3846億ドル 2.3%
19 PG P&G 3817億ドル 2.5%
20 NVO ノボ・ノルディスク 3814億ドル 1.7%
21 BAC バンク・オブ・アメリカ 3545億ドル 2.3%
22 JNJ ジョンソン・エンド・ジョンソン 3425億ドル 3.5%
23 ABBV アッヴィ 3154億ドル 3.7%
24 CRM セールスフォース 3128億ドル 0.5%
25 SAP SAP 2953億ドル 0.9%
26 ASML ASMLホールディング 2945億ドル 0.9%
27 CVX シェブロン 2679億ドル 4.3%
28 KO コカ・コーラ 2658億ドル 3.1%
29 TM トヨタ自動車 2543億ドル 2.7%
30 MRK メルク 2525億ドル 3.2%
31 TMUS TモバイルUS 2501億ドル 1.6%
32 WFC ウェルズ・ファーゴ 2382億ドル 2.2%
33 CSCO シスコ・システムズ 2357億ドル 2.7%
34 ACN アクセンチュア 2237億ドル 1.7%
35 AXP アメリカン・エキスプレス 2133億ドル 0.9%
36 TMO サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック 2084億ドル 0.3%
37 AZN アストラゼネカ 2080億ドル 2.2%
38 IBM IBM 2063億ドル 3.0%
39 MS モルガン・スタンレー 2059億ドル 2.9%
40 MCD マクドナルド 2055億ドル 2.5%
41 PEP ペプシコ 2010億ドル 3.7%
42 LIN リンデ 1999億ドル 1.3%
43 NVS ノバルティス 1999億ドル 3.7%
44 DIS ウォルト・ディズニー 1987億ドル 0.9%
45 ABT アボット・ラボラトリーズ 1981億ドル 2.1%
46 BABA アリババ・グループ・ホールディング 1980億ドル 2.4%
47 SHEL シェル 1953億ドル 4.3%
48 PM フィリップ・モリス・インターナショナル 1894億ドル 4.4%
49 GE GEエアロスペース 1871億ドル 0.7%
50 GS ゴールドマン・サックス・グループ 1820億ドル 2.1%

米国株時価総額ランキング2025年1月 51位~100位

1月 シンボル 銘柄 時価総額 配当利回り
51 HSBC HSBCホールディングス 1767億ドル 4.1%
52 QCOM クアルコム 1767億ドル 2.1%
53 INTU インテュイット 1752億ドル 0.7%
54 TXN テキサス・インストゥルメンツ 1748億ドル 2.8%
55 CAT キャタピラー 1743億ドル 1.6%
56 RY ロイヤル・バンク・オブ・カナダ 1723億ドル 3.5%
57 DHR ダナハー 1719億ドル 0.5%
58 VZ ベライゾン・コミュニケーションズ 1639億ドル 7.0%
59 BKNG ブッキング・ホールディングス 1612億ドル 0.7%
60 T AT&T 1591億ドル 5.0%
61 RTX RTX 1542億ドル 2.2%
62 SPGI S&Pグローバル 1538億ドル 0.7%
63 BLK ブラックロック 1527億ドル 2.1%
64 PFE ファイザー 1522億ドル 6.4%
65 HDB HDFC銀行 1510億ドル 1.2%
66 NEE ネクステラ・エナジー 1453億ドル 2.9%
67 AMAT アプライド・マテリアルズ 1440億ドル 0.9%
68 HON ハネウェル・インターナショナル 1431億ドル 2.1%
69 PGR プログレッシブ 1426億ドル 2.0%
70 CMCSA コムキャスト 1422億ドル 3.3%
71 AMGN アムジェン 1420億ドル 3.6%
72 MUFG 三菱UFJフィナンシャル・グループ 1406億ドル 2.4%
73 UNP ユニオン・パシフィック 1405億ドル 2.3%
74 UL ユニリーバPLC 1396億ドル 3.4%
75 LOW ロウズ・カンパニーズ 1394億ドル 1.9%
76 SYK ストライカー 1388億ドル 0.9%
77 C シティグループ 1385億ドル 3.1%
78 TJX TJXカンパニーズ 1367億ドル 1.2%
79 ETN イートン 1363億ドル 1.1%
80 SCHW チャールズ・シュワブ 1336億ドル 1.4%
81 BX ブラックストーン 1320億ドル 2.0%
82 COP コノコフィリップス 1314億ドル 3.1%
83 SONY ソニー・グループ 1250億ドル 0.6%
84 BHP BHPグループ 1245億ドル 6.0%
85 ADP オートマチック・データ・プロセシング 1189億ドル 2.1%
86 BMY ブリストル・マイヤーズ・スクイブ 1152億ドル 4.4%
87 DE ディア 1113億ドル 1.6%
88 LMT ロッキード・マーチン 1111億ドル 2.8%
89 GILD ギリアド・サイエンシズ 1110億ドル 3.5%
90 MU マイクロン・テクノロジー 1107億ドル 0.5%
91 ADI アナログ・デバイセズ 1094億ドル 1.7%
92 UPS ユナイテッド・パーセル・サービス 1081億ドル 5.1%
93 CB チャブ 1074億ドル 1.4%
94 MDT メドトロニック 1060億ドル 3.4%
95 NKE ナイキ 1054億ドル 2.2%
96 SBUX スターバックス 1049億ドル 2.6%
97 IBN ICICI銀行 1039億ドル 0.8%
98 MMC マーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズ 1037億ドル 1.5%
99 UBS UBSグループ 1033億ドル 1.1%
100 MRVL マーベル・テクノロジー 1023億ドル 0.2%

