オザワークスです。
なにやら米国株が下がっていますがぼくは全然心配していません。
逆に心配なのはいつも日本です。
どうしてこうも正しい経済政策が打てないのか。
岸田政権は黄昏の日本経済に止めを刺しに来た最凶の刺客に思えてなりません。
リフレ派⇒緊縮派
2022年4月の終わり、米国株が下がっていますがそれはまあ大した問題ではありません。そのうち戻ります。
ぼくが懸念しているのは、日本のほうです。
日本の金融政策を決めていく日銀審議委員で今年7月に任期が切れる鈴木人司、片岡剛士2名の後任人事が、高田創、田村直樹で衆議院を通過しました。これで決定です。
退任する片岡氏といえば、金融政策決定会合のたびにより金融緩和すべきと発言していたリフレ派ですが、片岡氏の後任の高田氏はバリバリの財政再建・緊縮派です。
政策決定会合は参加者の多数決で決まります。
緩和派が減って緊縮派が増えれば、緊縮的な政策が通りやすくなるのです。
日銀審議委員の人事は、議会に対して内閣が「こんな人を入れたいんですけど?」と候補を示してそれを議会が決議することで決まります。
つまり、岸田内閣が緊縮派の審議委員を増やそうとしているということです。
日銀総裁も緊縮派になりそう
もう一つ、来年3月と4月には、日銀の正副総裁3名の任期が来ます。
これも審議委員と同じく内閣が候補を示して議会がそれを決めるのですが、こちらも緊縮派に決まりそうという噂です。
有力候補は2人いて、1人は現副総裁の雨宮正佳。もう1人は前副総裁の中曽宏。どちらも日銀出身で、またバリバリの緊縮派です。
つまりどっちが次の日銀総裁になっても、現行の金融緩和は早期に終了してしまう可能性が非常に強くなっています。
とにかくお金をケチっていく岸田政権
難しい?
簡単に言いましょう。
日本全体のお金の量を決める大事な会議がありまして、そのメンツが岸田政権になってからお金の量を増やす側の人を減らして、お金の量を絞っていく側の人を増やしていくのがイカン、って話です。
わかった?
たまに難しいことも書いて文字数を稼がないと、SEOとか何やかやうるさいんですよ。
お金を絞る=不景気になる
じゃあ、お金の量を絞っていくのが何でいけないの?
それは単純に景気が悪くなるんですよ。
今、日本て景気良いですか?
何となく良くないですよね?
なのに、さらに悪くしようとしているんです。岸田のアホは。
だから、お金の量を絞る=金融緊縮はしちゃいけないんです。
失業者と自殺者が沢山増えるんです。
来年から日本、地獄か?
金融政策の面だけ見ても明らかに無能なんですが、財政政策でも岸田政権は何も手当せずに日本経済を悪くさせ続けます。
とにかくお金を出さない。
ケチケチ財務省の言いなり。ポチそのものです。
今年7月の参院選を乗り越えて岸田政権が長期化すると、来年以降の日本経済は、金融・財政両面で緊縮して止めに増税ラッシュという地獄が待っています。
米国株の未来にぼくは何の不安もありませんが、日本の未来を考えると吐き気がしてきます。
これから地獄が始まります。
皆さんも職を失ったりしないように気を付けましょう。
オザワークスでした。
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