今週の配当2月第3週 投資の基本。株価は実際の経済ではなく投資家が期待するか失望するかで動く

オザワークスです。

今日は珍しく真面目に経済と投資の話を。

まずは今週の配当から。

今週の配当

配当2/18入金分 $30.15
【MS】モルガン・スタンレー
(マネックス・特定) $13.29

【OKE】ONEOK
(マネックス・特定) $14.79

【GEHC】GEヘルスケア・テクノロジーズ
(マネックス・特定) $0.26

【AAPL】アップル
(eスマート・特定) $1.81
配当2/19入金分 $2.65
【DIA】SPDRダウ工業株平均ETF
(SBI・NISA) $1.46

【DIA】SPDRダウ工業株平均ETF
(楽天・特定) $1.19
配当2/20入金分 $25.36
【DIA】SPDRダウ工業株平均ETF
(マネックス・特定) $1.19

【KMI】キンダー・モルガン
(マネックス・特定) $12.39

【ABBV】アッヴィ
(マネックス・特定) $11.78
配当2/21入金分 $1.80
【LVS】ラスベガス・サンズ
(マネックス・特定) $1.80

配当の合計

配当金合計(米ドル)
2025年2月合計 $370.60

2024年2月合計 $366.14
2023年2月合計 $344.58
2022年2月合計 $322.47
2021年2月合計 $309.40
2020年2月合計 $286.46

2025年合計 $728.41

2024年合計 $7388.10
2023年合計 $6933.93
2022年合計 $6253.04
2021年合計 $5882.29
2020年合計 $5689.33

今まで全部合計 $55056.65

PayPay証券配当金合計(日本円)
2025年PayPay証券配当合計 ¥3141

2024年PayPay証券配当合計 ¥21416
2023年PayPay証券配当合計 ¥13065
2022年PayPay証券配当合計 ¥8571
2021年PayPay証券配当合計 ¥4377
2020年PayPay証券配当合計 ¥1086

今まで全部PayPay証券配当合計 ¥51815

今週の取引ほか

2月第3週売買記録
米ドル
(松井・FX) 売り $20.00

【T】AT&T
(マネックス・特定) 売り 60株 利益確定
中古車でガマンするぞ貯金
現在、22万円!

FX口座の現在の状態

株価は期待と失望で動く

これ基本的なことですが、株価というものは実績や実体で動くものではありません。

株価は、投資家の期待によって上がり、投資家の失望によって下がります。

あ、これは個別銘柄の話ではなく、株式市場全体での話ね。

長年投資している人でも案外知らない人もいるのでここではっきりと書いておきます。

ベテラン投資家でも結構知らない

つい先日、日本のCPI(消費者物価指数)が発表されます、みたいなニュースをテレビで見ました。

隣で同じニュースを見ていた、日本株投資歴30年のぼくの父がぽつりと「CPIがどうして株価に影響を与えるんだ?」と言いました。

ぼくは、「ふぁ!?」となりました。

30年も株式投資しておいてそんなことも知らんのか、このおじんは。

信じられん。

しかしぼくは気を取り直して、CPIで日本の物価が上がっているとなると日銀が更なる利上げに進むこと、利上げされると景気の先行きが悪くなるのでそれを見越して株価は低迷することを父に説明しました。

現在の経済と現在の株価は関係ない

長年投資している人でもこんなもんです。

CPI発表で物価高が示されると、ああこの先も日銀の利上げは進んでいくんだな、と投資家は失望してすぐに株を売り始めます。

実際に追加利上げが実行されて実際に景気が悪くなってから株を売るのではなく、利上げしそうでガッカリしたからもう株を売るのです。

株式市場は実績や実態ではなく、投資家の期待や失望で動くとはこういうことです。

よく、投資をしたことのない人が「不景気なのに株ばっかり上がって不思議」などと言いますが、株式市場の本質をまったく理解できていない発言であることがわかります。

現在の実体経済がどんだけ不景気であろうが、これから景気が上がるような政策等が発表されるなどで投資家の期待が回復すれば、株価はその瞬間から上がります。

実体と期待にはズレがあるのです。

期待は失望に変わりつつある

米国株でもこれはまったく同じ。

2023年11月から2024年いっぱい米国株はよく上がりました。

この理由は、2022年3月から続いていた米国の利上げが終了するという期待と、続けて今度は利下げしてくれるんじゃないかという期待によるものです。

それプラス、トランプ新大統領の経済政策に期待する面もありますね。

この投資家の勝手な期待に現実はある程度応えてくれました。

しかし、2025年に入ると米国の物価は高止まりし、今後の利下げはあまり期待できない、という失望まではいきませんが疑念のムードが広がっています。

株価のほうもどうも横ばいですね。

これがはっきり失望に変わると株価は瞬く間に崩れることでしょう。

経済よりも株価が先に動く

実際の経済の良し悪しではなく、期待と失望で株価は動きます。

経済が動くよりも先に株価が動くんです。

なので、投資家たちはCPIなどの物価指数に注目し、中央銀行総裁の発言等に耳をかたむけ、大統領の突飛な行動に神経を研ぎ澄ますのです。

すべては、その先期待できそうかそうでないかを嗅ぎ分けるためなのです。

今日は何だか真面目なことを言っちゃった。

オザワークスでした。

"share"とは株式を意味する英単語でもある

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ABOUT US
オザワークス
なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。