米国株は弱気相場の始まりか

米国株、NYダウは4万2000ドルを割り込んでしまいました。

これはどうやら本格的な下げ相場になってきましたかな。

4万ドルを切る程度は覚悟しておいたほうがいいでしょう。

12月の時価総額ランキングはこちら。

2つのアルファベット(グーグル)がある

当ランキングを見ているとわかることですが、時価総額4位に【GOOG】アルファベット、続いて5位に【GOOGL】アルファベットの2銘柄がランクインしています。

この2社のアルファベットというのは実は同じ会社で、あの検索サービス最大手のグーグルを運営している会社です。

他にも、YouTubeやGmail、グーグルクロームやandroid、スマホのpixelもグーグルが作っていますね。

超巨大な誰もが日常的にお世話になっているサービスを多数運営しているのが、アルファベットという会社です。

そんなアルファベットですが、ひとつの会社なのに【GOOG】と【GOOGL】という2つの銘柄として米国市場に上場しています。

これ何でなんでしょう?

【GOOG】と【GOOGL】の違いとは

【GOOG】と【GOOGL】は、時価総額は同じ、配当額も同じ、株価だけ【GOOG】のほうがほんの少し高いくらいの違いしかないように見えます。

しかし、2つの銘柄には明確な違いがあります。

議決権です。

株主は会社のオーナーであるので、毎年開かれる株主総会で今後の会社の経営方向を決める投票で1票を投じる権利があります。

これが議決権です。株主総会での投票権ですね。

この議決権が、【GOOG】にはなく、【GOOGL】にはある。

そういう違いがあるんですね。

つまり、議決権のない【GOOG】を保有している株主は株主総会で投票はできないけれど、株価の値上がりや配当などは、議決権のある【GOOGL】と同じように扱われます。

買収対策

で、なんで議決権の有無で銘柄を2つに分けているのかは、ちょっと難しい。

買収対策なんですね。

アルファベットの創業者たちが、会社の経営権を他人に渡さないためのテクニックの1つとして議決権に制限をかけた銘柄をもう1つ作って上場しているのです。

細かくは、難しくてぼくもちょっとわかりません。

ただ、1つの会社なのに銘柄が2つに分かれている理由はそれです。

投資するのはどちらでもOK

ほんなら、【GOOG】と【GOOGL】どっちに投資したら良いの? ってことですが、これはどちらでも同じです。

上にも書いたように株価の値動きや配当などは同じですし、売買もどちらも普通に自由にできます。

違いは議決権ですが、実は我々日本人投資家が日本の証券会社を通して米国株に投資する場合、米国現地のブローカーの名義で保有株は保管される仕組みになっています。

そうです、実は我々日本人米国株投資家は、名義上株主ではないのです。

ですから、そもそも【GOOG】でも【GOOGL】でも我々には議決権はありません。

アルファベットの株主名簿に我々の名前はないのですから。

ですからまあ、議決権の話については特に考えても仕方ないだけなんですね。

ただほんと上でも言いましたけど、議決権以外の実利の部分、株価や配当に関しては米国現地のブローカーを通じて完全に保証されていますからそこは心配しなくていいです。

【GOOG】と【GOOGL】にはそんな違いと事情があるんですね。

オザワークスでした。

"share"とは株式を意味する英単語でもある

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ABOUT US
オザワークス
なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。